何回も観たくなる熱い映画。
2021年1月9日 09時43分
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総合評価:
5.0
昨年の今頃、映画館で観て興奮したのが、昨日のよう。
レースの臨場感は、映画館で観た方が楽しいだろう、という”なんとなく”な理由で観に行ったら、K.O.だった。
あの音楽がフッと頭をよぎると、色んなシーンが思い出されて、何回もレンタルして観た。
伝説のドライバー、シェルビーと、動物的な感覚を持つケン。
この2人の関係が堪らなく、いい。
シェルビーを変える、ケン。ケンを支えるシェルビー。
フォードの社長とその右腕たち、フェラーリの社長と秘書と右腕、こちらの方は正直どうでも良かった。
面白いけど、出てくる度に、「頼む、引っ込んでくれ」と思う程、シェルビーとケンが観たかった。
何度も身体や容姿を変えてきたクリスチャン・ベール。
マシニストに始まり、この作品のケンも。
増量や減量する役作りは、余り賛成出来ない。役者人生の前に、1人の人間。健康が気になる。もっと観たい俳優さんだから。
そんな彼の役作りで、1番好きな作品になった。
ケンと息子ピーター、ケンを支えるカッコいい妻モリー。ケンの家族、愛情がだだ漏れ。
彼の車に対する愛情も、家族同様にだだ漏れ。
最初のシーンから、それが分かる。
書いていたら、また観たくなってきた。