雨に唄えば
Singin' in the Rain
多数の映画で共演を続けてきたドンとリーナは、世間から結婚まで噂される人気のスターカップル。しかし実はリーナのわがままな態度にドンは辟易気味。やがて撮影中の新作がサイレントからトーキーへと製作方針を変え、ドンは声質がよくないリーナに代わって、知り合ったばかりであるコーラスガール、キャシーに歌の吹き替えを頼む。出来あがった映画は大好評だが、意地悪なリーナはその手柄を独り占めしようとする。
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100/100
RottenTomato
4.1/5.0
Filmarks
8.3/10.0
IMDb
99/100
Metacritic
映画ポップコーンの評価
評論家点数:
- /5.0
一般点数:
4.7/5.0
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雨に唄えばの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
楽曲「奴らを笑わせろ(Make 'em Laugh)」のために、ジーン・ケリーはドナルド・オコナーに、彼が若いダンサーだった頃にやっていた、壁を駆け上がって宙返りをする技を復活させるように頼んだ。この曲は、当時タバコを1日4箱吸っていたオコナーにとって肉体的な負担が大きく、撮影後1週間も病院のベッドにいることになった。彼は極度の疲労と擦り傷の痛みに苦しんだ。しかし残念なことに、事故によって撮影された映像がすべて台無しになってしまったため、オコナーは短い休養期間の後、この難しい曲をもう一度やり直すことに同意した。
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豆知識・トリビア
ジーン・ケリーは、リハーサルが始まるまでこのレベルで踊ったことがなかった19歳のデビー・レイノルズに対して、厳しい監督であった。「彼はリハーサルに来て、私のやることをすべて批判し、励ましの言葉はひとつもかけてくれなかったわ」とレイノルズは振り返った。隣のダンススタジオにいたフレッド・アステアは、ピアノの下で泣いている彼女を見つけ、この大変な努力は報われるからと元気づけた。ケリーとレイノルズの関係は、映画にあるキスシーンで、 ケリーが同意なしにレイノルズの口に無理やり舌を入れたことで、さらに悪化した。「私は無邪気な子供だった…暴行を受けたような気持ちだった。」とレイノルズは回顧録に書いている。「39歳の男が私にこんなことをするなんて、唖然としたわ。」
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豆知識・トリビア
キャシー・セルデン役に抜擢された当時まだ19歳だったデビー・レイノルズは、両親と暮らしながら撮影現場に通っていた。彼女は朝4時に起きて、スタジオまで3台のバスに乗り継いで行かなければならなかった。長時間の通勤を避けるため、彼女はよく撮影現場で寝泊まりしていた。しかし、寝ているところを見つけて激怒したジーン・ケリーは彼女を揺すり起こし、ダンスナンバーの練習をするよう促した。レイノルズはケリーから身を隠すため、撮影現場のピアノの下で寝るようになった。
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雨に唄えばの映画情報
公開日: 1953年4月1日 / 上映時間: 102分 / 製作年: 1952年
映倫区分: G (日本)