名曲がいっぱい
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年10月7日 16時43分
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総合評価:
4.0
エルトン・ジョンの半生を描いた映画ということで『ボヘミアンラプソディ』の二番煎じかと思いきや、全然違ってゴリゴリのミュージカル映画でした。
ど派手なステージ衣裳のまま依存症のリハビリ・セッションに登場したエルトンが自分のことを話していくにつれて、彼の鎧である衣裳からTシャツやスウェットへの着替えが進んでいくのが彼の心理状態もあらわしているようで印象的。
曲は知っていても、彼のキャリアは全く知らなかったので、アルコールやドラッグでかなり深刻な状態から立ち直って、ナイトの称号まで得ていることに驚きました。
立ち直った彼が「アイム・スティル・スタンディング」を唄いながら、リハビリ施設を出て行ってエンディング~クレジットとなりますが、ずっと彼の曲がかかっているので、最後まで聴いて余韻に浸ってほしいと思います。