ミザリー
Misery
恋愛小説「ミザリー」シリーズのベストセラー作家ポールは純文学に転向しようと、シリーズの主人公の女性ミザリーの死をもってシリーズを完結させる。山中のロッジで私小説第1作を書き上げた彼は吹雪の中、家路を目指すが、車は事故に遭い、彼も重傷を負う。そんなポールは近くに住む元看護師アニーに救われるが、彼女は「ミザリー」の熱狂的ファン。彼を手厚く看護してやるが、出版された「ミザリー」最終刊を読むと豹変する。
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ミザリーの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
20年間、「ミザリー」を執筆した動機について語ろうとしなかったスティーブン・キングがついに姿を現し、この作品はまさに薬物乱用との闘いを描いたものだと明言しました。キャシー・ベイツが演じたキャラクターは、彼の薬物への依存と、薬物が彼の体にもたらしたものであり、彼を孤独にし、全てから切り離されたと感じさせ、逃げ出そうとする試みを阻害するものでした。当時はまだ準備ができていなかったし、物語に支障をきたすことを恐れたので、公表しなかったと、彼は声明で述べています。
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豆知識・トリビア
ジェームズ・カーンは二日酔いで撮影現場に現れ、その日に撮影したシーンがすべて使用不能になったことがあるそうです。ロブ・ライナーはカーンに、「ラボで問題が起きた 」から、もう一度シーンをやり直せと言いましたが、ラボとは関係ないことを知ったカーンは、スタジオが失った金を補填すると申し出ました。
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豆知識・トリビア
スティーブン・キングは、この映画でのキャシー・ベイツの演技にかなり感銘を受け、後に彼女のために2つの役を書き下ろしたほどでした。彼の小説「ドロレス・クレイボーン」のタイトルロールはベイツを想定して書かれたもので、ベイツは後に映画化された『黙秘』(1995年)に主演しています。また、キングはTVミニシリーズ『ザ・スタンド』(1994年)の脚本も手掛けています。原作ではレイ・フラワーズという(男性の)キャラクターが登場しますが、ベイツがミニシリーズに参加したがっていると聞いたキングは、ベイツがその役を演じられるように、女性(レイ・フラワーズ)として書き直しました(クレジットされていません)。
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ミザリーの映画情報
公開日: 1991年2月16日 / 上映時間: 108分 / 製作年: 1990年
配給・制作会社: 日本ヘラルド映画