チャンベイの人間VR映画。
最高でした。
クリスチャンベイル史上最高の演技だと思いました。
人を物語の中にグッと引き込む演技が出来るのって、
観てる素人からしたらただただスゴいなと思います。
そして音楽もよし、効果音も良しで素晴らしいです。
内容は池井戸潤原作かってくらい熱いドラマです。
あとは夕日のシーンが差し込まれてたら、
完璧に池井戸潤原作の日曜劇場上位互換でした。
レースの熱さはもちろん人間関係の熱さも良いんです。
役職連中と現場チームのコントラスト、
思わず大声を挙げたくなるレースシーン、
その全てに見ている側は飲み込まれていきます。
ル・マンでは最近でいうと中嶋一貴さんが、
トヨタで18~19年と優勝しているので、
他の2大レースよりも知名度は高いと思いますが、
24時間レースでフォードがフェラーリに勝てたのは、
スピードはもちろんですが耐久性に優れていたから。
そこの部分をもう少し描いてくれていたら、
もっともっと入り込んでもっと泣けたなと思います。
これチャンベイのチャンベイによる、
チャンベイのための映画でしたね。
初期編集の3時間30分版を見たい限りです。