ヴィランズというよりファッションアイコン
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月24日 13時26分
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総合評価:
5.0
まずエマストーンがとびきり美しい。子供の頃からファッションデザイナーを夢見ていたクルエラが、目の前で母の死を目撃し、生きていくために泥棒になるも、チャンスを掴んでファッションデザイナーとしての実力を認められていく様子は、何処と無くプラダを着た悪魔を彷彿とさせます。しかし実はクルエラよりも更に悪魔な女がいたわけで、彼女への復讐は実に計画的で見ていて爽快でした。何より彼女よりもクルエラのファッションが優れていることを事あるごとに見せつけていくのですが、そのデザインや登場の仕方が斬新で、次はどんな格好で登場するのかワクワクしました。101ではダルメシアンを殺して毛皮をはぎたがるクルエラなのでこの映画でも犬が粗雑に扱われないかひやひやしていたのですが、若干投げ飛ばされたりネズミの格好をさせられたり?はあるもののそれ以外は特に動物虐待と思われる残酷なシーンはなかったです。むしろクルエラの愛犬がなんとも可愛いので、犬好きの方でも見られますよ。