燃ゆる女の肖像
18世紀のフランス・ブルターニュ地方。画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)は貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)の見合いのため、彼女の肖像画を依頼される。しかし、エロイーズは結婚することを頑なに拒んでいた。マリアンヌは身分を伏せて孤島でエロイーズと過ごし、ひそかに彼女の肖像画にとりかかるが、マリアンヌの目的を知ったエロイーズは絵を見てその出来栄えを否定する。
タイトル、日本だけかと思って、久し振りに素晴らしい邦題だな、と思ったら原題そのままで驚き、ジャケのインパクトに驚き、それ以外の情報無しで観た。 ぜひ、前情報無しで観て欲しい。 言葉を失う、とはこのことかとエンドロールを観ながら嗚咽した。 気の強そうな画家のマリアンヌ。荒ぶる海を渡って行った先は、豪邸。その家の次女エロイーズの肖像画を描く為に呼ばれた。 この情報だけで、もう充分。 私はこの情報すら掴まないで観たけど、圧巻だった。人生ベストに入る傑作だった。 知らなかった女優たちの演技力然り、演出然り、映像力、そして音楽然り、 どれがなくなっても、この映画は成り立たない。 胸掴まれたのが、エロイーズ。 彼女が持つ、脆さと強さに引き込まれて惹きつけられた。 籠の中の鳥が知識と叡智を得ると、籠を壊すほどの鳥になるのか、と。 こんな表現しが出来ないのが、歯痒い。 個人的に、よほど観たいと思う作品は予告や前情報を避けるけど、それが良い方に転がった。 本当、予告観ないで良かった。 コルセットで作ってるとはいえ、姿勢の良さだけでも、曲げない意思が見える。 圧巻、衝撃、最高傑作でした。
このレビューにはネタバレが含まれています
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