ドラゴン・タトゥーの女
月刊誌「ミレニアム」で大物実業家の不正行為を暴いたジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)。そんな彼のもとに、ある大財閥会長から40年前に起こった兄の孫娘失踪(しっそう)事件の調査依頼が舞い込む。連続猟奇殺人事件が失踪(しっそう)にかかわっていると察知したミカエルは、天才ハッカー、リスベット(ルーニー・マーラ)にリサーチ協力を求める。
サイドを刈り上げた大胆なヘアースタイル、顔面にはきらりと光るピアス、背中には龍の入れ墨、天才的なハッキング能力。型破りなヒロイン・リスベット・サランデルを、ルーニー・マーラーが時にクールに時には情熱を湛えて演じています。全身を黒のタイトなレザースーツに身を包んでオートバイに乗り込み、犯人を猛スピードで追跡するというハードなアクションシーンも用意されていますよ。 40年前に孤島のお屋敷から消えた少女の行方と、敏腕記者のミカエル・ブルムクヴィストが調査中の有名財閥とが少しずつリンクしていく展開がスリリングです。大企業から報道機関への圧力、成年後見人制度を悪用する弁護士、若い世代へのネオナチズムの浸透... 平和で寛容なイメージの強いスウェーデンの、社会の暗部にもしっかりと光が当てられていました。 謎めいた過去を抱えていて多くを語ろうとはしないリスベットと、ミカエルとのバディものとしても楽しめるでしょう。無事に事件を解決してクリスマスの夜を迎えた時に、ふたりの間にロマンスが芽生えるのかにも注目しながら観てください。
ダークな内容の北欧ミステリーのハリウッド映画化ですが、全体的に冷え冷えとした映像が上手く作り込まれていました。 そのため、ストーリー内で展開される様々な虐待や事件が、それほど不自然さを感じさせないものになっています。 物語は基本的に結構これまでにあった富豪一族に関する謎解きの内容ですが、それをいろいろと現代的にしたことが、この映画の特色になっています。 主演のダニエル・クレイグですが、本作ではジェイムズ・ボンドのような活躍は見せず、ルーニー・マーラ演ずるハッカーで調査員のリスベットが何かと活躍を見せる映画になっています。。 かなり特異な出で立ちで出てくるリスベットですが、その外見と行動や性格の差を上手く使った内容になっていました。 冷徹なところから純真なところまで幅広く演じ分けているルーニー・マーラさん無しでは、上手く行かなかった映画でしょう。 158分と長めの映画ですが、長めの映画でないと表現できない内容を、しっかりと描いています。
スウェーデンの推理小説が原作で映画化されたリメイク映画で、アカデミー賞編集賞を受賞している映画です。6本立ての原作映画も見応えがありますが、一本でさっくり見たい人にとってもおすすめの映画です。主人公の記者ミカエルを演じるダニエル・クレイグ、タトューの女リスベットを演じたルーニー・マラーは女優賞にノミネートされました。セクシャルシーンもある大人向けのスリラー映画で、寒いストックホルムを中心に描かれています。 ヴァンゲル財閥の引退したヘンリックから、40年前にいなくなった孫娘アニタが失踪した真実を調査してほしいとミカエルに依頼。そのアシスタントとしてリスベットが調査に加わるが、他にも女性が殺害されている連続殺人事件から手がかりを突き止めます。その犯人は紛れもなく一族の中にいて、最後にアニタ(ジョニー・リチャードソン)も登場、その真犯人が原因でイギリスに逃亡していたということにたどり着く。ミカエルとリスベットの微妙なコンビで推測、追求していくサスペンス映画です。
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