ほのぼの平和作品。
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月5日 22時07分
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総合評価:
4.0
何だかほのぼのとしている映画なんですよね。恨み辛みとかを題材にしている事が多い宮崎駿監督作品の中で、それほどのシビアな話が終始ないので、なんだか平和だと思える作品です。不思議な世界に迷い込み、両親と離れたあと千尋の成長が著しくて、もっと悲観的になっても良いのに、湯婆婆に仕事を与えてもらうところまで漕ぎ着けたのも、物語の重要人物であるハクに出逢ったからでしょう。そして、異臭を放つ客人に対しての対応により、信頼を勝ち取ることに成功します。最初、人間だからと避けられていたのに、何だかんだと周りの人は受け入れてくれる平和な感じです。このあたりから後半になりますが、免れざる客のカオナシから好かれてしまう千尋ですが、相手にしなかった事が逆鱗に触れ大暴れですが、結果的におさめることに成功します。ここでも平和な解決をします。そして、湯婆婆の双子の姉妹で銭婆に会いに行くのですが、こちらも良い人でした。結果的に、人間の世界に戻っていきますが、見たあとの感想としましては、人の暖かさみたいなものを感じた平和な作品でした。
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