フォードvsフェラーリ
カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく。
この作品のメインの舞台になるのは、ルマン24時間耐久レース、この華やかでありながら危険で過酷な戦いの中で、イタリアのn王者フェラーリに対して公然と戦いを挑んだ、アメリカのフォードの実話に基づいて作られた映画です。 この作品の凄いところは、やはりルマン24時間耐久レースを、徹底的に再現した、手に汗握るリアルなレースシーンで、演出も素晴らしく一秒たりとも目が離せません。 そこに、あのクリスチャン・ベールとマット・デイモンが、とことん気合の入った熱い演技をしているので、ほんとうに、最初に期待していた以上の満足感を得られました。 またシナリオもしっかりしていて、レースの対する、それぞれの思いの違いや、ぶつかり合いなども、ちゃんと描かれているので、実話とはいえ、単なるご都合主義的なサクセスストーリーに終わっていません。ですので、車好きな方はもちろんのことですが、車に興味がない方でも、十分に楽しめると思いますのでお勧めの映画です。
チャンベイの人間VR映画。 最高でした。 クリスチャンベイル史上最高の演技だと思いました。 人を物語の中にグッと引き込む演技が出来るのって、 観てる素人からしたらただただスゴいなと思います。 そして音楽もよし、効果音も良しで素晴らしいです。 内容は池井戸潤原作かってくらい熱いドラマです。 あとは夕日のシーンが差し込まれてたら、 完璧に池井戸潤原作の日曜劇場上位互換でした。 レースの熱さはもちろん人間関係の熱さも良いんです。 役職連中と現場チームのコントラスト、 思わず大声を挙げたくなるレースシーン、 その全てに見ている側は飲み込まれていきます。 ル・マンでは最近でいうと中嶋一貴さんが、 トヨタで18~19年と優勝しているので、 他の2大レースよりも知名度は高いと思いますが、 24時間レースでフォードがフェラーリに勝てたのは、 スピードはもちろんですが耐久性に優れていたから。 そこの部分をもう少し描いてくれていたら、 もっともっと入り込んでもっと泣けたなと思います。 これチャンベイのチャンベイによる、 チャンベイのための映画でしたね。 初期編集の3時間30分版を見たい限りです。
この作品は、ルマン24時間耐久レースの絶対王者であったフェラーリに対して、アメリカのフォードがGT40 で挑戦し勝利を得るという実話に基づいた映画です。 アメリカのノンフィクション映画というと若干、盛っている感のある映画が多く、この映画も多少はあるとは思いますが、レースシーンに関しては、完璧といっていいほど見事に再現しており、演出も素晴らしく、そしてクリスチャン・ベールとマット・デイモンの熱のこもった演技によって、観る前に予想していた以上の満足感を得ることができました。 特にスポーツカー好きの方には、レースシーンだけでも、一見の価値ありといった感じです。 モータースポーツに対する様々な思いを持った男達が絡み合うシナリオはとても重厚に書かれていて、アメリカのフォードと世界的に有名なイタリアの高級スポーツカーのメーカーであるフェラーリの経営理念の違いや、孤独のレース狂とも思える男を支える家族や同僚の理解など、一言では語ることのできない数多くのストーリーが、怒涛の如く観ている者の心に迫ってくるラストは圧巻の一言でした。車にあまり興味がない方でも、レースに全てを賭ける男達の熱い人間ドラマが観れるので十分楽しめると思います。 この作品は、モータースポーツの歴史を紡いだ男達を見事に描いたクルマ関連の映画の中でも突出した感のある傑作です。
昨年の今頃、映画館で観て興奮したのが、昨日のよう。 レースの臨場感は、映画館で観た方が楽しいだろう、という”なんとなく”な理由で観に行ったら、K.O.だった。 あの音楽がフッと頭をよぎると、色んなシーンが思い出されて、何回もレンタルして観た。 伝説のドライバー、シェルビーと、動物的な感覚を持つケン。 この2人の関係が堪らなく、いい。 シェルビーを変える、ケン。ケンを支えるシェルビー。 フォードの社長とその右腕たち、フェラーリの社長と秘書と右腕、こちらの方は正直どうでも良かった。 面白いけど、出てくる度に、「頼む、引っ込んでくれ」と思う程、シェルビーとケンが観たかった。 何度も身体や容姿を変えてきたクリスチャン・ベール。 マシニストに始まり、この作品のケンも。 増量や減量する役作りは、余り賛成出来ない。役者人生の前に、1人の人間。健康が気になる。もっと観たい俳優さんだから。 そんな彼の役作りで、1番好きな作品になった。 ケンと息子ピーター、ケンを支えるカッコいい妻モリー。ケンの家族、愛情がだだ漏れ。 彼の車に対する愛情も、家族同様にだだ漏れ。 最初のシーンから、それが分かる。 書いていたら、また観たくなってきた。
1966年のル・マン24時間レースを巡る実話を映画化した伝記ドラマ。 とにかく、レースシーン。 レースシーンが激アツです。見るなら劇場がおすすめ。 なぜなら、このレースシーン、CGなし!! 今の車の上に、60年代の車のボディーを乗せて撮影したそうです。 CGが使われているのは背景だけ。本当のレース場で撮影し、背景だけフランスにしているそうです。 レトロな車がバンバンひっくり返る。それも実際に撮影しているそうで。 エンジン音にも拘りが。 当時の記録フィルムや、まだ残存している当時のエンジンを動かして使っているそうです。 レースシーンが圧巻ですが、友情を描いた物語にも見どころが満載。 カーレース大好き人間は言わずもがな大満足でき、そうでもない人も物語を純粋に楽しむ事ができる映画だと思います。
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