切羽詰まったダンケルクの戦い
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月26日 08時08分
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総合評価:
5.0
クリストファー・ノーランが描く、ダンケルクの戦いです。映画の中ではあまりセリフや会話が少なく、その場の温度感や雰囲気を言葉なしで表現してくる感じが、クリストファー・ノーランぽかったと思います。
テーマからしてとても暗く・重いのですが、物語は陸と空と海の3視点から構成されていて、視点と時間軸が少しずつ異なるのでその時空変化もとても良い構成だったと思います。
ウィストン・チャーチルという映画を事前に見ていたので、そことの関連性も見た人にはわかると思います。今回はあまりチャーチルは出てこず、現場メインのお話でしたが、その裏でどのように葛藤があったのか、というのがウィストン・チャーチルを見ているとつながった気がします。
とてもシリアスな映画なので、イケメン〜!という感じにはなれないのですが、実は元ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズが出ていたり、他も特に陸軍の若手俳優たちは、戦争で汚れていますがみんな実はとってもイケメンです笑