インシディアス
ジョシュ(パトリック・ウィルソン)と妻のルネ(ローズ・バーン)は、3人の子どもと一緒に新しい家に移り住む。彼らは、多少老朽化してはいるものの、広い家で子育てと仕事に専念するはずだった。だが、引っ越し直後から屋根裏で奇妙な物音が聞こえたり、勝手に物が移動したりする現象が起こり始め、一家は不安に陥る。
このレビューにはネタバレが含まれています
家族で一軒家を買い、引っ越したとたん子供の様子がおかしい。そこから母親がピアノを弾くと赤ちゃんを見守るスピーカーが鳴り出し、赤ちゃんが泣き出すなど徐々にゾクゾク感が増してきます。家が取り憑かれていると思った一家はまた引っ越しますが、それも無駄。怪奇現象は後をたたず、ついに霊媒師を呼ぶことに。悪霊のせいで幽体離脱してしまった息子を取り戻すため、生まれつき霊感があると伝えられた夫が霊の世界に入り込みました。暗い道をひたすら歩き、息子を探す夫。突然鋭い音響とともに霊が動き出すシーンが織り込まれ、ゾクゾクと恐怖心をそそります。日本とは違う、心霊現象に潜む悪魔の姿が描かれ、米国ホラーの真髄に迫る名作だと感じました。一方、霊媒師とともに一家に訪れたゴーストハンターの二人が、なんともコミカルで笑いをそそりました。単純に怖いだけでなく、笑える場面もあり、緩急のついた演出が印象的です。この作品がきっかけとなり、米国ホラーにハマりました。米国ホラーとしてはスタンダードに高く評価されると感じています。
とある一家が引っ越ししたことをきっかけにポルターガイスト現象など怪奇現象に悩まされます。ある時小学生の長男が梯子から落ちてしまい昏睡状態に陥ります。それをきっかけに引っ越ししますが、ますます怪奇現象は収まらず、霊媒師や牧師を頼ることになります。 おとぎ話のように設定がしっかりしており、なぜ長男が昏睡状態になってしまい意識を取り戻さないのか、怪奇現象が続くのかを霊媒師がきちんと説明してくれるので分かりやすいです。よくあるホラー映画では悪魔の存在を明確に描かず、黒いモヤであったり、髪の毛で顔を隠したりするものですが、悪魔の存在もはっきりと見えます。子供のころイメージしたような爪が長くてスターウォーズに出てきそうな真っ赤な顔で、“THE悪魔”という感じで思わず笑ってしまいます。死霊館では頼りになる役のパトリック・ウィルソンが今作ではなかなか霊や悪魔の存在を信じない父親役を演じているところもホラー映画ファンとしては面白かったです。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。