プリティ・ウーマン
凄腕の企業乗っ取り屋エドワードは、モースが経営する会社を買収するためロサンゼルスへ。ビバリーヒルズのホテルに泊まり、夜のハリウッドをドライブすると、そこで若い売春婦ビビアンと出くわす。彼女を気に入ったエドワードは1週間もの間、彼女を雇って自分のそばにいさせる。やがて2人の間には本物の愛情が芽生え始めるが、片やビジネスマンで片や売春婦。暮らす世界の違いからビビアンは彼と別れる決心を固める。
勝ち組の実業家と最底辺のコールガールとの偶然の出会いから幕を開けていく、まさに王道のラブストーリーと言えるでしょう。 次々と会社を買収して築き上げた莫大な資産と地位、高級感あふれるスーツを身にまとって髪の毛はフサフサとしたロマンスグレー。主人公エドワード・ルイス役を演じているリチャード・ギアが、熟年男性の魅力をこれでもかと発揮していました。イギリス製の真っ赤なスポーツカーを華麗に乗り回しているのかと思いきや、マニュアル車に慣れていないところにも親しみが持てます。道に迷ってハリウッドの路地裏に迷い込んだ挙げ句に、見知らぬコールガールに助けを求めてしまうコミカルな一面も見せてくれますよ。 社会的な成功を掴むことだけが人生のすべてだったエドワード、「体は売っても心は綺麗」が決めセリフのビビアン。まるっきり正反対な道のりを歩んできたふたりの、限られた時間の中での交流が切ないです。本作品への出演がきっかけとなって無名の女優だったジュリア・ロバーツが、一躍ハリウッドのセレブリティに仲間入りしたのも運命的ですね。
主演女優であるジュリアロバーツ。彼女の美貌については賛否両論あり、彼女は美人じゃないという独自の意見をいう男性も存在しています。なぜなら、彼女の大きな口がちょっとマイナスの印象を与えているようです。でも彼女は大きな口がチャームポイントです。本来はコンプレックスとなりそうなところですが、逆にそこをうまくアピールしているという女性です。ボディも目元も全てバランスが取れて美しい。 評判の悪さそれは日本人男性からみた印象。日本人女性から見ると、大きめの口を開いて笑うジュリアロバーツは魅力的な女性といえるのです。そんなジュリアロバーツ演じる娼婦は、決して下品さを感じさせるものではありません。娼婦が別の世界に住む男性とロマンスを交わす。。そして相手方の男性もやっぱり品があり、素敵なんですねえ。下品な設定に思えて、ただ生きている世界が異なる2人のロマンスとして魅せる、可愛いと視聴者に思わせる。そこがジュリアロバーツの魅力でしょう。確かに、ショッピングシーンに、入浴シーンと、そこはかとなく娼婦の浮かれ具合、やすっぽさが出ているものの、決して悪女でもなく、素直にシンデレラを体験しているシーンがキラキラしており素敵なのです。爽やかで豪快な彼女なら、素敵でいいか思える映画です。主人公の職業は目を逸らしたい娼婦ですから、女性はちょっとなあと、鑑賞を控えるかもしれませんが、そこをジュリアロバーツの持つ品格で持って好印象にさせているところはあるのでは?ぜひ一度ご覧ください。エロテイックではなく、ロマンがある2人、女性なら一度は抱いたことのある願望。。映像もまたちょうどいい豪華さ、嫉妬ではなく、憧れとして魅了させる女優です。思ったよりも爽やかな映画になっています。
このレビューにはネタバレが含まれています
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。