映画館でなんとなく見た際には、全く理解ができず、後日解説記事を読んでなんとなくわかり、更に映画館へ行きやっと7割理解できました。
それと同時にただ難しいだけのアクションだと思っていた本作のスルメ具合に脱帽しました!
このシーンはこういうことね、あのシーンと繋がっているのね…という気づきがあるたびに、面白さが倍増します。
まず初見では主人公の視点で見ることになるわけですが、全てに気づくとニールの視点で物語を見ることができ、さらにはあの人やこの人の視点では…と言った具合に、多角的に時間軸を捉えることができます。
またSFといえどアクションシーンのこだわりはすごい!
逆行している謎の男と主人公の戦闘シーンや、カーチェイスのシーンは純粋にどうやって撮影したのか気になります。
特にラストのふたつの時間軸が絡み合う演出は、何も分からない状態でみても迫力とヒヤヒヤ満載で、劇場の空気が一気に変わりました。
このようなSFに慣れていない人にとってはつまらないのかもしれませんが、1度と言わずとりあえず2回見て欲しい映画の一つです。