ダークナイト
悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハービー・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。
このレビューにはネタバレが含まれています
若くして亡くなったヒースレジャーの怪演が光る作品です。 ジョーカーとしての演技もそうですが、クリスチャンベールもバットマンとしての役作りが素晴らしく、ひとりひとりの役者に見応えのある一作です。 シーンの作り方が丁寧というか、こだわって作り上げているのが伝わってきます。ただ、ジョーカーの背中を映したり病院を爆破するだけで、どこか美しさを感じさせます。 肝心の内容ですが、やっぱりバットマンにいらいらする瞬間はありますね。殺さずのコンセプトはわかりますが、綺麗ごとが少し過ぎる気がします。結局、それが裏目に出て彼はひどい目にあいます。そのような信念に漬け込むジョーカーの狂気は魅力的で「いいぞ、もっとやれ」と、どこか思ってしまいます。 バットマンと対比的なパニッシャーシリーズもおすすめです。 かなり豪華なキャスティングですが、個人的に銀行支店長を演じたウィリアムフィクトナーが一番好きです。 ラストは少々地味ですが、映画全体を通してジョーカーを堪能できる一作です。
新旧数あるバットマン映画で、この作品をベストに上げる方も多いのではないでしょうか。それくらいこの「ダークナイト」は完成度が高いです。80年代から90年代にかけて作られたバットマンシリーズは、良くも悪くもハリウッド的でしたが、クリストファー・ノーラン監督のいわゆる「ダークナイト・トリロジー(ダークナイト三部作)」は、全体的に暗く、重く、シリアスな内容でした。その中でも一番優れた作品がこれだと思います。その理由もいくつかありますが、やはりジョーカー役を演じたヒース・レジャーの鬼気迫る演技が強く印象に残ります。それまでのマンガ等の実写映画は、いかに原作に忠実かが評価されていましたが、ここでのヒース・レジャーは完全に振り切っています。80年代のジョーカー役だったジャック・ニコルソンや、近年大ヒットした映画「ジョーカー」のホアキン・フェニックスもそれぞれ良かったです。しかし狂気の果てみたいなジョーカーだったら、この「ダークナイト」のジョーカーです。
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