ザ・サークル
世界一のシェアを誇るSNS企業「サークル」に勤めることになったメイ(エマ・ワトソン)。サークルの経営者ベイリー(トム・ハンクス)は、オープンでシェアし合う社会を理想としていた。ある日、新サービスが発表され、メイは自らの24時間をネットワークで全世界に公開するモデルケースに選ばれる。すぐさまメイは1,000万以上のフォロワーに注目されるようになるが……。
世界的なSNSの企業に、普通の若い女性であるメイ(エマ・ワトソン)が偶然に入社する話ですが、恵まれて育った高知能な若者達が、カリスマ的経営者に率いられどんどん社会を変えていくようなネットの仕組みを作ってゆく話です。 主人公のメイは何かと違和感を覚えつつも、勤務環境の良さや、その企業の恵まれた健康保険に引き寄せられ、どんどんと深みに入ってゆきます。 妙に明るく清潔な社内の風景が、観る人によっては理想的な職場に見えたり、言いようのない違和感を持ち見えたりしそうでした。 何かと社会の分断について報じられている米国でも、言いようのない違和感を覚えつつもその経済的影響から、大手IT企業への不信感を表明しない人が多いのだろうと思いました。 技術的に可能になったことを深い考えなしにどんどん実用化するので、様々な事が起きてきますが、経営陣はその面倒な部分の影響を受けないために、あらかじめ対策をしているという話です。 NHK-BSで、ある識者が次のヒトラーが出てくるのは企業からかもしれないと言っていたのを思い出しました。
このレビューにはネタバレが含まれています
皆が憧れる会社である世界一のシェアを持つSNS企業「サークル」で働くことになったメイ。あることをきっかけに自身のプライバシーを24時間全世界に公開することで、情報を公開することの大切さを訴えるモデルケースに選ばれます。彼女は全世界から注目され、親しみやすさから人気者になります。社内の中でも彼女の意見は力を持ち始め、重要会議にも呼ばれるようになります。 主人公のエマ・ワトソンをはじめ、経営者にトム・ハンクスとバットン・オズワルド、謎めいた同僚役としてスターウォーズで人気になったジョン・ボイエガなど錚々たる俳優さんが出演しているにもかかわらず、ストーリーの軸がブレブレで何がメッセージなのか全く伝わってきません。SNSを利用するにあたり、人と繋がることや自己を開示することの楽しさがある一方で、ある程度距離を置いてプライバシーを守ることや一企業が個人の情報を持ちすぎることは危険であることは自明のことだと思います。しかしメイの倫理観はブレブレで、思いもよらないラストはポカーンとなり期待外れでした。
予告編を見てずっと気になっていましたが、評価がすっごく低いんですよね。 アマプラで無料だったので鑑賞、評価が低い理由がわかりました。 エマワトソンとトムハンクスの豪華タッグなのに、映像もキレイなのに、なんともったいない。。 エマワトソン演じるメイのスタンスが二転三転し過ぎて感情移入できません。。ストーリーも想像通り、なのに最後は意味不明な終わり方でモヤっとしました。 いいねに固執過ぎるのは良くないよね、なんでもかんでも発信し続けるのはどうなの?というメッセージ性のある映画なのかな、と思いましたが、なんのメッセージも感じられず、ただただ残念です。 なぜこの脚本でいけると思ったのだろうか、、この監督さん、ジェームズ・ポンソルトの作品は恐らく自分には合わないので気をつけようと思います。
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