猿の惑星
地球を飛び立った宇宙船は1年余りの宇宙航行の末、とある惑星に不時着した。乗組員のテイラーたちは沈没してしまった宇宙船をあとにし、その陸地を彷徨い歩くと猿人たちが人間狩りをしている驚愕の光景を目にする。この星では高等動物の猿が、口の聞けない下等動物の人間を支配していたのだ。テイラーたちも捕まり、奴隷のように理不尽な扱いを受ける。しかし、テイラーはチンパンジーのジーラ博士とコーネリアス博士の理解と協力を得て、同じ人間の女性ノヴァと共に逃亡、新天地を探し求めていく。
このレビューにはネタバレが含まれています
1968年という随分昔の作品だが、当時これを映画館で観た人のほとんどが衝撃を受けたという問題作。 簡単にストーリーを説明すると途方もなく長い宇宙の旅をしていた乗務員たちがどこかよくわからない惑星に不時着した。だがそこは猿が権力を支配し、人間を奴隷のように扱う信じられない星だった。乗務員のテイラー(チャールトン・ヘストン)は一人の女性を連れ立って状況を打開しようと行動に出る。 何とも面白そうなストーリーです。内容の面白さもありますが、人としての尊厳とは何か?今まで人類が動物にしてきたこととかをついつい振り返って何とも考えさせられる作品です。ここではあえて衝撃のラストシーンはネタバラシしませんが、私はこれを見た時の衝撃を何年経っても忘れることができませんでした。 ラストシーンの前に猿の割と高い身分の女性猿がテイラーに言うセリフで 「どうしても行くというのか?もしそうならあなたはきっと後悔することになる」みたいなことを言うシーンが最後になって意味を持ってきます。その意味が分かった時に「あいつらは全員知っていたのか!」と泣きたくなる主人公と同じ感情を味わう羽目に陥ります。もしあの場所にいるのが自分だったらと考えると膝から崩れ落ちるかもしれません。 このシリーズは後にたくさん作られたことを考えてみても、いかにこのオリジナル作品が凄かったのかが理解できます。
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