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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWNの町山智浩さんの解説レビュー

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2025年02月26日更新
本当に僕ねもう大好きな映画なんで、あちこちでこれについて書いたり語ったりしてるんですが。これはまぁアカデミー賞は取るだろうと。主演男優賞は。と思います。(TBSラジオ「こねくと」より)

映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『こねくと』(https://www.tbsradio.jp/cnt/)で、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のネタバレなし解説を紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。

町山さん『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』解説レビューの概要

①アカデミー賞で恐らく主演男優賞を取るだろう
②ティモシー・シャラメ主演でボブ・ディランを演じる
③ボブ・ディランは○○○○○○○の神様
④ボブ・ディランは会った人から知識を吸収してそれを歌にしてスーパーヒットさせていく
⑤白人なのに黒人の気持ちを歌って大ヒット
⑥カウンターカルチャーの時代

※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』町山さんの評価とは

(町山智浩)アカデミー賞ね、来週です。来週なんですよ。僕はもう中継にに出られないんですけど。(笑)番組が、WOWOWで今まで中継してたんですけど、WOWOWもはっきり言っちゃって中継料をもう払えないので。NHKさんに持ってかれました。今テレビ局全部ダメで、NHKさんだけですから、受信料取ってるからね。もう大変な世の中ですが。俺なんでも言っちゃってますからね。(笑)

(石山蓮華)なんでも言っちゃってますね!

(町山智浩)なんでも言っちゃいます!

なんでも言っちゃう人の話のほうがね、おすすめされた時に信用できますから。

(町山智浩)なんにも忖度しませんから。そのアカデミー賞、来週のアカデミー賞でたぶん主演男優賞を取るだろうと思うのが今回紹介する映画なんですね。はい。『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』という映画の、主演男優のティモシー・シャラメくんですね。が今回ですね、ボブ・ディランという人を演じて、たぶん主演男優賞を取るだろうと思います。ボブ・ディランてどうですか?

(石山蓮華)私はボブ・ディランもちろん名前は知っているんですけど、自分で追いかけた事は正直1度もなかったんです。

(町山智浩)ですよね。

ティモシー・シャラメ主演でボブ・ディランを演じる

(でか美ちゃん)私もそうで、ただ私、『名もなき者』試写会で見させていただいて、コメントも出させてもらったんですけど。

(町山智浩)それはいいな。どうでした?

(でか美ちゃん)めちゃくちゃよかったっていうのもありますけど、私も蓮華ちゃんくらいのボブ・ディランに対する解像度で見に行ったんですよ。

(町山智浩)どのくらい知ってました事前に?どういう人だと思った?

(でか美ちゃん)なんかよくわからないけど偉大なミュージシャンくらいの。(笑)すごく低い解像度。

(町山智浩)どういうジャンルとかどういう音楽とかは全然知らなかった?

(でか美ちゃん)知らなかったです。だし、でも映画見る中で、ボブ・ディランの名曲の数々がこう流れる訳ですけど音楽映画だから。あっめっちゃ曲知ってたわっと思って、その偉大さを痛感しましたね。これもこれもこれもボブ・ディランだったんだ〜っていう感じだったんで、若い方にも、というか自分くらいの世代の方にも見てほしいんですけど。その町山さんの解説とかがないと、正直興味の入り口までは来ないかもとも思います。私は機会があったので見させてもらったんですけど。ちょっと聞きたいです、ボブ・ディランの話を。

ボブ・ディランの人物像

(町山智浩)え〜これまず1961年に始まるんですね。ボブ・ディランは、その頃はボブ・ディランという名前ですらなくて19歳のただの貧乏というか何も持ってない、ギター1本以外何も持ってない若者として、大都会ニューヨークに出てくるんですよ。で、その彼が、ボブ・ディランといえば、なんていうのかな?ビートルズみたいなものですね。ビートルズ、エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディランというのはポップミュージックの三大巨匠というかですね、そびえるスーパースターな訳ですけど。ボブ・ディランはフォークソングの神様と言われてたんですよ。今フォークってあります?日本に。

(石山蓮華)ある事は・・まぁ弾き語りですかね・・?

(でか美ちゃん)そのね、ポップにしたのがなんかたぶん今だとあいみょんとかは根っこはフォークの感じだと思いますけど。でもガッツリさだまさしさん級のフォークの人はあんまいない気がしますね。

(町山智浩)はいはいはい。あーそうか。あのね、要するにギター1本で歌うっていうだけじゃなくて自分が作った歌。しかも自分の本音を歌詞にして歌うという事は当時なかったんですよ。当時は歌謡曲とかでわかると思うんですけど、作詞・作曲は他の人がやって、それを歌手が歌って、その歌の内容は完全にフィクションで、歌手にとって何の関係もない事を歌ってたんです昔は。

ところがフォークソングというものは自分の本音をギター1本で語るというエッセイのような世界なんですね。それを最初にスーパーヒットさせたのがボブ・ディランなんですよ。

(石山蓮華)発明者なんですね。

(町山智浩)それがね、発明者じゃないっていう映画なんですこの映画は。そこがすごいんです。

ボブ・ディランはフォークソングの神様

(でか美ちゃん)そうだそうだ、そこの導入からだ。なんか最初私出てくる人達の関係を構築するのもちょっと知識なさすぎて。(笑)理解までちょっとだけ時間かかったりもしましたけど。

(町山智浩)えっとね、最初、お師匠様みたいな人が何人も出てくるじゃないですか。あの人達は要するにその当時フォークリバイバルという事をやってた人達で、フォークソングっていうのは”民謡”っていう意味なんですよ。で、アメリカには昔から民謡があったんですけれども、そのテープレコーダーが発明されたんでそのテープレコーダーでアメリカ中を回って民謡を集めて、それを残そうという運動が始まるんですまず。で、そうすると、今までレコードとかにちゃんとなってなかったんですフォークソングって。

要するにジャズとかブルースと違って、商業主義のものじゃなかったんで。地道に田舎で歌われてた歌だったんでね。そういったものから、ウディ・ガスリーという人が出てきて、1930年代から貧しい人達の気持ちを代弁して歌うというプロテスト・フォークというものが出てくるんですよ。それは、こんなに金持ち達が威張ってて許せないよっていう気持ちをぶつける歌なんですね。で、それに憧れた田舎の若者がボブ・ディランで。という話なんですよ。

ボブ・ディランはスポンジのようにですね、次々と会った人達から知識を吸収して、それをスーパーヒットさせていくというですね、本人自身が発明するのではなくて、色んな人から影響を受けたものを100倍ぐらいにして・・100倍じゃないな、1万倍ぐらいにして曲にしていくという人だったんです。という映画なんです。本人は何もないんですよ。そこがまたすごい。で、ちょっと1曲聞いていただくといいんですが。『風に吹かれて』をお願いします。

(町山智浩)はい。この歌ちょっと聞いた事があると思うんですけど、この歌はですね、どれだけたくさん道を歩けば、彼は、私は人間として扱われるようになるのかっていう歌詞なんですね。これは映画をご覧なったらわかると思うんですけど、ボブ・ディランが初めて黒人の人権運動を見るんですよニューヨークで。その頃、1960年代始めっていうのはアメリカの黒人、特に南部の黒人に人権が全くなかったんです。選挙にも行けないし。で、その人権を取り戻すための運動しているのを、ボブ・ディランはそこで会ったシルビーという映画の中では名前になってるんですが、女の子に誘われて、黒人の人達の抵抗集会を見て、そういう運動がある事を知るんですよ。で、すぐにそれを歌にするんですこれって。どうやったら人間として扱われるんだろういつだろうという内容を歌って、白人なのに黒人の気持ちをそこでスッと掴んで歌ってこれが大ヒットするんです。

白人なのに黒人の気持ちをそこでスッと掴んで歌ってこれが大ヒット

(町山智浩)でも彼はそれまでミネソタというド田舎に住んでて黒人なんてほとんど見た事がなかったんですよ。そういう人なんです。これ映画を見ると次々と女の子に、まぁボブ・ディランかわいいんでね、ティモシー・シャラメが演じてますけど美青年なんで、かわいいかわいいっつってなんかヒモみたいに。

(でか美ちゃん)なんかその時その時で出会った人達、特に恋人とかパートナーにすっごいちゃんと影響されて。(笑)変わっていくっていうのも、そういう人だったんだって思いました。

(町山智浩)そうなんですよ。次から次に影響も受けて、ご飯も食べさせてもらったりして、かわいがられて変わってくんですよボブ・ディランはどんどん。

(石山蓮華)すごく素直な人なんですね。

カウンターカルチャーの時代

(町山智浩)スポンジみたいな人だったと思う。で、どんどん変わってって最初はこう素朴なねフォーク歌手だったんですけども、途中からサングラスをかけて、スーツを着てですね。なんというかロックンロールな感じになっていくんですよファッションも。その中で実はそれはアメリカ全体というか世界全体が変わっていく時代だったんですね1960年代っていうのは。具体的に言うと、それまでのアメリカには、1955年ぐらいまでのアメリカっていうか世界には、若者文化っていうものは存在しないんです。若者向けの服なんてないんですよ。55年以前は。55年から後にやっと若者っていう人口が増えてって、具体的には昔は高校を卒業すると結婚して大人になっちゃったんで。子供を作って大人になっちゃったんで若者っていうのが存在しないんですよ昔は。

(石山蓮華)のんびり過ごす時間が人生の中になかったんですね。

(町山智浩)なかったんです。ところが55年ぐらいから、高校を出てから結婚するまでの間に10年以上の間隔が開くようになって、若者文化が出てくる中で、ポップミュージックとかロックが出てくるんですが。あとは自動車に乗ったりとかね、そういうものが出てくるんですけども、その中でボブ・ディランは、すごく歴史がどんどん変わっていって、要するに黒人の人権が初めて認められるとかね。あと、若者達が大人に反抗していくんですよその頃。大人のようには生きたくないと。そのまま父親の仕事は継ぎたくない。社会に入りたくない。それが初めての全世界的な現象で起こるんです。これ日本でも起こりました。太陽族と言われる人達がそうですね。

(でか美ちゃん)あーそうなんですね。

(町山智浩)つまりそのまぁ、今までの大人の社会にすぐ子供が組み込まれるっていう事から反抗する人達が出てきて、全世界的な反抗文化というカウンターカルチャーと言われるんですけども、大人に対して立ち向かっていく文化が全世界で盛り上がっていきます。その中で、ボブ・ディランが歌った大ヒット曲が、『時代は変る』という歌なんです。ちょっと聞いてください。

(町山智浩)この歌ね、こういう歌詞なんですね。国中のお父さんお母さん、理解できない事は批判したり批評しないでくれよと。あなたの息子や娘さんは、あなたの言う事を聞かなくなってるだろうが、親のやり方なんてもう時代遅れなんだ。若い者に道を譲りなよと。あんたが手を貸さなくても、時代は勝手に変わるものなんだっていう歌なんですよ。これ今聞くと普通の歌に聞こえるんですが当時は大変なセンセーションだったんですよ。

(石山蓮華)誰も言った事がなかったんですね。

(町山智浩)言った事がなかったんですよ。

(でか美ちゃん)なんならこう見ると正直使い古された表現って思っちゃうけど、使い古してきてたんですね、ここから始まって。

(町山智浩)これ最初なんです。

(でか美ちゃん)ここからだったんだ。

(町山智浩)子供達が逆らうのはどうしようもないんだよっていう歌なんです。で、これをねコンサートでボブ・ディランが、ティモシー・シャラメですけど、初めて披露するとこでお客さんがもう大変なパニックになったみたいな感じで。超盛り上がるシーンがあるんですね。これは前『エルヴィス』っていう映画でエルヴィス・プレスリーが初めてロックンロールを、それまで黒人の音楽だったものを白人に紹介した時に、白人の若者達が熱狂して大変なパニックになるシーンとすごくよく似てます。この頃は音楽が世の中を変えてた時代なんですよ。

映画「」のポスター

その中で、最もその、その時の政治。特にベトナム戦争ですね。そういったものに対してはっきりと反対を表明する歌を作ってたのがボブ・ディランで。で、商業的なポップミュージックとは違う、非常に政治的な、政治活動的な音楽として評価されたんですが、ボブ・ディランはそれも飽きちゃうんですよ途中で。(笑)

(石山蓮華)飽きっぽくもあるんですね?

(でか美ちゃん)どんどんこう流されていくというか。

(町山智浩)新しいものが好きなんです。で、自分はだんだんロックンロールがやりたくなってくんです、ボブ・ディランは。ところがその頃、ロックンロールに使われる電気楽器っていうのはビートルズとかも出てきた頃なんで、商業主義の音楽だって言われて、フォークが好きな人達というか、フォークっていうのは一種の・・ハッキリ言うと左翼運動だったんですよ。で、音楽に関して電気を入れたりしたら、それは裏切りだとされてたんです。資本主義に寝返ったという風に思われるんですね。ところがだんだんボブ・ディランは、この頃バイクに乗ったりしてだんだんワイルドになってきて、ギター1本で歌うっていうんじゃ彼自身の衝動をですね、表現しきれなくなってくるんですよ。で、ガツガツのロックンロールでギャーンと行きたくなってくるんですねボブ・ディランは。でも周りが許さないっていう話なんですよこれ。

(でか美ちゃん)あの手この手でライブを邪魔しようとするというね。

(町山智浩)もうエレキギターを持たせないっていう話なんですよ。

(石山蓮華)うわ、これは、どうするんだろう気になります。

恋人とのジャケ写

(町山智浩)で、ボブ・ディランはその頃もう1つ大きな革命をしてて、これレコードジャケットがそこにあると思うんですけど、ガールフレンドと道を歩いてる写真をレコードジャケットに使ってるんですよ。

(でか美ちゃん)すごい素敵な写真。

(石山蓮華)腕を組んでます。

(町山智浩)これ本当に当時付き合ってたガールフレンドで、おそらくボブ・ディランの童貞を捨てた相手なんですよ。20歳ぐらいなんでこれね。

(でか美ちゃん)初恋の人というか最初の人。

(石山蓮華)大好きじゃんねぇ。

(町山智浩)そうそう。で、彼女が黒人の人権運動とかに連れてってくれて、色んな社会とか政治の事を教えてくれたんですね。で、これ2人で写ってるんですけど、当時未婚の男女が、恋人同士がジャケットに出るなんてなかったんですよ。

(石山蓮華)それもセンセーショナルなんですね。

(でか美ちゃん)だって正直今でも、彼女や彼氏をジャケ写に出すはなかなかない。(笑)ちょっと浮かれてんなぁみたいな感じもありそう。でもそれだけ影響を受けた相手だったって事ですよね。

(町山智浩)そうなんですよ。要するに男女が付き合ってて、まぁはっきり言って肉体関係みたいな事が結婚以前にあるんだっていう事を表面にバーンと出したんですよボブ・ディランは。これありえなかったんですよ当時。だからこういうすごい事もやってくんですけど、ただ彼女達に次々と色んな女性達と恋愛をしていく中で、その彼女達も置いてって先に進んじゃうんですよボブ・ディランは。そこはちょっとひどい男だったね。

(でか美ちゃん)ひどいですね。なんか本当に何回かパートナーが代わったり出てくる中で、この子の話短いなとか。(笑)もうね私も本当に・・バンドマンと恋したりしてきましたから、ヒモ的なね、養いの時期とかあったんで。でもあのわかるわぁと思って。でも彼女達も楽しかったと思いますよ。

(町山智浩)でも怒ってたよ。(笑)

(でか美ちゃん)怒ったりはしますけど、まぁ楽しかったと思いますよ確実に。

(町山智浩)で、1人、ジョーン・バエズというボブ・ディランよりも先にスターになってたフォーク歌手の人がいるんですけど。彼女との関係がすごくライバル同士なのに恋人っていうね。

(石山蓮華)へ〜え!楽しそうですねぇ!

(町山智浩)まぁね。(笑)

(でか美ちゃん)2人とも何やっとんねんって思いましたよ映画見て。(笑)

(町山智浩)ね。ステージの上でいちゃつきながら歌うんですね。

(石山蓮華)どんな気持ちで見るんでしょ。

(でか美ちゃん)やってくれよって思って見てましたけど。

(町山智浩)あそこもちょっと切ないとこでね。で、もう1人の彼女がそれを見るんですよ。

(でか美ちゃん)三角関係というかね。

(町山智浩)結構きついシーンですけど。で、そういった中で生み出されるのがそのボブ・ディラン最大の名曲と言われている『Like a Rolling Stone』なんですが、ちょっとかけてください。

(町山智浩)この歌はね、”転がる石のように”という意味なんですけど。もうなんていうか何もかも拠り所がなくなって、A COMPLETE UNKNOWN、名もなき者っていうのはこの歌の歌詞から取ってるんですけども、もう君は誰にも見えないし隠すべき秘密だってないし、もう何も頼れるものはないんだけども帰り道もないんだと。君は本当に転がる石みたいに、もう何にもないんだよと。いう歌なんですよ。これは自分の事を歌ってるんですね、その時の。この人は本当にずっと変わり続けて、この映画で描かれる時代の後もどんどんどんどんボブ・ディランて変わってって。正体が全然つかめない人のまま生きてるんですよ。この人すごいのがね、自分が昔録音したレコードとか全然聞かないそうです。

(でか美ちゃん)本当に前へ前へ・・前なのか後ろなのかわかんないけど、進み続けるという人なんですよね。

(町山智浩)ですよ。そうなんですよ。そういう映画なんですよ。

(でか美ちゃん)私がすごいグッと来ちゃったのが、この作品で。あのボブ・ディランが有名になればなるほど、音楽を生めば生むほど、わーっとこうファンもつくし、きらびやかな世界にもいくんだけど、めちゃくちゃ孤独なんですよねずっと。もうずーっとそのお師匠さんみたいなとこに会いに行った瞬間の、少年の心がまったく変わらない、その孤独をずっと抱えたまま有名になっていってるっていうのが、もうなんかたまらなくグッときましたね。

(町山智浩)しかもそれをどんどん自分で切り捨てていっちゃっていうね。

(でか美ちゃん)そう。こりゃモテるよと思いましたね。(笑)

(石山蓮華)シャラメさんですしね。

(でか美ちゃん)こんなもう、モテるに決まってるわ。

(町山智浩)ティモシー・シャラメだしね。(笑)

(でか美ちゃん)めちゃくちゃ魅力的でした。

(町山智浩)というね、本当に僕ねもう大好きな映画なんで、あちこちでこれについて書いたり語ったりしてるんですが。これはまぁアカデミー賞は取るだろうと。主演男優賞は。と思います。『名もなき者』ね是非ね今週公開なので見ていただきたいんですが、来週はですね。アカデミー賞の授賞式の後なんですけれども、アカデミー賞今年は作品賞はたぶんね、『教皇選挙』という映画が取ると僕は思ってます。はい。ローマカトリックのですね、ローマ教皇を選ぶ選挙についての映画なんですが、これを来週紹介したいと思います。これたぶんアカデミー作品賞を取ると僕は思ってます。

※書き起こし終わり

○○に入る言葉のこたえ

③ボブ・ディランはフォークソングの神様

 

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