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引用:IMDb.com

異人たちの町山智浩さんの解説レビュー

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2024年04月24日更新
これ『異人たち』っていうのはね、今回タイトルが変わってて。『All of Us Strangers』っていうタイトルになってるんですね。僕らはみんな、Strangerなんだ。僕らはみんな、違うんだっていうタイトルになってるんですよ。このイギリスでのリメイク版は。(TBSラジオ「こねくと」より)

映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『こねくと』(https://www.tbsradio.jp/cnt/)で、『異人たち』のネタバレなし解説を紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。

町山さん『異人たち』解説レビューの概要

①80年代、イギリスではゲイである事をカミングアウトしたロックグループが次々とヒットを飛ばした時代
②それを背景にした映画が公開紹介する『異人たち』という映画
③異人たちは、異なる人たち、具体的に言うと○○の事
④1988年の『異人たちとの夏』という映画を現代に、イギリスのアンドリュー・ヘイ監督という人が映画化
⑤主人公はアンドリュー・ヘイ監督の投影

※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。

『異人たち』町山さんの評価とは

(町山智浩)今日は今週19日金曜日から公開になる『異人たち』という映画を紹介します。

(町山智浩)はい。これ今流れてるのはね、ペット・ショップ・ボーイズという、まぁテクノグループ、イギリスのね。の『It’s a Sin』という1980年代のヒット曲なんですけど。それは罪だっていうタイトルの歌なんですよ。で、この場合の罪というのは、同性愛ですね。

(石山蓮華)あぁ。

(町山智浩)この80年代はイギリスでですね、ものすごくたくさんゲイである事をオープンにしてカミングアウトしたロックグループがいっぱい出て次々とヒットを飛ばした時代なんですよ。イレイジャーとかですね、ブロンスキ・ビートとか、これからかかりますけど後ろで、バックで、僕が選んだんで。まぁそういったバンドが・・あとはフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドとか。カルチャークラブはご存知ですかね?

(石山蓮華)ちょっとわかってないです。申し訳ないです。

引用:IMDb.com

80年代、イギリスではゲイである事をカミングアウトしたロックグループが次々とヒットを飛ばした時代

(町山智浩)わからないと思います。80年代はすごくイギリスからゲイである事をハッキリと言って、それでゲイについて歌うというグループがいっぱい出てきた時代で、それを背景にした映画が公開紹介する『異人たち』という映画なんですが。『異人たち』っていうのは偉大な人っていう意味じゃなくて、異なる人たちっていう意味なんですね。具体的に言うと幽霊の事です。で、これは日本の小説が原作になってます。これ山田太一さん。この間亡くなりましたけれども、シナリオ作家としても知られている山田太一さんの小説の『異人たちとの夏』というまぁ小説が原作なんですね。これ1987年に出版されて、1988年に大林宣彦監督で映画化されてるんですけども。これはご覧なってないですよね?

映画「」のポスター

(石山蓮華)はい。私は見た事ないです。

(町山智浩)はい。これ素晴らしい映画なんでね。U-NEXTとかで見れると思いますので是非ご覧なっていただきたいんですが。時代はね、その時バブル期だったんですね。みんなお金持ちになってたところなんですけども、主人公はシナリオライターで山田太一さんもシナリオライターなんですね。で、ところがチャラチャラやってるうちに・・山田太一さんはチャラチャラやってはないんですけども。(笑)その主人公の風間杜夫さんはなんかチャラチャラやってるうちに奥さんと子供に逃げられたと。で、絶望的な気持ちで1人暮らしを始めるんですけれども、同じマンションに住んでいる美人の名取裕子さんが訪ねてきて、部屋に入れてって言うのに、まぁすごくイライラしてて、離婚で。で、彼女を追い返しちゃうっていうぐらいイライラしてるんですね。名取裕子さんを追い返すってろくでもないなと思いますけども。

(でか美ちゃん)ははは。(笑)

(町山智浩)あり得ないだろうと思いましたけど、映画を見た時も。で、もう本当に行き場を失った風間杜夫さんは、子供の頃暮らしてた浅草に行くんですよ。で、浅草で自分の両親と会うんですね。その両親は、お父さんが片岡鶴太郎さんで、お母さんは秋吉久美子さんなんですけど、どうしてこの2人結婚するんだって思いましたけど。(笑)

(でか美ちゃん)はははは!(笑)町山さんの感情がすごい入って。(笑)

(町山智浩)ねえ!僕秋吉久美子さんとかもう女神のような人でしたからね僕にとってね。で、片岡鶴太郎が、おうどうしたんだよお前、久しぶりに帰ってきたなって。みたいなこの江戸っ子弁でね。で、優しくする訳ですよ風間杜夫さんにね。で、ご飯とかちょっとこぼしたりすると、ほっぺについたりすると、そのご飯を秋吉久美子さんがね、つまんで食べてくれるんですよ。こぼしたご飯を食べてくれるのってお母さんだけですよね。

(でか美ちゃん)すごい愛情表現っていうかね。

(石山蓮華)たしかにね〜。

(町山智浩)で、すごく絶望的な気持ちになった風間杜夫さんは、そこで幸せな気持ちになって、両親と会ってね、優しくされて。で、帰り際にね、また来いよ!って言われてね。またいらっしゃいよって言われるんですよ。両親にね。だけどね、その両親はもうとっくに死んでるんですよ。

(でか美ちゃん)うーん。

(町山智浩)この風間杜夫さんが12歳の時に交通事故で両親は亡くなっているんですね。で死んだ時の年齢なんで風間杜夫と同じぐらいの、主人公と同じ40歳ぐらいなんですよ、この片岡鶴太郎、秋吉久美子さんの夫婦が。だからまぁ幽霊なんですよ。で、『異人たちとの夏』っていうタイトルなんですけど、お盆の話なんですね。

(石山蓮華)なるほどぉ!はい。

『異人たちとの夏』っていうタイトルなんですけど、お盆の話

(町山智浩)で、すごく幽霊の話って怖いと思う人も多いと思うんですけど、でも幽霊がいた方がいいと思うのはやっぱり寂しい、会いたい人に会いたいからですよね?そういうすごく幽霊に対する複雑な気持ちを描いた映画であり原作が『異人たちとの夏』という本当に素晴らしい名作なんですけど。これを現代に、イギリスのアンドリュー・ヘイ監督という人が映画化したんですよ。なんで?って思う訳ですけど。

(でか美ちゃん)ねぇ。なんか突然な感じがしますけどね。

引用:IMDb.com

なぜ今、『異人たちとの夏』を再度映画化したのか

(町山智浩)どういう事で?って思いますよね。でもこれはすごく重大な意味があって、このアンドリュー・ヘイ監督という人はずっと子供の頃から自分は一生結婚したり愛したり愛されたりする事はないだろうと思いながら生きてた人なんですって。それはゲイだからなんですね。で、ゲイの人が自由に恋愛をしてもいいんじゃないかと思う人もいるでしょうけども。彼はそういう人ではなかったんですよ。非常に内気で、それと、11、2歳の頃に学校でそれでいじめられたりした経験があってトラウマになってて。自分をオープンにする事ができなかったそうです。で、もう絶望的な気持ちになってるところで、その自分の子供の頃に育った家に行くと、そこにお父さんとお母さんがいるんですよ。この主人公はねアダムという作家、これは完全にアンドリュー・ヘイ監督の投影なんですけど主人公がね。そこに行くと、その家の中は80年代なんですよ。で、自分の11歳ぐらいの中学生ぐらいの頃の子供部屋のまんまになってるんですね。で、そこにあるレコードが今、流れてるような80年代のゲイテクノなんですよ。ちゃんとレコードジャケットを見たりするシーンもあるんですけどね。で、そこでお父さんとお母さんに会えて、お父さんとお母さんもやっぱり原作通り主人公が11、2歳の頃に交通事故で亡くなってるんですよね。で、そこに何度も入り浸りようになるんですけれども、その一方で彼自身が一人暮らしのマンションで、ハリーという男性がいて、その男性が彼の部屋を訪ねてきて。で、2人は恋に落ちていくんですよ。

(石山蓮華)うんうん。

(町山智浩)そこで、自分はゲイなんだけれどもと。でも1回もそういった事をした事がないんだと。40ぐらいなんですよ。で、その背景にすごく大きくあるのが、この主人公と監督が、自分がゲイであるっていう自覚を得た頃っていうのは、大変なエイズパニックが起こってた頃なんですよ。

(でか美ちゃん)じゃぁちょっとそれこそ差別的な偏見も強そうですよね。

(石山蓮華)ねぇ。

エイズパニックの時代

(町山智浩)そうなんです。その頃はだからもう本当にジョークとかで、エイズが伝染るから触るなとかね、そういう事を平気で言ったりしてものすごい差別があった時代で、しかもゲイである事が生きるか死ぬかの事になってた時代なんですよ。だから今みたいに気楽なもの。今も気楽なものではないんですけど、もっとその頃は生か死かという状況だったんで。だからちょっとそれはわかりにくいかなって気がしますね、今見ると。当時は本当にそういう状況だったんですよ。だから、そういう事を歌う人達がすごく切実に歌ってて大ヒットを飛ばすという形になっていたんですね。だから本当に、そこからもう何10年も経ってる訳ですけども。で、ところがこの主人公のアダムは、そのハリーという彼と初めて恋人同士になれると。いう事で、幸せになってくのかな?という話なんですけどもね。

(石山蓮華)あれ?含みが。

(町山智浩)はい。

(でか美ちゃん)不穏な。

(町山智浩)はい。

(石山蓮華)えええ!

(町山智浩)はい。これね、原作とね、かなり変えてあります後半とか。

(石山蓮華)そうなんですか。大林監督版を見てから見ても、違うラストになるって事ですか?

(町山智浩)はい。これ僕はだから、あぁこういう風に変えたのかという事で、非常に感動しました。

(でか美ちゃん)でも、そのなんだろう、この時代にミュージシャンの人が次々に自分の事を話すようになるっていうのは、なんか誰かパイオニア的な存在がいたんですか?

(町山智浩)えー・・その時はトム・ロビンソンという人がいて、その人が1番最初のパイオニアと言われてるんですけど、やはり大ヒットしたって事が大きいですね。カルチャークラブの大ヒットが大きかったですね。もう本当になんていうか全世界でトップ1になっただけじゃなくて、ボーイ・ジョージさんというボーカルの人が、もう完全に女性の姿で、いわゆるドラァグという形で、歌うって事で表に出たっていう事が非常に大きかったと思います。

(石山蓮華)ふーん。

(町山智浩)ただ歌詞は非常に切実なものが多くて。その当時はでもワム!なんかもすごく売れてたんですけど、ワム!はカミングアウトできなかったんですね、ジョージ・マイケルは。その時は。

(石山蓮華)そうなんだ。

(町山智浩)ただ歌詞は『Freedom』っていう歌を歌って、自由になる事が大事なんだっていう風に歌ってて。非常にそのなんていうか考えてみると、最もゲイの人がものすごい数でヒットを飛ばした時代でもあるんですよ同時に。だから、この映画はその頃にレコードを出してきてですね、こういう時代だったんだってやるシーンがあるんすけど、何の説明もないんで、ジャケットを見てもわからない人には何の意味があるのかわからないと思いますけど。(笑)

(でか美ちゃん)時代の事とか、その時のカミングアウト的な、カミングアウトっていう言葉自体が私はあんまりしっくりきてないんですけど、そういうのをわかった上で見てた方がよさそうですよね。

(町山智浩)そうですね。なぜこの時代設定なのかっていう事がすごく大きくて。なぜ父親に会わなければならなかったのか、なぜ母親に会わなければならなかったのかと。その当時は、彼は言えなかったんですよ。両親に。そういう時代じゃなかったから、本当にもうエイズパニックの時代ですから。そう言ったら大変な事になっちゃうんですよ。両親は。なんとかそれ、やめられないのとか言ったりするんですよ。

(でか美ちゃん)えーやめるとかやめないとかじゃないのにっていう感じですよね。父と母がね、恋したように、ね。

(町山智浩)でもエイズパニックの時代だから。親は心配しちゃう訳ですよ。だからものすごくきつかった事を監督は、じゃぁもしこの『異人たちとの夏』のように、亡くなった両親に会えてあの頃に戻れるんだったら、言うべき事を言っておきたかったっていう映画になってるんですよね。

(でか美ちゃん)切ないな。

(石山蓮華)はーなるほど、監督自身の経験が本当に作品の中に生きているんですね。

(町山智浩)そうなんです。で今、流れている曲がね、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドというバンドの当時の、1984年ぐらいか?『The Power Of Love』という曲なんですけども。このフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドというのは最初すごくゲイの人の偕楽主義みたいな事を歌ってて、『Relax』というヒット曲があったんですよ。聞いた事あります?

(でか美ちゃん)はいはい。リラーックスっていうやつですよね。

(町山智浩)そうそう。リラーックスって。あれは、いわゆるあのまぁアナルセックスについて歌っている歌なんですよ。

(でか美ちゃん)そうなんですね、へぇ全然知らなかった。

(町山智浩)そういうのを歌って出てきた。だからあれをテレビのコマーシャルで日本ではやってたけど。

(石山蓮華)かなりやってました。

(でか美ちゃん)めちゃめちゃ聞いた事ある。

(町山智浩)だからすごく批判もされてたんですよ。快楽主義的だしエイズの時代になったんでね。ところが、この歌は1984年のクリスマスソングかなんかで彼らが出した曲で、すごく真面目に愛の大切さを歌ってる歌なんですよ。プロモーションビデオではキリストの誕生を描いてて、クリスマスソングですから。これがこの『異人たち』のテーマ曲になってるんですよ。

(石山蓮華)ふーーん!

(町山智浩)で、このプロモーションビデオを見ると、この『異人たち』のラストの意味がわかるんですよ。

(石山蓮華)えー!!それ映画と、このミュージックビデオどっち先に見るのがおすすめですか。

(町山智浩)ミュージックビデオの方ですね。

(でか美ちゃん)あぁじゃぁ見てから。

(町山智浩)見ておくと、わかります。

(石山蓮華)Frankie Goes To Hollywoodの『The Power Of Love』。

(町山智浩)ネタバレにもなんにもならないです。わかります。全然、作品自体の良さはそこで損なわれませんから。このプロモーションビデオは是非見ていただきたいと思いますけども。で、これ『異人たち』っていうのはね、今回タイトルが変わってて。『All of Us Strangers』っていうタイトルになってるんですね。僕らはみんな、Strangerなんだ。僕らはみんな、違うんだっていうタイトルになってるんですよ。このイギリスでのリメイク版は。これはすごく大事で。これ、金子みすゞさんの歌があるでしょう?

(石山蓮華)鈴と、小鳥と、それから私。

(町山智浩)そう。鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないいっていう事ですよね。だから今日本は同性婚とか全然見込みない感じになっちゃってますけど、今、このアンドリュー・ヘイ監督は世の中が変わったから、今はちゃんと愛する人がいて幸せだそうです。でもそれはイギリスだからかもしれませんね。日本ではどうなのかって事ですし、金子みすゞさんっていうその童謡作家の人も、共同親権じゃないですけどDV夫に親権を取られて自殺してるんですよ。

(石山蓮華)なんか本当に結構つらい、壮絶なね人生を歩まれているという。

(町山智浩)でも日本全然かわってない、何も変わってないですよ。どうすんだこれって思いますけども。まぁこの『異人たち』は本当に素晴らしい映画なんで。元の映画もどっちも素晴らしいです。是非ご覧ください。

引用:IMDb.com

■後日談

(石山蓮華)でか美ちゃんも私石山も見て参りました。

(町山智浩)あ、いかがでした?

(でか美ちゃん)いやもう、ポロポロと涙がこぼれちゃいましたね、すごくいい映画で。

(石山蓮華)よかったですよね。

(でか美ちゃん)なんかこう、この後見られる方もいると思うんであれですけど、結末をどう取るかはすごい人によるのかなと思ったんですけど。なんか私がこう1人の人間としてめちゃくちゃ作品から考えたのは、なんか将来的にもしかしたら子供とかね。家族が増えたりするのかなって考える時があるんですけど。そういう子供がなんにせよね。社会的にマイノリティっていう立場の時に、社会をそれまでに変えておかなきゃいけないなっていうのもなんかすごく思いましたし、自分もやっぱり両親生きてますけど。言えてない話とかってあるから。なんかそういう親子についてとかもとてもね、なんだろな、思い馳せてしまうというか。でも、こう切なさ一辺倒じゃないところもすごくいいなぁと思いましたね。人間としてのこうなんだろうな、罪深さみたいな部分とかもすごく感じたし。

(町山智浩)そう。ちょっとどんでん返しがありますからね。はい。

(石山蓮華)そうですね。私も『異人たち』は大林宣彦監督版の『異人たちとの夏』とこう見比べる形で見てみたんですが、その引用されたセリフとか印象的な向かい合う構図、照明のイメージとか。あぁこういうところを参照されているんだなと思いながら、このアンドリュー・ヘイ監督の、『異人たち』はなんかよりこう現代的にしみる作品、そしてショッピングモールのシーンで私は大号泣してしまいました。

(でか美ちゃん)めちゃくちゃわかる!何気ないんですけどね。

(町山智浩)ね。片岡鶴太郎さん版だと、浅草の・・

(石山蓮華)今半。

(町山智浩)今半に行くんですよ。すき焼き。いや僕もね、実は母親がね、そうか、あれは母親の還暦のお祝いの時に今半で、人形町の方でね。食事をしたんでね。非常に、もう母はないんですけど今はね。すごくあの映画はね、あっ、うちもやった!と思って、東京にいると、なんていうか親に孝行するっていうのを、今半に親を連れてくっていうのはあるんですよ、一種の伝統みたいな。江戸っ子の。

(でか美ちゃん)へぇ〜あぁそうなんですね。

(町山智浩)だからね、すごい思い出したんですね。

(石山蓮華)これ、ちょっとぜひ見ていただきたい作品だと思いますね。

(町山智浩)あんなねなんて言うか東京の下町の話を、イギリスの話に置き換えて大丈夫なのかと思いましたけど。

(でか美ちゃん)私はまだ原作映画見れてないんですけど。これを機に名画座とかでやんないかなと思って、ちょっと待ってみてます。やりそうですよね。やってんのかな。

(町山智浩)ええとね、確かどっかで配信の方ですごく廉価で100円くらいで・・。

(でか美ちゃん)そう。配信はされているみたいだから。

(石山蓮華)私はU-NEXTで拝見しました。

(でか美ちゃん)せっかくだったらちょっと見たいな。

(石山蓮華)そうですね、大きな画面でね。

(町山智浩)そうですね。はい。片岡鶴太郎さんはね、あれでいきなり抜擢されて俳優になってったんですよ。

(石山蓮華)いやそれがすごいですよね。

(町山智浩)それまでは近藤真彦の真似とかしてたんですよ。マッチでーす!とか言いながら。

(石山蓮華)コメディアンから俳優にっていう。

(町山智浩)あと、小森和子さんっていう映画評論家の女性がいましてですね。小森のおばちゃまって言われてたんですけど。小森のおばちゃまよとか言ってそういう真似をしていた芸人さんだったんですよ片岡鶴太郎さんは。それがまた、なんていうかあの映画からどんどんスピリチュアルな方向に変わってって。

(でか美ちゃん)ねぇ!今やちょっとヨガのイメージもかなり強いから。

(町山智浩)ねぇ。大変な事になって。よくなかったんじゃねぇかあの映画に出たのが。(笑)

(でか美ちゃん)いやいやいやいや。(笑)

(石山蓮華)という事で『異人たち』は劇場公開中です。

※書き起こし終わり

○○に入る言葉のこたえ

①80年代、イギリスでは○○である事をカミングアウトしたロックグループが次々とヒットを飛ばした時代
③異人たちは、異なる人たち、具体的に言うと幽霊の事

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