引用:IMDb.com

ボヘミアン・ラプソディの映画ポップコーン編集部の解説レビュー

2021年05月27日更新
史実と違う事で、Queenを、フレディ・マーキュリーの人生を誤解して認識してしまう視聴者がいる事は確かに懸念であるなと感じましたが、映画としては素晴らしい。鑑賞後のワクワク感、そしてQueenの音楽を聴き漁りたくなる、高揚感。何度でも見たい映画です。

『ボヘミアン・ラプソディ』を解説します

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の画像引用:IMDB.com

原題:Bohemian Rhapsody
ボヘミアン・ラプソディはイギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、1970年のクイーン結成から1985年のライヴエイド出演までを描いた伝記映画です。
日本では、金曜ロードショー(金ロー)で2021年6月4日に放送され再度盛り上がっています。

脚本はアンソニー・マクカーテン(英語版)。ラミ・マレックがフレディ役を務めるほか、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、エイダン・ギレン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、マイク・マイヤーズらが出演。音楽プロデューサーはクイーンの現役メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーの2名が担当しました。イギリス・アメリカで制作され、2018年に公開。

第91回アカデミー賞 主演男優賞や、ゴールデングローブ賞 最優秀作品賞を受賞し話題に

映画「ボヘミアン・ラプソディ」のポスター

第91回アカデミー賞では計5部門でノミネートされ、主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得。

『ボヘミアン・ラプソディ』受賞一覧

■第91回 アカデミー賞 (2019年) ※この年の作品賞は『グリーンブック
 受賞: 主演男優賞 / 編集賞 / 録音賞

■第76回 ゴールデングローブ賞 (2019年)
 受賞: 最優秀作品賞(ドラマ) / 最優秀主演男優賞(ドラマ)

■第42回日本アカデミー賞(2019年)
 受賞:最優秀外国作品賞

『ボヘミアン・ラプソディ』見た人の感想・評価まとめ

twitterで、『ボヘミアン・ラプソディ』を視聴した人の感想や評価を徹底調査してみました!

『ボヘミアン・ラプソディ』良い評価・感想

・『ボヘミアン・ラプソディ』4DX版感想。音楽映画に4DXの演出なんて合わないんじゃ…と懸念したことが申し訳なくなる素晴らしさ。「ライブでの生音」のを「座席の振動」として疑似体験。スネアやドラムなどで振動の仕方も違う。コンサート会場での「風」にも感動。派手さはないけど最良の演出だった! 

 

・ボヘミアンラプソディ見終わりました……!!
色んな感想が頭の中で湧いて出てきてるけど、とにかく最高なのは間違いないです。
子供の頃からよく車の中で流れてたから知ってる曲も沢山あったけど、改めてCD欲しいしLIVE映像もっと見たいなぁ。#ボヘミアンラプソディ#Queen 

 

・「ボヘミアン・ラプソディ」
また素晴らしい作品に出会えた。ラスト30分もう呼吸困難になるほど泣いた。
名曲が生まれていく様子もフレディのラブストーリーも全部全部素晴らしい。
カットを貼るだけでも涙が出る😭
おすすめありがとうございました。

とにかく熱量の高い、感動した等の感想がたくさん!twitterでの感想を検索すると、8割〜9割以上が「面白かった」「良かった」という意見のように見えました。

絵で感想を伝える方々も

根強い人気を誇るQueenだからこそなのか、特に目立ったのが、ボヘミアン・ラプソディを見た感想を絵にしてツイートされている方の多さ!特に人気だった投稿も掲載します。

『ボヘミアン・ラプソディ』悪い評価・感想

一方、悪い意見を探すと少ないですが

・昨日見たボヘミアン・ラプソディやけど
私には合わなかったなー💦
CMではラスト21分で号泣って
言ってたけど私には素晴らしいライブやったなーくらいの感想で。
クイーンのめちゃファンなら号泣してたかもやけど。期待しすぎたなー😓

 

・音楽ファンの会社同僚にボヘミアンラプソディを奨めて今日観に行った感想がLINEで送られてきた。
映画の出来としては面白かったけどコアなファンとしてはイマイチとの事。史実と異なる点など色々あるんだろうけど、まあファンも様々だし、合わなかったかぁ…っていうのが俺の感想。

 

・ボヘミアンラプソディ 公開週に観て興味持ち色々調べたが微妙になった。エイズ告白タイミングなど肝心な部分で時系列いじっての流れは失望。その為LIVE AIDもTV世界仰天ニュースの再現VTRにしか見えず。フレディ以外は似ているの良いがQueenを知れば知るほど観たくなくなる死人に口なし映画で残念😠😢

後述しますが、ボヘミアン・ラプソディは実際の時系列とは違った順番で物語が進むため、そういった演出を受け入れられない方もいるようです。また、映画の出来は面白いがファンとしては微妙、逆にライブシーンはクイーンを知らない世代には響かない等の意見が見られました。

『ボヘミアン・ラプソディ』映画ポップコーンによる徹底解説

ボヘミアン・ラプソディのストーリー

世界が熱狂した伝説のバンド<クイーン>。その光と影を数々の名曲とともに描く感動のミュージック・エンターテイメント。1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は<クイーン>に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった…。

史実と違った展開

フレディ・マーキュリーの苦悩、エイズ、という側面に触れつつ、あの高揚感溢れる音楽で視聴者を釘付けにしてくれる素晴らしい映画でした。
しかし、史実と違った展開にには賛否両論あり、ボヘミアン・ラプソディのストーリーが事実だと思ってしまう方も多い様子。ネタバレを含むため、実際にあった時系列とは違った形のストーリーになった点は後述したいと思います。

『ボヘミアン・ラプソディ』制作秘話

ラミ・マレックの、フレディー・マーキュリーの役作り、歌

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の画像引用:IMDB.com

ラミ・マレックはフレディ役のオファーを受けた際、クイーンについての知識はそれほど持っていませんでした。フレディを演じる為、喋り方の習得、特徴的な出っ歯を表現するための義歯の使用、ムーブメントコーチと協力した激しいセッションなどを実施。

劇中の歌唱シーンは、原則としてフレディが実際に歌った音源を流用していますが、一部はマレック自身が担当しました。クイーンの公式コピーバンドである「クイーン・エクストラヴァガンザ」のボーカルオーディションで優勝し、同バンドでもボーカルを務めるマーク・マーテルが歌唱した音源も使われたとの事です。

史実と脚本が異なる事についてのブライアン・メイの見解

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の画像引用:IMDB.com

脚本が史実と異なる点について、メンバーのブライアン・メイは「ドキュメンタリーじゃないから、すべての出来事が順序立てて正確に描写されているわけじゃない。でも、主人公の内面は正確に描かれていると思う。」「僕らは脚本を書いていないが、この映画でいくつかのを出来事が起きた時期をずらすことを許可している。20年もの出来事を2時間で伝えるためには、たくさんのことを圧縮したり、シャッフルしなくてはいけない。」と述べています。(「ボヘミアン・ラプソディ (映画)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 (http://ja.wikipedia.org/) 2021年05月27日17時(日本時間)現在での最新版を取得。)

ネタバレなし!『ボヘミアン・ラプソディ』の鑑賞ポイント

twitterでは金曜ロードショー放送前から「#細かすぎるボヘミアンの見どころ」というハッシュタグが。面白い投稿のみ厳選して紹介します。

Queenメンバーであるロジャー、ブライアンのカメオ出演

ボヘミアン・ラプソディでは、Queenのメンバーがこっそりと劇中で登場しているだけでなく、あの大御所俳優までカメオ出演されていました。↓

ロバート・デ・ニーロのカメオ出演

ロバート・デニーロまでカメオ出演。ロバートデニーロは今作『ボヘミアン・ラプソディ』の映画制作にも関わっています。他にも、ミュージカル「We will rock you」の制作をデニーロの会社が制作、約9億円の投資までしているとの事。
ロバート・デ・ニーロは1996年からQueenの映画を作成したい思いがあったようで、長年のQueenファンのようです。

ブライアンの娘も出演

ディーコンの息子ルークも出演

ロジャー、ブライアンだけでなく、娘さん息子さんまで出演しているとは、ファンには堪らない粋な演出・・!

アダム・ランバードのカメオ出演

※カメオ出演とは、俳優や著名人がゲストとして短時間出演する事を言います。遠目からハッキリとわかる装飾品のカメオが語源になっています。

殆どの人が、アダム・ランバード(アメリカの歌手、舞台俳優)が『ボヘミアン・ラプソディ』に出演していた事に気づかなかったのでは?というインタビュー動画。トラックの運転手役で、トイレでフレディをナンパするシーンを演じました。帽子、ヒゲで変装をして、ちょっとしたサプライズ・・という事で、本人の希望でクレジットに名前を掲載しなかったそうです。

お母さんの服を着て初のライブ

猫好きに朗報、ボヘミアン・ラプソディは猫映画

ジョン役のマゼロ氏は子役時代ジュラシックパークに出ていたあの子

HotSpaceが描き直されている

細かすぎる!完全再現

ボヘミアン・ラプソディでは、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックのそっくり具合からもわかるよう、実際の人物の顔や見た目だけでなく、動き、癖まで細かく意識して制作されている事がわかります。細かすぎる!ここまで再現するなんて!と思わず唸ってしまうシーンをまとめました。

『ボヘミアン・ラプソディ』史実や実話と違う部分、時系列、脚本の相違点まとめ

ネタバレを含む為、鑑賞前の方はご注意下さい!

①【事実】HIV(エイズ)感染を知ったのはライブエイドの後だった

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の画像引用:IMDB.com

【映画】では、ライブエイドに向けたリハーサルの最中に、フレディからQueenのメンバーにエイズをカミングアウトします。
メンバーには知らせたものの、HIV感染は一般に公表せず音楽に取り組み、ライブエイドで感動のWe Are The Championsを歌う流れになっていました。

【事実】は、フレディがHIV感染を知ったのは1986年〜1987年頃だと言われています。ライブエイドは1985年7月13日に行われたので、ライブエイドをしている時やその前にフレディがエイズに気づく事はありませんでした。

ブライアンの証言だと、フレディがAIDSである事をメンバーに打ち明けたのは1988年頃だったとの事。

②【事実】LIVE AIDの2ヵ月前はワールドツアー中だった。

【映画】では、ライブエイド出演のオファーがあった時、Queenのメンバーは喧嘩をして非常に仲が悪い状態。長いブランクがあった上で、ライブエイドで久々にメンバーが一致団結するしたかのように描かれていました。

【事実】はライブエイドの2ヵ月前はワールドツアーをしていて、ブランクはありませんでした。とはいえ、Queenの活動へのモチベーションは下がっていた時期だったようです。

③【事実】ライブエイドの出演オファーを断っていた

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の画像引用:IMDB.com

【映画】では、Queenに出演オファーが知らされず、フレディからマネージャーに出演したいと求めていました。

【事実】は、ライブエイドへの出演オファーをQueenは最初断ります。後にライブエイド主催者やマネージャーから説得され出演を決めたのでした。
断った理由は、ライブエイドの出演時間が20分と短い点と、Queenとしての活動へのモチベーションが下がっていた為と言われています。

④【事実】フレディのソロ活動は問題になっていないし、解散もしていない

【映画】では、フレディがソロ活動を始めた事でQUEENに亀裂が入り、活動停止状態になりました。

【史実】は、フレディより先にロジャーがソロ活動を開始。その後フレディがソロ活動をした為、特に大きな問題になっていません。10年以上の活動を経て、活動へのモチベーションは下がっていた時期だと推測されますが、メンバー同士が疎遠になるような事はなかったそうです。

⑤【事実】ジム・ハットンとの出会いはナンパ

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の画像引用:IMDB.com

【映画】では、パーティーの後片付けをしていた使用人のジム・ハットンにフレディが声を掛けた所が出会いとして描かれました。その時、ジム・ハットンはフレディの誘いを断り恋に発展せず。数年後AIDSが判明したフレディが電話帳でジム・ハットンを苦労して探し、会いに行きました。

【史実】は、ジム・ハットンは使用人ではなく、ホテル勤務の美容師。フレディとの出会いの場はゲイクラブでのフレディからのナンパでした。ゲイクラブで何度か断られた後にパートナーとなったそうです。

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『ボヘミアン・ラプソディ』を見た感想まとめ

史実と違う事で、Queenを、フレディ・マーキュリーの人生を誤解して認識してしまう視聴者がいる事は確かに懸念であるなと感じましたが、映画としては素晴らしい。鑑賞後のワクワク感、そしてQueenの音楽を聴き漁りたくなる、高揚感。何度でも見たい映画です。

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