スーサイド・ショップ
どんよりとした雰囲気が漂い、人々が生きる意欲を持てずにいる大都市。その片隅で、首つりロープ、腹切りセット、毒リンゴといった、自殺するのに便利なアイテムを販売する自殺用品専門店を開いているトゥヴァシュ一家。そんな商売をしているせいか、父ミシマ、母ルクレス、長女マリリン、長男ヴァンサンと、家族の誰もが一度たりともほほ笑んだことがなかった。人生を楽しもうとしない彼らだったが、無邪気な赤ちゃんが生まれたことで家庭内の雰囲気が少しずつ変わり始め……。
このレビューにはネタバレが含まれています
2012年フランスで公開されるや否や、賛否両論で話題を集めた異色のアニメ映画です。物語は、人間の希望や経済が低迷しているフランスのある街で一際明るいお店「スーサイド・ショップ」があった。どんよりとした雰囲気が漂うご時世で、自殺者が後を立たない背景から、この店は自殺するための道具を売っていたのです。その店を切り盛りする店主ミシマと妊娠中の妻ルクレスは、自殺願望の客に次々とおすすめの自殺用品を売っています。やってくる客は、どのように死ねるかしか考えていません。自殺ビジネスを軌道に乗せたネガティブな夫婦には、マイナー思考の長女マリリンと暗い長男ビンセントがいます。そんな日常で、次男アランが生まれます。生まれつき明るく、成長するに連れて楽天的なアランが、笑顔のない家族を変えようとするアランが見所です。仲の良い家族ですが、マリリンにボーイフレンドができたり、罪悪感を感じている母ルクセル、密かに自殺願望がある父ミシマ、家族を想うアランがミシマに追い詰められるシーンがハラハラとしました。暗い社会から明るい社会に変えることの尊さを実感するアニメです。
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