銀魂2 掟は破るためにこそある
天人(あまんと)が台頭する江戸。家賃を払うお金もない万事屋3人衆は、生活のためにアルバイトを始めるが、どのバイト先でもなぜか天下の将軍様と遭遇する。同じころ、江戸の治安を守る特殊警察・真選組で内紛が起こり、創設以来最大の危機は、将軍をも巻き込む陰謀へと発展する。
このレビューにはネタバレが含まれています
銀魂の原作マンガはきれいめなキャラクターデザインと、そこから想像もつかないようなくだらないギャグの落差が面白いのですが、この映画はその落差がしっかり再現されていました。 小栗旬も菅田将暉も、「銀魂」が好きで演じているんじゃないかと思わせるくらいノリノリ。ギャグシーンではいつもの彼らとは想像もつかないような表情をみせてくれます。そのほかの脇役の面々も、有名な俳優さんがずらり。この人にこんなことをさせて大丈夫なの?といいたいくらい、思う存分ギャグシーンがさく裂します。 その一方で、バトルのシーンは本当に迫力があり、小栗旬の殺陣もすばらしかったのですが、特に神楽ちゃんを演じた橋本環奈が想像以上に「最強の女の子」を演じられていたと思います。 また、唯一と言っていいほどギャグっぽさがないキャラクター伊藤鴨太郎を演じた三浦春馬の姿も、すばらしかったです。悪役としてのすがすがしいまでの憎たらしさもあり、その陰に秘められた哀愁もあり。複雑な人格の人物をリアルに演じきって、物語に深い感慨を加えてくれています。
元々漫画を読んでいて、あの面白さが実写映画で再現できるのだろうか…と半信半疑で見たが、見事に再現されていました! 数多くの作品にも出演されている主要キャラクターの演技よりも、脇を固める俳優さんの演技がすばらしかったです。特に将軍役として出演された勝地さんはかなり体を張っていて、漫画そのものでした。あそこまで体を張れる俳優さんはなかなかいないのではないでしょうか…すごく好印象でした。また、土方役で出演された柳楽さんもイケメンクールキャラと、変貌してしまうキャラクターを上手く演じ分けられていて、すばらしかったです。 作品中いくつかのストーリーが展開されますが、主軸となってくるのは三浦春馬さんが演じられた伊東鴨太郎と新撰組の話です。映画の中の伊東と実際の三浦さんが重なって、伊東が発する一つ一つの言葉と物語の展開にかなり胸が締め付けられます。三浦さんにも新撰組のような仲間がいたら…と思ってしまったり。 最後に主題歌となっているバックナンバーの「大不正解」も作品の世界観を上手く表現していて、曲調もかっこいいので、ぜひ最後のエンドロールまでしっかりみてほしいです。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。