シカゴ7裁判の町山智浩さんの解説レビュー
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映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』(https://www.tbsradio.jp/tama954/)
で、『シカゴ7裁判』のネタバレなし解説を紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。
町山さん『シカゴ7裁判』解説レビューの概要
①やっと来た!”アカデミー賞取れそう作品”
②1968年に実際にあった非常に奇妙な裁判を描く実録映画
③ベトナム戦争の停止が争点になった選挙
④暗殺がありベトナム戦争は続く事になってしまった
⑤ベトナム戦争デモが起きる
⑥ニクソン大統領がなぜかデモを仕掛けた人たち、7人を○○した
⑦当時はカウンターカルチャー、ヒッピーの時代、若者が反抗した時代
⑧これからは大人の時代、という事で共謀罪が作られ、見せしめ的に行われた裁判
⑨面白いのは、このシカゴ7の中の主要メンバーが変
⑩この映画の中で行われる事が殆ど、今起こっている事と変わらない
⑪大統領選挙中にこの映画が公開されたっていう事はものすごい大きな意味がある
※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。
『シカゴ7裁判』町山さんの解説と評価は
(町山智浩)
で、今日紹介する映画は、”やっと来たアカデミー賞取れそう作品!”なんですよ。はい。もうね、映画が全然公開されない状態で、アカデミー賞どうするの今年っていうところがあったんですけど、やっとね、アカデミー賞にこれは何か引っかかるなっていうのが出てきました。
(赤江珠緒)
そうですか!
(町山智浩)
はい。『シカゴ7裁判』というねタイトルの映画で、劇場でやったあと今はNetflixで見れるようになったんですけども。今、日本の人もみんな見れます。
これは1968年にあった、非常に奇妙な裁判を描く実録映画です。
1968に実際にあった非常に奇妙な裁判を描く実録映画
(町山智浩)
で、俳優さんたちの演技が素晴らしくて、裁判物なんでね、はい。たぶん演技賞とかそういったもので・・まぁ脚本賞とか、その辺でアカデミー賞に引っかかってくるだろうと言われてるんですが。
すごくね、日本の人にはわかりにくい話なんで、ちょっとその説明をしますね。
まず、1968年にね、ベトナム戦争の真っ最中ですけども、シカゴ民主党大会というのがあったんですよ。それはまぁ、民主党大会っていうのは民主党の大統領候補を指名する大会なんですが、ベトナム戦争というのは民主党が始めた戦争なんですよ。民主党政権のケネディがそのまぁ、種をまいて。で、その後を継いだジョンソン大統領が本格的な戦争にアメリカを引きずり込んでいったんですけども。で、ものすごくアメリカの若者達が次々と兵隊にとられて、毎月3万5000人徴兵されるという、すごい事態になっちゃったんですね。で、若者たちはみんなベトナム戦争なんか、なんでベトナムに行かなきゃいけないのかサッパリ分からない訳でね、アメリカが侵略された訳でもないので。
それでみんな反対して、で、ジョンソン大統領は、これはもう第2期目はないだろうって諦めて降りちゃったんですよ、次の選挙を。で、その副大統領のヒューバート・ハンフリーという人が、1968年の大統領選に出る事になったんですが、もう民主党の内部が2つに割れちゃって、ベトナム戦争即刻止める派っていうのが出てきちゃった訳ですね。
(赤江珠緒)
ふんふん。
ベトナム戦争を停止させよう
(町山智浩)
で、そのハンフリーじゃない人を候補に立てて、大統領にして、ベトナム戦争を停止しようって事になるんですけども、そのトップに立ったのが、非常に面白い事に、ロバート・ケネディというベトナム戦争を始めた人の弟さんなんですよ。
(赤江珠緒)
うーん!!!うん。
(町山智浩)
で、ロバート・ケネディが、ベトナム戦争をすぐにやめさせる、と。いう事で大統領候補になろうとしたんですけども、その直前に暗殺されちゃうんですよ。予備選に入る時に。そいでこのままだと、大統領はそのままハンフリーになってしまってね、ベトナム戦争は続くって事になっちゃった訳ですね。
ベトナム戦争は続く
で、民主党の内部で投票するんですけども、それに若者たち、ベトナム戦争に反対している人達はなんとかそれを止めようっていう事で、その68年の民主党大会の現場に、ベトナム戦争デモの大きいのを仕掛けて抗議に行ったんです。
ところがその時に、それはシカゴという所でやっていたんですけども、そのシカゴの市長のデイリー市長という人がものすごい暴君のような人で。「私の街で、デモとかそんなものは許さない!」と言って、ものすごい警察とですね、州兵。まぁ兵隊さんを使ってそのデモ隊を叩き潰したんですよ。
(赤江珠緒)
えぇ・・・。
ベトナム戦争デモ
(町山智浩)
で、ものすごいケガ人とかが出て、それをまたテレビで放送してですね、僕も、覚えていますこれは。大変な事が起こっているな、と。日本でもまぁそういう事が起こっていましたけどね、その当時、ベトナム戦争反対でね。で、それが終わったんですが。その後、半年くらいして・・あっ、それでですね、民主党は2つに分かれちゃったんで、選挙に負けちゃうんですよ。ハンフリーが。で、対抗だった共和党のニクソン大統領は勝ってしまって、でニクソン大統領はベトナム戦争を継続するんですが、ニクソン大統領がなぜか司法長官を使って、その民主党大会でデモを仕掛けた人たち、7人を起訴するですよ。
(赤江珠緒)
えっ?自分の党と関係ないのに?
(町山智浩)
関係ないというか、彼らのおかげで勝ったんですよ共和党は。
(山里亮太)
ねぇ、そうですよねぇ!
シカゴ7とは
(町山智浩)
それなのに、そのデモを起こした人達を7人、起訴したんですよ。それが「シカゴ7」と言われてる人達なんです。
(赤江珠緒)
へぇ〜!!
(町山智浩)
そう。で、なんで起訴すんの?って思うじゃないですか。利害関係ないじゃん、関係ねぇじゃんっと。その時に、この司法長官が言うんですね、ニクソンの司法長官が。「今までは学生の時代だった」と。というのは、1960年代というのはビートルズが出て来たんで、ご存知の通りですね、カウンターカルチャー、ヒッピーの時代だったんですよ。で、ありとあらゆる反抗したんですね、若者達が。
(赤江珠緒)
もう反戦ムードも高まってね。
若者が反抗した時代
(町山智浩)
はい。ベトナム戦争に対する反対もあったし、それと、髪の毛を伸ばすようになって。若者達が。で、就職をしない。ね。政府とか、その自分の父親であるとか、企業であるとか、あらゆる既成の権利、権威に対して反抗するという時代だったんですよ。
これは僕はもう、子供ながらにそういう時代であった事を完全に覚えてるんですけども、まぁそこら中でデモがあって、とにかく父親とか母親の言う事には従わない、服はもうめちゃくちゃなものを着ると。
(赤江珠緒)
もう全体が反抗期みたいになってると?
(町山智浩)
そうそうそう。完全に反抗期だったんですよ。ベビーブーマーという、ものすごい人数の団塊の世代が一斉に反乱を起こしたんですね、全世界でね。それを、「終わらせてやるんだ。」って言うんですよ、そのニクソンの司法長官は。これからは大人の時代がやってくるんだと。
(山里亮太)
ほお!
見せしめのために共謀罪が作られた
(町山智浩)
その見せしめの為にあいつらを刑務所にぶち込んでやるんだっていう。だから、完全な政治的な意図の下に行なわれた裁判なんですね。
で、”共謀罪”っていう事でやるんですけども、その7人は、実はそのデモをする時にシカゴにたまたま来た7人で、それ以前に連絡も何も取ってないし、知り合いでもなんでもなかった人達なんですよ。(笑)
(赤江珠緒)
えーーー!!うん。。
(町山智浩)
そう。それを共謀罪っていう事にしちゃうんだと、言うんですね。その司法長官、ジョン・ミッチェルは。というね、恐ろしい裁判の実態を描いてるんですよ。だから彼らね、一緒の被告人にされるんですけど、「シカゴ7」とされて。あの・・一緒の被告になってもね、仲悪くて喧嘩ばかりしてるんですよ。(笑)
(山里亮太)
知らないしあんまり!
(町山智浩)
そう。友達じゃないしって言うね、”お前嫌いだし”みたいな話になってて。(笑)
(赤江珠緒)
えーっ。
(山里亮太)
共謀どころじゃないな・・。
面白いのは、このシカゴ7の中の主要メンバーが変
(町山智浩)
そうなんですよ。だからこの共謀罪って言うのは、その時、たまたまその1968年に作られたもので、そういう形で政府に対する反対運動を、何かの理由をつけて取り締まっちゃおうって事で、でっち上げられた法律なんですね、共謀罪は。で、それと戦う弁護士達の話なんですけれども、これで面白いのは、このシカゴ7の中の主要メンバーが変なんですよ。
(赤江珠緒)
ん?
(町山智浩)
まずですね、アビー・ホフマンという人が出てくるんですね。
そのアビー・ホフマンというのは、この人は、イッピーというグループを作ってた人なんですけども、ヒッピーじゃなくてね。
これがね、この人殆どコメディアンなんですよ。で、冗談ばっかりやってる人なんですよ。その”デモを仕掛ける”と言っても殆どジョークなんです。やってる事は。
(赤江珠緒)
ジョーク・・?
”デモを仕掛ける”と言っても殆どジョーク
(町山智浩)
で例えば、アメリカ国防総省にデモを仕掛けた時も、お花をみんなで持ってくんですよ。で軍隊がそれを阻止しに来たら、その軍隊の持っているライフルの銃口にお花を差していくんです。
(赤江珠緒)
はぁ〜〜、へぇ〜〜!
(町山智浩)
有名な写真があります。カービン銃の銃口にお花を差す有名な写真があって、これ全世界に報道されて。で、フラワージェネレーションとかフラワー革命と呼ばれるようになったんですよ。
(赤江珠緒)
うん。デモとしてはなんか素敵ですね、なんかね。
(町山智浩)
そう。今、左翼の人を、”お花畑”って言う人がいるんですけど、それの言葉の一番元を作った人っていうのががこの、アビー・ホフマンなんですよ。つまり「戦争よりもお花なんだ。」と。「ラブとピースなんだ。」って言った人なんですけどもね。
ただ、やってる事が結構めちゃくちゃで、マリファナをばらまいたり、LSDをばらまいたりしながらやる人だったんですよ、それを。で、髪の毛とかもボサボサなんですけども。例えば最初にそのシカゴで集会を開く時に、シカゴの市にですね、って申し込むじゃないですか、集会を開きたいんだけどもって。それで、「何をやるの?」って聞かれて、「まずドラッグをやって、みんなでセックスしまーす!」って言ったんですよ。(笑)そういう人なんです。はい。だから半分、冗談なんですよ。
(山里亮太)
はいはいはい。
民主党の真面目な学生委員会の委員長
(町山智浩)
で、それに対してすごく仲が悪い人がですね、トム・ヘイデンという人で、この人はなんていうか、民主党の真面目な学生委員会の委員長です。で、「民主党がこんな風にベトナム戦争に賛成してるのは許せない!」と。「ちゃんとした政治活動で国を変えるべきだ」と思ってる人がトム・ヘイデンです。
(赤江珠緒)
真面目に怒ってる人ですね。
(山里亮太)
真逆だ!
(町山智浩)
すごく真面目に怒っている人です。はい。で、ゆくゆくは政治家になって、民主党員として、アメリカを変えていこうと思ってる人なんですね。
で、すごくそのアビー・ホフマンのでたらめなパフォーマンスみたいな、ジョークみたいな運動が大嫌いなんですよ。
(赤江珠緒)
あらま。
アビー・ホフマンはコメディアンが演じている
(町山智浩)
そうなんです。それで喧嘩ばっかりしてるんですが、この2人の演技合戦が素晴らしいんですね、この映画。これね、アビー・ホフマンを演じてる人はサシャ・バロン・コーエンというコメディアンなんですよ。
(赤江珠緒)
あっ、本物のコメディアン!うん。
(町山智浩)
そう。コメディアン的な政治運動家にコメディアンを配役していまして、サシャ・バロン・コーエンっていう人はこの人ね、『ボラット』っていうシリーズをやっているんですけど。
カザフスタンから来たテレビレポーターのふりをしてですね、アメリカ人を取材して、例えば「私の国ではね、ユダヤ人を弾圧しているんですけどね、あなたもしたいでしょう?」とか言うとね、「いやー、実はしたいんだよね。」とか言わせちゃうっていう。。
(赤江珠緒)
あーこれ紹介してもらいましたね、町山さんにね。うん。
『ボラット』
(町山智浩)
はい。しています。だから、そういう事を普通だったら言わないんだけど、「カザフスタンのテレビでしか放送しないから大丈夫ですから言いたい事を言っちゃってください。」って言って、言わせちゃうんですよ。
(赤江珠緒)
悪いなー。(笑)はいはい。
(町山智浩)
そう。で、それを全世界で、映画として公開しちゃってるんですよ。そういう非常に政治的なイタズラを仕掛けまくってる人がこのサシャ・バロン・コーエンというコメディアンなんですね。だから彼やってる事は殆どアビー・ホフマンと同じなんですよ。
で今もね、『ボラット2』っていうのを作ってて、今週公開なんですけども。それはね、コロナの真っ最中にアメリカに来て、マスクなんてしない!とか、コロナなんて関係ない!って言ってるトランプ支持者の人達とベタベタしながらですね、彼のバカげた事をですね、撮っちゃうという続編です。もうすぐ、今週公開されます、Amazonで。
(赤江珠緒)
へぇ〜〜。
(町山智浩)
そういう非常に過激な事をやってる人ですね、はい。
で、だからね、すごいピッタリなんですよ。本人と殆ど変わらないんですね。
(赤江珠緒)
うん、そうですね。適役。
真面目な方のトム・ヘイデン
(町山智浩)
そうなんです。で、真面目な方のトム・ヘイデンを演じるのはね、エディ・レッドメインという俳優さんで、この人結構いい歳なんですけど、学生の役をやっている訳ですけどね。(笑)
この人が結構有名なのは、『ハリー・ポッター』シリーズの、脇編のですね、『ファンタスティック・ビースト』の主人公ですね。であと、『レ・ミゼラブル』でものすごく歌が上手かった彼ですよ。
だから非常に真面目な美青年ですけど。だからもうすごく、このアビー・ホフマンらしい非常に真面目な運動家という感じなんですけども。
で、これに対して嫌々その裁判を引き受ける検察側の役をやる人がですね、ジョセフ・ゴードン=レヴィットという俳優さんで、この人も上手いんですよね!このデタラメな裁判をやらされる保守側の人なんだけど、どうもこれはやってらんねぇよ、と。いう話でね。
で、これがね今、すごくアメリカでも日本でも注目されている理由はですね、この映画の中で行われる事が殆ど、今起こっている事と変わらないからなんですよ。
(赤江珠緒)
えぇ?うん、うん。
今起こっている事と変わらない
(町山智浩)
というのはニクソン大統領は、「法と秩序」というスローガンを出して、「Law and Order」というスローガンを出して、それの見本として彼らを取り締まると。いう事をパフォーマンスとしてやる訳ですね。
(赤江珠緒)
見せしめ的に?
(町山智浩)
そう。見せしめとして、「法と秩序には逆らえないんだぞ!」と。その「法と秩序」っていうスローガンは今、ドナルド・トランプ大統領が使ってるスローガンなんですよ。
(山里亮太)
おおおっ!
(赤江珠緒)
はぁ〜〜、そうかぁ。
「法と秩序」
(町山智浩)
はい。ドナルド・トランプ大統領は、Black Lives Matterに対して、「私達は法と秩序を守るんだ!」って言って警察を送り込んで、軍隊を送り込んでいったんですね。
で、彼らは”Radical Left”だと。過激派の左翼による陰謀なんだって司法長官に言わせたりしているんですけど、これも全く同じ事で、司法長官は、この映画の中でニクソンの司法長官は、彼ら学生のデモを陰謀なんだとして訴えるので、同じ事をやってるんですよ。完全に。
で、更にこの中ではブラックパンサーという黒人の運動組織のリーダーが一緒に逮捕されて、一緒に裁判にかけられちゃうんですよ。でも、関係ないんです。彼全く関係ないんですこの事件と。シカゴには4時間しかいなかったのに、裁判にかけられちゃうんですよ。
(赤江珠緒)
えぇっ?んん?
黒人の窒息死の事件とも酷似
(町山智浩)
で、あまりにもひどいから、「俺関係ねぇよ!」って裁判所で言うですけど、そうすると彼は、鎖で縛られて、口に口枷をはめられちゃうんですよ。そのボビー・シールという黒人のね、運動家は。
で、黒人の人を鎖で縛るという事はこれ絶対にやっちゃいけない事なんですよ。奴隷に対してやっていた事ですから。で、さらにその口を・・要するに黒人は喋らせねぇぞって事で、口縛っちゃうんですけども、それを見たシカゴ7の人達は、「彼は息ができないよ!」って言うんですよ。
(赤江珠緒)
わっ・・。本当ですね・・。
(町山智浩)
これは今、Black Lives Matterで、警官達に黒人の人達が窒息死させられている状況で、「息ができない!」って言ってた事を思い出させるんですよ。だから、これもう50年も前の事なのに、まるでなにも今、アメリカで起こっている事と変わらないんですね。
(赤江珠緒)
そうかぁ、、うん。
リンカーンの名言
(町山智浩)
でね、またいい話があって、その途中でアビー・ホフマンがね、昔リンカーンはこう言ったんだと。国民の権利を奪う政権に対しては、国民はそれを倒す権利があるんだと、リンカーンは言ったんだと言うんですよ。これ、本当に言ってるんですよリンカーンは。で、でも俺たちはそれを4年おきにできるんだよねって言うんですよ。それは4年おきの大統領選の事なんですよ。アメリカ人は政府を倒すという事が、やろうと思えば4年おきにできるんだよって言うんですよ。今、選挙中ですよ!!!
(赤江珠緒)
そうですね!
(町山智浩)
大統領選挙中にこの映画が公開されたっていう事はものすごい大きな意味があるんですよ。
(山里亮太)
そうかぁ・・!!
(赤江珠緒)
で、大ヒットしていると。アメリカで。
(山里亮太)
という事はそういう意見だっていう事ですね。倒す時じゃないかっていうね。
(町山智浩)
そういう事ですよ。それをコメディアンの人が言っていると。コメディアンの人が言ってるんですよ!!!!
という事なんですよ。という事でね、ぜひ見ていただきたい、今こそ見ていただきたいのが『シカゴ7裁判』です!
(山里亮太)
Netflixで見れると。
(町山智浩)
はい。そういう事です。
(赤江珠緒)
ねえ。選挙どうなりますかね本当にね。
『シカゴ7裁判』は劇場公開中、Netflixでも見られます。町山さん、ありがとうございました!
(町山智浩)
どもでした!
(山里亮太)
ありしたーっ!
※書き起こし終わり
○○に入る言葉のこたえ
⑥ニクソン大統領がなぜかデモを仕掛けた人たち、7人を起訴した