「シャマラン監督のどんでん返し」ヴィジットぱぴこさんの映画レビュー

ヴィジット The Visit

シャマラン監督のどんでん返し

このレビューにはネタバレが含まれています

ぱぴこ

2021年7月20日 20時21分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

シャマラン監督作品は「ヴィレッジ」視聴以来、2作目です。
「ヴィレッジ」とは違い、モキュメンタリー形式。
若い頃に家を飛び出した母親が、自身の娘と息子を親（祖父母）に会わせる、という展開。
これを姉弟が撮影するといく形式になっています。
全体的に漂う不穏さがいいです。
「ヴィレッジ」でも感じたことですが「なにかがおかしい」という雰囲気が醸し出されていて飽きません。
そしてやっぱりどんでん返し。
ああ、そっちに話いっちゃうんだという驚きがいいですね。
先程から挙げている「ヴィレッジ」も、伏線を張りつつぽーんと話をあらぬ方向へ投げられています。
シャマラン監督はどんでん返しが得意な監督さんだそうですね。
本作では弟を演じた子役さんがうまいと感じました。
彼はラップが得意という設定。
作品内でも見事にラップを演じています。
大人が使うような単語を用いて歌いますが、最後にもう一度でてきます。
そこでは少年らしい変化が産まれているのもよかったです。
エンドロールも丁寧で好感触の作品でした。