運び屋の町山智浩さんの解説レビュー
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映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』(https://www.tbsradio.jp/tama954/)
で、クリント・イーストウッドの監督・主演・製作作品『運び屋』(原題:The Mule)のネタバレなし解説レビューを紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。
町山さん『運び屋』解説レビューの概要
①実際にあった90歳の運び屋が逮捕された話。に、イーストウッドは○○○を重ねて描いた。
②「俺はな、みんなには尊敬されているけどダメ人間だよ」っていう話。「笑ってくれよ」みたいな。
※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。
運び屋、町山さんの評価とは
(町山智浩)
それで今回紹介するのはですね、映画は、こないだ紹介するって言ってできなかったやつで、
※2019年アカデミー賞振り返りの記事にて
クリント・イーストウッド監督の『運び屋』という映画です。この映画ね、そう、今カントリーミュージックがかかっていますけど。『On the Road Again』っていう非常に有名やつ。「また俺は旅に出るぜ」っていう歌なんですね?この歌は。で、これは実際にあった90歳の運び屋の話です。今空港とかに行くと「運び屋は絶対にやっちゃダメ!」とか書いてありますけど。ポスターが。(笑)
(赤江珠緒)
うん、そりゃそうですよね(笑)はい。
(町山智浩)
そう。「麻薬の運び屋、やっちゃダメ!」って書いてありますけども、やっちゃった人ですね、これ。10年ぐらい前、2011年かな?に、ある運び屋が逮捕されたんですけど、それが白人の87歳の老人だったんですよ。で、その人がものすごい量のコカインをですね、メキシコとアメリカの国境のアリゾナからデトロイトの方、北の方にあるんですけど、まで何回も何回も運んでいたと。いう事で問題になって。1回ごとにですね、1000万円ぐらいの報酬と引き替えにですね、大体1回ごとに2億円ぐらいの量のコカインを運んでたんですよ。
(山里亮太)
はぁ〜〜!
87歳の運び屋の実話
(町山智浩)
だからトラック一杯なんですけど。(笑)ただ、90歳近い老人だから、しかもノロノロ走っているから、警官は誰もこの人が運び屋だと思わないから、全く捕まえる事ができないまま、かなり長い間運んでて。ただ、ものすごい大量のコカインがデトロイト周辺に入ってくるもんだから、警官は「一体どうして?どうやって?」ってまぁ困ってたんですね、麻薬捜査官とかは。全くルートがわからないっていう事で。
(赤江珠緒)
うん。うん。
(町山智浩)
で、「片っ端からメキシコ系のやつを捕まえろ!」みたいな話になっても、全然わからないんですよ。誰も持っていないし。で、それを白人のおじいちゃんが運んでいたっていう、実際にあった事件なんですね。
(赤江珠緒)
へー!
クリント・イーストウッドが運び屋を演じる
(町山智浩)
はい。その運び屋を演じるのがクリント・イーストウッドで。クリント・イーストウッドという人はたぶん、赤江さんたちの世代だと映画監督としての巨匠中の巨匠ですよね。
(赤江珠緒)
うん!あとはまぁ『ダーティ・ハリー』が。。
(町山智浩)
そう。『ダーティ・ハリー』とか『夕陽のガンマン』とかのガンマンのイメージですよね西部劇のね。でも今回はそういう感じじゃないんですよ、この彼が演じる運び屋さんは。「運び屋」っていうと、すごく怖いギャングみたいなイメージがあると思うんですけど、今回このイーストウッドが演じる運び屋は、実際の運び屋と同じくですね、園芸家でお花を育てるおじいさんなんですよ。
(赤江珠緒)
ええっ?
運び屋のおじいちゃんは園芸家
(町山智浩)
はい。これね、デイリリーという非常に特殊な百合があってですね。1日で咲いてすぐに枯れちゃうらしいんですけど。その百合をね次々と新種を作り出す園芸家だったんですね、この運び屋のおじいちゃんは。レオ・シャープっていう人なんですけども。
(赤江珠緒)
すごい人じゃないですか!
(町山智浩)
それでこの人、どのぐらいすごいかっていうと、ホワイトハウスに呼ばれているぐらいなんですよ。園芸界で。
(山里亮太)
えーーっ!
演芸場の経営が立ち行かなくなり・・
(町山智浩)
そのぐらい巨匠で、次々と賞を取っている、百合の園芸家としてはアメリカで1番有名な巨匠中の巨匠だった人なんですよ。で、その役をクリント・イーストウッドが演じるんですけど。ただ、その経営があまり上手くいかなくなって園芸場の。でまぁメキシコ系の友達に誘われてこの運び屋をやるようになるんですよ。でね、このイーストウッドが運び屋をやっている時の姿がですね、もう全然ハードじゃなくてですね。今聞いたようなのんびりしたカントリーをずっと歌いながら、イエーイみたいな感じでおじいちゃんがもうご機嫌で旅をするっていう話になっているんですよ。
(赤江珠緒)
あー!確かにそうなると、疑われないですねなかなかね。
(町山智浩)
疑われないですよ!もう楽しそうだしね。で、しかも疑われないもんだから、それでお金がたくさんもらえるから、それで高級車に買い替えていくんですよ車を。
(赤江珠緒)
ふふふ。
実話の運び屋の私生活がわからず。イーストウッドは自分を重ねた
(町山智浩)
そう。だから最後の方ってリンカーンとか乗っているんですよ。リンカーンのトラックってあるんですね。だから、そんな高級トラックでやっているもんだから、まさか運び屋をやっているとは思わないんですよね。おじいちゃんが乗っているから。で、どんどんどんどん運ぶ量も増えていくんですけど。
で、これまぁ、すごく面白いのはですね、この運び屋の私生活がほとんどわからなかったんですよ。イーストウッドが映画化する時に、脚本家と一緒にね。だから、この人の私生活を描きたいと思った時に、イーストウッドは自分の私生活を重ねたんですよ。事実関係はわからなかったので。で、どういう人として描いたか?っていうと、「非常に自分を出した」って言っててですね。
まず、賞をいっぱい取ってて、それこそ、その道では巨匠として称えられていると。いう点ではイーストウッドと同じなんですね。だから、アカデミー賞みたいなところに行くんですよ。百合のアカデミー賞に。そうするともうみんな「巨匠! 巨匠!」みたいな感じで絶賛するんですよ。でニコニコしながら賞を受け取ったりしているんですけど、家に帰るとですね「人間のクズ」って言われているんですよ。で、どうしてかっていうと、もう百合を作るのに夢中で家をほったらかしにして、奥さんとかもほったらかしにして、子供もほったらかしにして、娘の結婚式にも行かないし卒業式にも行かなかったんですね、子供の頃。
(赤江珠緒)
あららら・・。はい。
クズ中のクズ
(町山智浩)
家完全にほったらかし。それで、そこらじゅうに女を作って遊んでて。ねぇ。だからもう、「クズ中のクズ」って言われてるんですよ家の中では。
(赤江珠緒)
えっイーストウッドもそんな感じだったんですか?
(町山智浩)
そういう人なんですよ。
(山里亮太)
はーぇ。
(町山智浩)
そういう人なんですよぉ。イーストウッドという人はですね、この人自身が認めている伝記作家がいるんですけど。その人の伝記を読むとですね、ものすごく細かくこのイーストウッドの女性遍歴が書いてあるんですね。で、とにかくもうやりまくり!
(赤江珠緒)
ほー!
(町山智浩)
もう14歳の頃から次々と、色んな女性とセックスしてきている人なんですよ、このイーストウッドっていう人は。
(赤江珠緒)
へー!!うう、うん。。
イーストウッドの恋多き人生
(町山智浩)
で、結婚は2回しかしてないんですけど、正式な結婚は。それ以外に数々の女性とお付き合いをなさってですね。何を敬語を使っているんだ俺は。(笑)
(赤江珠緒)
ふふふ。
(町山智浩)
それで、まぁ尊敬してますからね!僕ね!(笑)で、子供が8人いるんですけど。
(赤江珠緒)
はぁちにん!?
子供が8人
(町山智浩)
8人いて、それぞれ違った5人の、違う女性との間に8人のお子さんをもうけていて、でも結婚は2回しかしていないっていう数字が全然合わないんですけど。(笑)
(赤江珠緒)
ははははは。
(町山智浩)
すごい人なんですけど。どうしてそういう計算になるのか?っていう謎の人なんですけど。はい。この映画ですごいのはその娘として出てくる女優さんが、このイーストウッドに向かってですね、「お父さんなんか父と思った事ない。家をほったらかしたしお母さんを泣かしたし、私の大事な時に1回も来てくれなかった、育ててもらった事もないわ!」って怒鳴り散らす所があるんですよ。映画の中でね?
(赤江珠緒)
うん。はい。
(町山智浩)
それを演じているのはイーストウッドの長女です。
(赤江珠緒)
ははははは!あ、実の娘?
(山里亮太)
気持ち入ったんだろうねぇ。
イーストウッドの実娘が出演
(町山智浩)
気持ち入っているんですよ思いきり。(笑)アリソン・イーストウッドさんっていう人がそれを言うんですけども、実際このアリソンさんっていう人は1972年に生まれてるんですけど、彼女が幼い頃にはイーストウッドはもう家を出ちゃっているんですよ。
(赤江珠緒)
ふーん!
(町山智浩)
家を出ちゃっているっていうか、まあ別居をしてですね。自分はソンドラ・ロックという自分の映画のメイン女優さんと同棲を14年間するんですよ。だからこのアリソンさんは長女なのに、殆どイーストウッドに育てられた事がないんですよ実際には。
(赤江珠緒)
はーー!
(町山智浩)
だからそれがね、全くその通りのセリフを言うから、全然芝居じゃないだろこれっていうね。(笑)普通にあった事を言ってるな、お前、みたいなシーンなんですよ。(笑)
(赤江珠緒)
へぇ〜!でも時を経て今、共演という形で一応ね、出てる訳ですもんね。
『タイトロープ』という映画にも出演
(町山智浩)
でも彼女はね家にお父さんがいない頃にね、11歳の頃に、お父さんの映画に出てるんですよ。それで、11歳の時に、1984年にイーストウッドが製作、主演した『タイトロープ』っていう映画に出ているんですね。娘役で。でね、またその映画もすごくてね、イーストウッドがその『タイトロープ』で演じるのは刑事なんですけど、風俗嬢が次々と殺されていくっていう事件、連続殺人事件を調査する為にその風俗のお店に聞き込みに行くんですけど。聞き込みに行った先々でその風俗のお姉さんたちとエッチしちゃうんですよ。イーストウッドさんが。
(赤江珠緒)
失笑。
(町山智浩)
で、毎回毎回エッチしてるんですけど、その間その11歳の娘は家でもっと幼い年下の妹の面倒を見させられているんですよ。これ、ヤモメの役なんですよ、奥さんがいない役で。で11歳の娘にもっと幼い娘の面倒を見させながら、自分は風俗通いするっていう映画なんですよ。
(赤江珠緒)
その役を実の娘に?
ド悪趣味
(町山智浩)
実の娘と親子でやっているんですよそれ。(笑)それをイーストウッド自身が制作もしているというね。なんか、ド悪趣味のような変な人なんですけども。
(赤江珠緒)
確かに・・!
(町山智浩)
でもね、イーストウッドっていうと先程、赤江さんが仰ったみたいに『ダーティ・ハリー』であるとか、ハードボイルドなガンマンのね、役のイメージが非常に強いんですよね。でもね、この人実は半分ぐらいは、女にだらしのないダメ男の役をやっているんですよね。
(赤江珠緒)
そうですか!!
(町山智浩)
これね、あんまりご存じないと思うんですけど、この人自身が製作した映画で『白い肌の異常な夜』っていう・・白い肌の異常な夜って映画ですよ!!(笑)
(山里亮太)
もう、なんか、ちょっと。(笑)
(町山智浩)
そう。それは、女ばっかりが住んでいる屋敷がありまして。女性ばっかりがね。女性の寄宿学校にですね、イーストウッドが怪我をしてですね匿われて、南北戦争中に。で、女の園だから、若い頃のイーストウッドですから、自分の魅力でですね、女性たちを次々と騙してコントロールしようとする話なんですよ。
(赤江珠緒)
はー!適役また!(笑)
(町山智浩)
そう!若い子からオールドミスまで、全部行くわけですよ。ね。それを「うーん」みたいな感じで1人1人をうまい事言って利用しようとして最後に全部バレてめちゃめちゃにされるっていう話なんですよ。(笑)
(山里亮太)
はははは。
バチあたり!と思われるような映画が好き
(町山智浩)
バチ当たり!っていう話なんですけど。そういう映画をね、イーストウッドってすごく好きでね、せっせと作っている人で、『トゥルー・クライム』っていう映画ではですね、ジャーナリストの役なんですけども。女好きすぎて仕事を全部失敗していくっていう役でね。で、それも自分の娘と出ているんですよ。
(山里亮太)
なぜ娘にそんなに映画に出させたいの?(笑)
(町山智浩)
そう。で、浮気の間にかけ持ちする間にですね、娘の子守の世話をしなきゃいけないとか、ひどい映画なんですけど。(笑)
(山里亮太)
好きなんだなー。
(町山智浩)
それを実際の娘でやっていると。すごいんですよ。だからこの人、なんなんだろう?っていうぐらいね、ちょっとエッセイみたいな所があって今回の映画も面白いんですね。
(赤江珠緒)
ふーん!
イーストウッド88歳でセックスシーン
(町山智浩)
で、今回の彼はだから自分が88歳で。88歳ですよ。僕、お会いしたんですけども。で88歳なんだけども、セックスぅを演じてますよ!(笑)
(山里亮太)
ふぁーーー!!
(町山智浩)
これ、すげぇ!映画史に残る最高齢セックスシーンじゃないかな?
(山里亮太)
はー・・想像つかないな。。
(町山智浩)
ねぇ!だからムチムチのお姉ちゃんが出てきてですね、で、こうやってグーッて裸のお姉ちゃんを抱きしめたりしてますよ。しかも2人同時に!
(赤江珠緒)
わっ!やっぱりクリント・イーストウッド、すごいな!
(町山智浩)
2人同時に!しかも2回も!!
(山里亮太)
2回!?
(町山智浩)
2回も!はい!「お前にできるか、これが?」って言われているのかと思いましたけどもね。
(赤江珠緒)
そういうメッセージを叩き込んでる映画なんですか。(笑)
「お前にこれができるかな?」
(町山智浩)
「お前にこれができるかな?」みたいに言われているのかと思いましたけど。「すげえ!」って思いましたよ本当に。イーストウッド、さすが!っていうかね。で、もちろんそういう事をやっている人だからバチが当たっていく映画なんですけども。(笑)
(赤江珠緒)
いや、そうですよね、だって運び屋ですもんね!
(町山智浩)
運び屋なんですよ。そう。その運び屋で儲けたお金でね、エッチばっかりしているジジイなんですけども。で、家族に捨てられてバチが当たっていく訳ですね。で、自分の今までの人生の中で家族に対しておかした罪を償おうとするっていう話なっています。
(赤江珠緒)
ふふっ。なんかちょっと今の説明を聞くと本当、クリント・イーストウッドが自分の人生を、省みて反省している思いが込められているのかな?っていう感じですね。
(山里亮太)
反省してますよーって。(笑)
家族を大事にすればよかった
(町山智浩)
そうなんですよ。彼自身がそう言っているんですけど、実際にそうでしょうね。もうちょっとやっぱ家族を大事にすればよかったとかね、言ってましたし。それでやっぱり「自分が作っているその芸術だったり仕事で評価されれば、人は私生活とかがいくらめちゃくちゃでも、周りの人を傷つけても別に構わないんだと思っていた。」と。「ただ、それは俺だけじゃないだろう?」って言われたんですよインタビューの時に。「私の世代の男ってみんなそうだろう?俺はこれだけ仕事しているんだ、これだけ会社で評価されているんだ。俺はこれだけ立派なものを作っているんだ!って言いながら、どれだけ他の人たちを傷つけてきたか。」と。でも、そういう昔の価値観なんだと、昔の。「ただ、価値観っていうのは変わっていくものなんだよ」って言われたんですよ。で、「それを、自分で変わっていかないと、嫌なジジイになっちゃうんだよ」って。
(赤江珠緒)
ほう!
(町山智浩)
で、彼が「Catch Up」って、追いつくって言ったんですけども、時代に。まぁ今の若い人の言葉で言うと「Update(アップデート)」って言うね。「アップデートしていなかいと、嫌な嫌われ者のジジイになってしまうんだよ。」と。いう事を言っていて。まぁ「昔散々悪い事したけども、今は反省しているから許してくれ。」としか聞こえないんですが。(笑)
(山里亮太)
そうですよね。(笑)
(赤江珠緒)
ははははっ!要約するとね(笑)
映画は自己表現
(町山智浩)
はい。で、「なんで今も映画を作り続けるんですか?」って言ったら、はっきりと「自己表現だ」って言っているんで。まぁ本人の話ですよ。(笑)
(赤江珠緒)
へぇー!でも、88歳でそれをこう、監督・主演っていうのは、やっぱりすごいですね。
(町山智浩)
しかもこの映画、楽しい映画なんですよ。イーストウッドが飄々とコカインの運び屋をやるんですけど、基本的にコメディーとして作ってて、で普通、巨匠になっちゃうと自分が偉いように、そのなんて言うか飾っちゃうじゃないですか?
(赤江珠緒)
うん!
(町山智浩)
そうじゃなくて「俺はな、みんなには尊敬されているけどダメ人間だよ」っていう話なんですよ。「笑ってくれよ」みたいな。
(赤江珠緒)
へぇー!
(町山智浩)
そういう所がねぇ、すごいなぁって思いましたね。僕は非常にビートたけしさんに似た感じをね、感じたんですよ。
(赤江珠緒)
そうか。へー!
(町山智浩)
たけしさんっていくら巨匠になってもバカげた格好して出てくるじゃないですか。くっだらないギャグを言うじゃないですか。とにかく「尊敬しないでよ!」っていうアピールをするんですけども、「俺、ダメ人間だから」って。それをね、イーストウッドもやるんですよね。
(山里亮太)
わ、格好いいなそれが。
(赤江珠緒)
へー!そういう所にやっぱり女の人も付いていくのかな?
(町山智浩)
わからない。だから僕はまぁ、この映画を見てダメ人間っていう所から真似していこうと思いました!
(山里亮太)
いやいや!(笑)そこだけ抽出しちゃダメですよ!
(赤江珠緒)
ふふふ入り口だけ真似しても。(笑)
(町山智浩)
全然教訓になっていないっていうね。(笑)はい。という映画が『運び屋』という映画で、今週末に公開ですね。
(赤江珠緒)
はい。『運び屋』は3月8日公開でございます。はい。わかりました。町山さん、ありがとうございました。
(山里亮太)
ありしたーっ!
(町山智浩)
どもでした。
※書き起こしおわり
○○に入る言葉のこたえ
①実際にあった90歳の運び屋が逮捕された話。に、イーストウッドは自分の私生活を重ねて描いた。