ポップスター、エルトン・ジョンの伝記映画です。見どころは何と言ってもエルトンの名曲がたくさん聴けるところ。
主演のタロン・エガートンが吹き替え、加工なしでエルトンの楽曲を歌い踊ります。
このタロンの歌声がエルトンそっくりで本当に上手い!!!
親から愛されず、ゲイであることに苦しみ、成功して大金を得てからは他人を信じることが出来なくなり薬物に手を出して・・・というエルトンの半生が楽曲とともに描かれます。
作詞担当のバーニー・トンピンを演じたジェイミー・ベルも素晴らしい演技です。
実際にバーニーとエルトンの友情が続いているというエピソードも今まで知らなかったので心打たれました。
母親(毒親?)役のブライス・ダラス・ハワードも流石の貫禄でした。
現在のエルトンはパートナーと養子を迎え幸せに暮らしているとのことで、良かったな・・と思えます。
エルトンのライブにタロンがゲスト出演したり、友情が育まれているのも微笑ましいエピソードですね。
一度と言わず、何度でも観たくなる極上のエンタメ作品です。