イニシェリン島の精霊の町山智浩さんの解説レビュー
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映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』(https://www.tbsradio.jp/tama954/)で、『イニシェリン島の精霊』のネタバレなし解説を紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。
町山さん『イニシェリン島の精霊』解説レビューの概要
①”イニシェリン島”はアイルランドの島
②イニシェリン島という島は実在はしない
③人口300人程度の小さい島の60歳パードリックと70歳のおじさんコルム達の話
④ずっと仲良しのおじさん2人だったが、突然コルムが○○を言い渡す
⑤理由は、○○○
⑥絶交後も会わないのは不可能な小さい島
⑦話しかけたら自分の○を切ると言う
⑧段々怖い話になっていく
⑨アイルランドの内戦を2人のおっさんのいがみ合いに象徴させている
※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。
『イニシェリン島の精霊』町山さんの評価は
(町山智浩)今日はですね、アカデミー賞の主演男優賞取るんじゃないかと言われてる映画でですね、『イニシェリン島の精霊』という、ちょっと覚えにくいタイトルの映画です。
(赤江珠緒)ふんふん。
(町山智浩)”イニシェリン島”というのはですね、アイルランドの島なんですけれども、アラン諸島っていうのがアイランドにあるんですよ。
(山里亮太)はぁ。
(町山智浩)ここね、何で有名かっていうとセーターで有名なんですね。
(赤江珠緒)へ〜え、うん。
(町山智浩)フィッシャーマンズセーターってわかりますか?
(赤江珠緒)あ〜〜はいはい!わかります。
(町山智浩)すごく温かくてね。手編みでね。
(赤江珠緒)なんかザックリした・・。
(町山智浩)ザックリした、そう。あれはこのアラン諸島で作るんですよ。
(赤江珠緒)ふ〜ん!
アイルランドの島
(町山智浩)そこから発生した物です。ここで売ってるものは本物のフィッシャーマンズセーターなんですね。で、まぁは漁師さんが着るものですよ元々ね。フィッシャーマンズだからね。で、アラン諸島っていくつかの島があるんですけど、その中にイニッシュ(Inish)っていうのが付くんですよ。アイルランドの島には。”Inish”っていうのはアイルランド語で”島”の事なんですよ。で、イニシェリン島っていうのは実在しないんですけども、イニシュモア島とかイニシュナントカ島っていうのがいくつもあるんですよ、アイルランドには。
(赤江珠緒)うん。
(町山智浩)で、これはイニシェリン島という所が舞台の話でですね。時代が1923年の話で、まだね、電気とかねガスとかが通ってない頃ですね、この島には。で、主人公はですね、アイルランド出身のハリウッドスターのコリン・ファレルという人です。この人、『ロブスター』っていう映画で。
(山里亮太)はい!
(町山智浩)恋愛をしないと人間として役立たずだから動物に改造されてしまうという。
(山里亮太)見ました〜!
(町山智浩)あれでなかなか恋人ができなくて苦労した男がコリン・ファレルです。
(山里亮太)はいはい!
(町山智浩)非常にその眉がね、ハの字眉毛なんで。
(山里亮太)困り顔の。(笑)
困り顔のコリン・ファレル
(町山智浩)いつも困ってるように見えるっていうね。で、この映画でも困った困ったっていう感じでなんですけれども。で、彼はパードリックという名前の、ヤギとかを飼って、牛とかを飼って、そのお乳を売って暮らしているお百姓さんなんですね。で、この島はちっちゃくて300人ぐらいしかいないんですよ人工が。漁師さんとお百姓さんぐらいしかいない所なんですけど、今もあまり変わらない、観光地なんですけど、今はね。で、彼の長年の友達で10歳ぐらい年上の70歳ぐらいのね。コルムというバイオリン弾きがいまして。で、この2人がずっと仲良しなんですよ。で、2人とも結婚してなくて、やる事ないから、でまぁ、昼間はほとんど暇なので。会ってはアイルランドのパブにね。アイルランドっていうとパブなんですよ。
(赤江珠緒)そうですね。アイランド、パブって聞くね、なんかね。
ずっと仲良しのおじさん2人だったが
(町山智浩)はい。そこでギネスビールを飲むんですよ。まったりと。あんまり冷やさないやつをね。真っ黒なビールです。それをもうダラダラダラダラ飲んでって毎日過ごしてるうちに、このコリン・ファレル演じるパードリックももう60近くになって。コルムさんも70ぐらいになっちゃったというね。まぁ何にも変わらない日々を毎日送ってた訳ですけど。そしたら突然その年上のコルムさんの方が。バイオリン弾きの方がですね、もうお前に会いたくないっていう風にパードリックに言うんですよ。
(赤江珠緒)ん。急に?
(町山智浩)突然。なんで?って聞くと、お前と話してても全然何も学ぶ事がないって。
(赤江珠緒)いや・・ひっど!(笑)え〜。
お前と話してても全然何も学ぶ事がない
(町山智浩)すごいひどいなと思ってね。で、ワシは、もうあと10年も生きないんだと。だからそれまでにちゃんとしたバイオリン弾きとしてのちゃんとした曲を作曲したいんだって言うんですよ。でもお前と話してると、お前が飼ってるロバのクソの話とかを2時間もするから、なんの意味もないから、お前といてもしょうがないから、お前と会わないで俺は作曲に専念するって言って、縁を切るって言うんですよ、突然。
(赤江珠緒)あら〜〜、絶交ですか。うん。
(町山智浩)絶交するって言うんですよ。絶交とか小学生かよ!ていう感じなんですけど、でも、そうじゃないんだって言うんですよ、彼はね。コルムさんがね。例えばモーツァルトっていうのはなんで有名なんだって言うんですね。彼はね。モーツァルトは友達に優しくしたから有名なのか。って言うんですけど。お前は、周りの人によくしていればいいと言うけども、”いい人だった”って事で覚えているのはせいぜい死んだ後15年だって言うんですよ。
(赤江珠緒)んん〜、なるほど。
モーツァルトはなぜ有名なのか
(町山智浩)でもモーツアルトっていうのは、全くいい人じゃなかった、まぁひどい人だったけども、モーツァルトの事を知らない人はいないだろうって言うんですよ。誰もが覚えてるだろうモーツァルトの事は。いい人かどうかは問題じゃないんだ!モーツァルトの事は誰でも知ってるだろう!ってコルムが言うと、パードリックは、俺知らないって言うんですよ。
(赤江珠緒)ええっ!
(町山智浩)まぁ田舎の素朴なお百姓さんなんですよ。
(赤江珠緒)あ〜そうなのか。ふんふん。
(町山智浩)ラジオも何もない所なんですよ。アイルランドの島で。で、それを聞いてコルムは「あ〜・・」という感じで、だからお前と話してもしょうがないんだよって言って、縁を切っちゃうんですよ。
(赤江珠緒)あらららら。
(町山智浩)まぁそれもわからないでもないよね。やっぱりこう、年取って、あ、あと10年。俺もだからあと10年生きるかどうかわかんないじゃないですか。
(赤江珠緒)いやいや、町山さんはあと30年40年。
(山里亮太)100。
(町山智浩)そんなのわかんないですよ。やっぱり焦るんですよやっぱりこう。このまま死んじゃうのか俺はみたいなね。だから彼の言う事もわからないでもないんだけども、ただね。この島はちっちゃくてね、酒場が1つしかないんですよ。
(山里亮太)わっ!
絶交後も会わないのは不可能
(町山智浩)で、道歩いててもね。道1本しかないんで、会わないでいるのはほとんど不可能なんですよ。だから会う訳ですよね。
(山里亮太)きついな。きついな〜それ。
(町山智浩)そう、きついんですよ。そうするとパードリックは、おいどうしたんだよ。話してくれないのかよって絡んじゃうんですよ。そしたら、あんまり絡まれるから、そのコルムは、今度お前が俺に話しかけてきたら、俺は指を1本ずつ切っていくぞって言うんですよ。自分の指を。
(赤江珠緒)えっ!自分の指を?
話しかけたら自分の指を切るぞ
(町山智浩)指を切り落とすぞって言うんですよ。で、何を言ってんだって思うんですけど、この映画、話だけ聞いてると、なんかしょうもないコメディな感じじゃないですか。それもねぇ、60歳前後のね男がね。なんかイチャイチャしててね、絶交するぞとかね、小学生かっていう感じなんですけど。で、指切るぞって言ったあたりから段々怖い話になってくるんですですね。
(赤江珠緒)本当ですね。
(町山智浩)それで、まさか冗談だろうと思って話しかけたら、わかったって。指切っちゃうんですよ、パッと。
(赤江珠緒)えっ!
(町山智浩)で指を切って、投げつけてくるんですよ。
(赤江珠緒)いやいやいや、だって、ヴァイオリニストじゃないの?
段々怖い話に
(町山智浩)ヴァイオリニストなのに。だから、俺がどれぐらい真剣なのかわかるだろうって言うんですよね。というあたりから段々怖い怖い話になってくるんですこの映画。で、この映画のタイトルの、精霊っていうのはね。『イニシェリン島の精霊』の精霊”ってなってるんですけど、精霊っは原題で”banshee”っていうんですね。このbansheeっていうのはね、アイルランド独特の伝説でですね、誰かが死ぬ時に、ギエーッ!とか言って泣くんですよ。そういう泣き女みたいな鳥がいるっていう風に言われてて、その声を聞いた後で、そこに死人が必ず出るという伝説があるんですね。
(赤江珠緒)ほ〜お。
(町山智浩)で、島でその精霊のようなおばあさんがいて、お前は死ぬぞみたいな事言うんですよ。1928年なんですけれども、非常に昔のような、おとぎ話のような非常に不思議な映画なんです。で、これねマーティン・マクドナーという人が監督で、この人は『スリー・ビルボード』っていう映画でアカデミー賞をですね候補になった人なんですけど5年前にね。
(町山智浩)この人はロンドン生まれのアイルランド系で、おばあちゃん、おじいちゃんがこの辺に住んでたんで、アラン諸島の近くに住んでたんで、毎年夏休みになるとアイルランドに行って、そういうアイルランド独特の色んな話を集めて、そこから劇作家になっていった人なんですけど、このマーティン・マクドナーさんは。この人ね、たけしさんがすごく好きでね。映画の中にたけしさんの、『その男、凶暴につき』を引用したりしてるような人なんですけど。
(山里亮太)へ〜!
(町山智浩)たけしさんの映画ってほら、すごくフザけてるんだけど、血がピュッと出たりするっていうような非常に奇妙な映画じゃないですか。
(山里亮太)はいはい!
(町山智浩)『ソナチネ』とか、ああいうの、たけしさんフザけてるじゃないですか。
(町山智浩)ギャグがあるのかと思ったら突然なんかものすごい暴力が出てきてね。チャンバラトリオの人が出てきて血だらけになったりとか、すごく影響受けてるみたいですね、このマーティン・マクドナー監督は。だからコントなのか、残酷アクションなのか、両方でもあるみたいなね。事をやってくるんですけども、ちょっとホラーみたいな所もあって。で、ずっとそのハの字眉毛のコリン・ファレルが困ってるんですけど。ただ、見てるとこの話は一体何だろうって思うんですよ。
(赤江珠緒)確かに。どういう事なのっていうね。
(町山智浩)一体なんでこんな話をやってるんだろうって。狭い狭いアイランドの島でね。いいおっさん同士がいがみ合いをする話な訳ですよ。
(赤江珠緒)そうね!うん。
(町山智浩)で、これはね、よく見るとわかるようになってて、この島から実はアイルランドの本土がよく見えるんですよ。海越しにね、ずっと見えてるんですよ。アイルランド本土がね。そこではね、爆発が起こってるんですよ。ドカーンドカーンと。で、なんかものすごい銃声とか聞こえてるんですよ。タタタタタタタタ!みたいなね。何が起こっるかっていうと、この1928年っていうのはアイルランドで内戦が起こってたんですよ。
(赤江珠緒)はぁ〜。
一体なんでこんな話をやってるんだろう
(町山智浩)で、この内戦というのはまた非常に奇妙な戦争でね。アイルランドってずっと、イギリスに占領されて支配されたんですよね、長い間。まぁ領土だったんですけれども、途中からですね、アイルランドの人達が独立戦争を起こして、イギリスと戦って独立したんですよ。で、独立したんですが、アイルランドって、その北の方にね。スコットランド系の人達が入植した地域があって、北アイルランドと言われてる所なんですね。そこは、宗教が違うんですよ。プロテスタントなんですよ。イギリスと同じ。で、アイルランドは、ずっと昔からカトリックなんですよ。
(赤江珠緒)そうか、うん。
(町山智浩)で、その北アイルランドだけイギリスに残したまま南アイルランドだけが独立するのか、それとも北も一緒にイギリスから切断して、アイルランドとして一括で独立するのかという事で、独立戦争でイギリスから独立した後、どこまで独立するのかって事で内戦なっちゃうんですよ。
(赤江珠緒)う〜ん。
(町山智浩)すごく奇妙な。要するにプロテスタントの人を込みでアイルランドになるのか、それを切り離してアイルランドになるのかって事で争いが始まって、それでアイルランド人同士の殺し合いになるんですけども。その時の死者の数は、イギリス相手の独立戦争よりも多いんですよ。
(赤江珠緒)なんか、何とも言えない事態になってしまってますねそれはね。
(町山智浩)それを、2人のいがみ合いに象徴させてるんですよ。
(赤江珠緒)あ〜。そんな。
(町山智浩)前に紹介した話があってですね、『パラレル・マザーズ』というスペイン映画を紹介したんですけども覚えていますか?
(山里亮太)あの色んな職業になっちゃうやつですよねぇ。違ったっけ。
(町山智浩)あ、今ちょうど公開されてるんで日本でね。それはお母さんが、病院で産院で、赤ちゃんをすり替えられちゃう、まぁ取り違えがあってね。でも、その後自分の本当の赤ちゃんが死んでしまった事を知ったんで、その取り違えを黙っていようとするっていう話なんですね。本当の事がバレると自分が途中まで育てた赤ちゃんが持ってかれちゃうからって事で。で、それは一体何の話だろうって思ってたら、監督はそれはスペイン内戦の話なんだって。
(赤江珠緒)そうだった仰ってましたね。
(町山智浩)スペインはずっと内戦があったんだけれども、途中で70年代の内戦が終わったんですね。そしたら、それから仲良くする為に、内戦の間スペイン人同士が殺し合った事をなかった事にしようという法律ができたんです。だから、過去の事は追求しないという事で今までやってきたんですけど、果たしてそれでいいのかっていう事を描いたのが『パラレル・マザーズ』っていう映画だったんですけども。それをお母さんの話に象徴させてたんですね。で、今回もアイルランドの内戦を、2人のおっさんのいがみ合いに象徴させてるんですけど。
(赤江珠緒)そういう事か、だからこの身も蓋もないおっさんのいがみ合いっていうのはそういう事ですか。
アイルランドの内戦を2人のおっさんのいがみ合いに象徴させている
(町山智浩)そういう事なんです。それがもう、殺し合いみたいな事になってっちゃうって事はとんでもないなという事なんですけど。なぜ、じゃぁそれを現在やるのかと。アイランドの内戦っていうのはもう終わってるんですよ、1927年にね。100年ぐらい前なんですよ。今これをやるのはやっぱり世界中でこういう事が続いてるからです。
(赤江珠緒)そうですね。
(町山智浩)今ジョージアに僕いるでしょう?ここ南北戦争で大激戦地だった所ですよ。それは黒人の奴隷制度を維持しようとする南軍と、奴隷を解放しようとする北軍の間の戦争だったんですけども。この南北戦争での死者数っていうのは、アメリカの、アメリカってものすごい数で戦争してきていますけど、最大の戦死者数なんですよ。南北戦争。内戦の方が死者が多いんです。どの国も。だから、内戦の方が憎しみがひどくなってくるんでしょうね。どうしてもね。
(赤江珠緒)そうね。歴史上そうですね。戦争始まる前までは普通に隣人だったりね。一緒にそこに共存してきた人達がね。
(町山智浩)朝鮮戦争を見てもそうですけども。そうなんですよ。だからね、今アメリカで起こってる事も一緒の内戦状態なんですよ。今ね、ジョージアに来てからテレビを見ると、日本で選挙のテレビコマーシャルって禁じられてるじゃないですか。
(山里亮太)ないですね。
(赤江珠緒)限られたアレしかね、はい。
(町山智浩)アメリカはね、ものすごいお金でコマーシャルを買い取ってもう選挙のコマーシャルしかないんですよ、ジョージア。で、互いの候補者のある事ない事を言いまくって、もう、ものすごいネガティブキャンペーンで、テレビ見てると心がどんどんどんどん荒んでくるような状態なんですよ。
(山里亮太)へぇ〜〜。
(町山智浩)でも、もう本当にアメリカの選挙がこんなにね激しく互いを攻撃するようになってったのは、最近の事なんですよね。
(赤江珠緒)そうですか。
(町山智浩)どんどんどんどんひどくなってって、特に今回すごく問題になっているのはやっぱり中絶なんですよね。今まではそんなの論争になんなかったのに。それを連邦最高裁がね、各州に任せるって言っちゃったもんだから、各州が全部内戦状態ですよ。
(赤江珠緒)そうですよね。だって日本でもそのアメリカの中間選挙の状況とかニュースでね、そういうのが流れるんですけど、共和党側と民主党側の支持者の人達のそういうインタビューコメントが流れても、お互いが絶対に理解し合えないだろうなみたいなのが、どう折り合うんだろうって思うぐらい、全く分かれちゃってますよね。
(町山智浩)分かれちゃってるんですよ。でも今までは別に、そんな中絶問題なんてそんなに論争になってなかったのに。論争にしちゃったんですね、連邦最高裁が各州に任せるよとか言ったら、それはもうそうなりますよね。だからね、内戦状態っていうのはやっぱりある程度作られるものだし、で、始まるともう泥沼になっちゃうんですよね、どこでも。一歩も引けなくなっちゃって。妥協点とかじゃなくて、相手を潰すまでやるという風になりますから。なのでこの映画はね、笑わせるんですけど、見てるとケラケラ笑うんですけど、最後の方で結構ゾッとさせたりね。でも、現実よりもいい形で終わらせようとしたりね、色々考えさせる所があって、非常に素晴らしい映画になってますね。
(赤江珠緒)そうですか。『イニシェリン島の精霊』は来年(2023年)1月27日に日本公開という事で。内戦の方がね、被害が大きいというのがもう本当に皮肉な話ですよね。
(町山智浩)そうなんですね。はい。
(赤江珠緒)はい、町山さん、ありがとうございました。また選挙結果なんかについても、教えてください。
(町山智浩)はい。どうもでした。
※書き起こし終わり
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④ずっと仲良しのおじさん2人だったが、突然コルムが絶交を言い渡す
⑤理由は、お前と話してても全然何も学ぶ事がない
⑦話しかけたら自分の指を切ると言う