イン・ザ・ハイツ
In the Heights
ニューヨークの片隅にある街、ワシントン・ハイツ。祖国を離れてそこに暮らす人々は、ストリートに繰り出しては歌とダンスに興じていた。うだるような暑さだった真夏のある夜、大停電が発生。進学、仕事、恋で悩みを抱えながらも夢に向かってまい進していた若者4人の運命が、停電をきっかけに思わぬ方向へと動き出す。
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イン・ザ・ハイツの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
ケビンが電話をかけているときに流れる保留音楽は、リン・マニュエル・ミランダによるもうひとつのミュージカル「ハミルトン」に登場するキング・ジョージのメロディをアレンジしたものです。
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豆知識・トリビア
『96,000』という曲では、登場人物たちが、もし宝くじが当たったらそのお金で何をするかを妄想(自慢)しています。ブロードウェイのオリジナル作品では、ベニーが「ビジネスマンになって二-ナの父さんより金持ちになる/トランプとゴルフに行ったら彼がキャディー役だ」と歌っています。ミュージカルが初めて書かれ(2000年代前半)、ブロードウェイで制作されたとき(2008年)のドナルド・トランプは、まだ派手な不動産ビジネスマンやリアリティ番組のパーソナリティとしてしか知られていませんでしたが、映画が公開された2021年には、アメリカ大統領を1期務めていました。そのため、映画では歌詞が「タイガーウッズとゴルフに行ったら彼がキャディー役だ」に変更されています。リン=マニュエル・ミランダは、2021年のVariety誌のレベッカ・ルービンとのインタビューで、「私がこの作品を書いたとき、(トランプは)モノポリーマンのアバターでした。彼はただの有名なお金持ちだったのです。そして時が経ち、彼がアメリカの民主主義の汚点となったとき、歌詞を変えるのです。時がその歌詞を馬鹿げたものにしたので、変えたのです。」と語っています。
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豆知識・トリビア
本作の撮影は、スティーブン・スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」のリメイク版の撮影と重なっており、2つの作品は数本の通りを隔てて撮影されることが多くありました。ジョン・M・チュウ監督は、スピルバーグ監督の映画のケータリング・トラックが2人の撮影現場に入ってきたこともあるほど、両者のセットは接近していたと話しています。また、2009年に再演された「ウエスト・サイド・ストーリー」でスペイン語の翻訳を担当したリン=マニュエル・ミランダが2人のセットに忍び込み、「マリア」の撮影を垣間見たこともありました。
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イン・ザ・ハイツの映画情報
公開日: 2021年7月30日 / 上映時間: 143分 / 製作年: 2021年
配給・制作会社: ワーナー・ブラザース映画 / 映倫区分: G (日本)