ジェーン・ドウの解剖
とある一家が無残にも殺害された家の地下で身元不明の女性の変死体が見つかり、検死することになったトミー(ブライアン・コックス)と息子オースティン(エミール・ハーシュ)。死因を調べるため解剖を進めるにつれ、驚くべき事実が次々と明らかになる。やがて、親子に不可解な現象が襲い掛かり……。
このレビューにはネタバレが含まれています
ジェーン・ドゥ=名無しの権兵衛の遺体解剖を依頼されたことから、衝撃の恐怖に見舞われる親子を描いたホラー作品です。 無駄に出演者が多いということがなく、ほとんどが解剖室での親子2人でストーリーは進んでいきます。 ホラーというのは謎解きの要素を含んでいるものが多いですが、特にこの作品はかなり不可解な遺体を解剖していくことで徐々に謎が小出しにされていき、解剖の専門的なことの説明もあるので観ているほうもこの親子と同じように頭をひねりながら観ることになります。もちろん解剖シーンがばっちりあるので、とてもキレイな死体ですがグロさもそこそこ。グロ耐性がない方はきついかもしれませんね。 そして怖さも格別です。謎は最後に明かされますが、それまで観ているのがけっこうしんどい。それぐらい怖いです。 ただでさえ遺体安置所なんて出るしかないでしょ!!って感じですが、ジェーン・ドゥ自身が動き回って襲ってくるとかじゃないのに怖い!鈴の音とか、耳から入るのも怖いもんです。 そして衝撃のラスト。 恨みつらみはごもっとも。 でもこの親子はたまたまでとんだ災難でしたね。もしかしたら続編があるのかな?とも思いましたがその動きはないようで。あるなら観てみたいです。 ホラーとしての怖さも相当なものですし、物語もとてもよくできています。ホラー好きにはおススメですが、苦手だけどちょっと観てみたい!だと後悔するかも…
惨殺されたとある一家の地下に、20代くらいの身元不明の美しい女性が、全裸で土に埋まって亡くなっていました。その女性はその一家や近所の人と全く関係がなく、外傷もないため検死を行います。ベテラン検死官のトミーとその見習いの息子のオースティンは早速検死解剖を始めますが、まったく外傷がないのに、舌は切り取られ、肺は真っ黒、異常な出血など通常とは異なる不思議な事実が明らかになります。検死を通じて、謎の女性の正体が徐々に判明していく過程はミステリーの要素もあり、専門知識がなくても要所、要所で説明してくれるので理解ができてワクワクします。登場人物は主に検死官の親子のみで、ホラー作品にありがちなポンコツな行動をするキャラクターは登場しないのでイライラせずに見ることができます。前に伏線が散りばめられており、それが後半では恐怖につながり、とても作りこまれたホラー作品です。続きがありそうな作品なので続編にも期待します。
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