美女と野獣
進歩的な考え方が原因で、閉鎖的な村人たちとなじめないことに悩む美女ベル(エマ・ワトソン)。ある日、彼女は野獣(ダン・スティーヴンス)と遭遇する。彼は魔女の呪いによって変身させられた王子で、魔女が置いていったバラの花びらが散ってしまう前に誰かを愛し、愛されなければ元の姿に戻ることができない身であった。その恐ろしい外見にたじろぎながらも、野獣に心惹(ひ)かれていくベル。一方の野獣は……。
このレビューにはネタバレが含まれています
大人になったエマ・ワトソンのベルがとても美しい!そして彼女の歌もとっても魅力的です。アニメーション映画でも、冒頭の街のシーンがとても好きなのですが、実写でも実に忠実に再現されていました。 魔法にかけられた野獣の城の面々は、やはり違和感はありますが、最新技術を使用することこんなことまでできるんだ!というところに驚きでした。 作中には、アラン・メンケンがこの作品のために新たに作った、ベルを想って野獣が歌う歌がありますが、この曲が何とも心にしみわたるいい曲で。吹き替えをされている山崎育三郎さんの甘くて深い声がこの曲にとてもマッチしています。山崎さんのこの曲を聴くために見てください!といっても過言ではないくらいです。 個人的にこの作品で一番ハマッたのはガストンです。アニメーションの中でもキザで嫌な奴でしたが、実写での再現度がとても高く、男らしくて、歌も素晴らしいガストンのシーンは目が離せませんでした。 ラストは分かっているのに、やっぱり涙してしまいます。
主演女優であるエマ・ワトソンの美貌は若くてとても美しいものでした。でも、映画「美女と野獣」の美女役としては、何かが違うようにも感じるのです。 そんな彼女の配役でした。 それはまだ若くて表情や演技がかたいような、野獣を包み込むような母性が感じられないのです。 野獣のビジュアルはそれはそれは醜く、そして言動も野蛮です。 その上世間も冷たい。そんな世界で美女だけが輝いて見えるはずなのに、エマ・ワトソンでは何かが足りない。 ストーリーは裏切りません。お屋敷にお屋敷内部の調度品たちもファンタジックです。ただ唯一美女だけが、ファンタジックではない。 夢を見させてくれるような雰囲気にかけているのです。そんな風に感じる演出でした。 それは世間のせいでもあるかもしれない、そんな風な映画です。 とにかく野獣の過去、素性は醜く、世間も醜く心に冷たいものが刺さってきました。ラストはご存知の通り暖かいのでよかったのですが、 シビアな美女と野獣、いえ激しい美女と野獣というところでしょうか。リアルな美女と野獣ですから、エマ・ワトソンをご覧になるなら是非おすすめできます。 その他これという注目すべきキャストは少なめです。
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