グレムリン
チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、モグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。だが、この誓いが破られた時、可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
せっかくのクリスマスイブをガールフレンドと一緒ではなく、お父さんお母さんと過ごすパッとしない青年ビリー・ペルツァーが主人公です。四六時中ガラクタをいじって発明に熱中していたり、息子へのプレゼントとして小動物・モグワイを骨董品で見つけてくるなど父のランダルもかなりの変わり者のようですね。得たいの知れない生き物に「ギズモ」と名前を与えてペット感覚であっという間に仲良くなってしまうビリーは、意外にも神経が図太いのかもしれません。 モコモコとした毛皮に覆われているギズモも、可愛らしい外見とは裏腹にとんでもない秘密を抱えていて驚かされました。日光浴は厳禁、水浴びもダメ、食事は午前0時までに。何とも意味深な3つのお約束ですが、うっかり者のビリーのせいで大パニックになっていく中盤以降にはハラハラしてしまうでしょう。 イルミネーションが輝き大勢のカップルで賑わう夜の街並みに、突如としてグレムリンの大群が押し寄せてくるシーンは迫力満点。一見するとどれも同じですが、特徴的な模様に覆われてやたらと高い知性を秘めた1匹が混じっていますので探してあげてください。
このレビューにはネタバレが含まれています
怪し気な中国人が販売していた可愛いぬいぐるみのようなペット、それがグレムリンです。クリスマスプレゼントとしてとある家庭に持ち込まれ、愛らしいまん丸お目目と猿と犬の合わさったような小さいボディに全員がメロメロになります。ところがこのグレムリンは、飼育の際のお約束3つをしっかり守らないととんでもないことになる動物だったのです。 水で増殖し、光が苦手、夜12時過ぎ以降の食事で狂暴化。 この「狂暴化」がクセモノで、何故かかわいいグレムリンが爬虫類のウロコの悪魔に変化してしまいます。しかも賢く人間の道具の使い方も覚えてしまい、エレベーターを使って連携チームワークで人殺しをするとか、余計なほうに知識が回りすぎです。 オリジナルのグレムリンはあくまで人間の味方の天使。ですが増えた悪魔のほうははちゃめちゃに騒動を起こし、人を殺しまわる大迷惑な生き物です。どうしてくれる、この始末……と一家は茫然とするのですが。 当時は人気が出て、ぬいぐるみなども販売されていました。ですが個人的にはどれほど愛嬌があっても絶対に買いたくないです。鋭い爪とキバ、あくどい性格の増殖型グレムリンのほうがこの映画の見どころと言えます。おそらくこっちのほうが本性だとにらんでいます。あり得ないほど愛くるしく、欠点のない生き物なんていないのですから。
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