ダークナイト
The Dark Knight
悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハービー・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。
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ダークナイトの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
出演者のマイケル・ケイン的には、ヒース・レジャーのジョーカー役が意外と80年代のバットマンシリーズに同じジョーカー役を演じたジャック・ニコルソンを超えたと話している。
「ジャックのジョーカーはピエロのような良性だが邪悪的な存在だった。笑わせてくるような面白いところもあった。ヒースは真逆で、ものすごく怖いサイコパスのようなジョーカーを演じている。」
マイケル・ケインが初めてヒース・レジャーに会った時は撮影中でレジャーがジョーカーの演技をしている時だったが、演技の怖さのあまりにケインが自分のせりふを忘れてしまったという。
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豆知識・トリビア
ジョーカーの役作りのため、ヒース・レジャーは約6週間、モーテルの部屋にこもりました。 この長いひきこもり生活の間、レジャーはジョーカーの心理的部分を深く研究していました。 彼はジョーカーの顔の動き、声とそのサディスティックな笑いを表現することに専念しました(声についての彼の目標は、ジャック・ニコルソンが1989年のジョーカーの役で作り上げたトーンとは全く異なる声を作り上げることでした)。 レジャーは、ジョーカーの外見を、主にパンクロックロッカーのシド・ヴィシャスの無秩序で乱れた外観と、クロックワークオレンジ(1971)のマルコム・マクダウェルのキャラクターであるアレックス・デ・ラージの精神病特有のマンネリズムを組み合わせたものに基づいていると解釈しました。
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豆知識・トリビア
2008年1月22日のヒース・レジャーの薬物中毒による突然の死により、この映画の状態と、死に至る前のレジャーの傾向について緊急に考慮することが必要だった。レジャーの死が発表された直後、レジャーが撮影後の作業(アフレコ)と共に彼の重要な撮影を全て終わらせていることを確認したと「ワーナーブラザーズ」は声明を発表、そのためこの「ジョーカー」が彼の最後で完全な映画となった。強烈な役を演じたことがレジャーの精神状態に影響を与え、うつ状態になり結果的に間違った組み合わせの薬の服用したという噂が多く流れた。しかし彼はうつ状態では全くなく、役を演じることをとても楽しんでいたと、彼の家族はその噂を否定した。レジャーは生涯を通じて不眠症に苦しみ、睡眠薬と他の処方薬を一緒に服用することがよくあった(彼の妹が彼の死の前夜に実際にそれを注意していた)。残念なことに彼がその夜に服用した組み合わせは、致命的であることが証明された。
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ダークナイトの映画情報
公開日: 2008年8月9日 / 上映時間: 152分 / 製作年: 2008年
配給・制作会社: ワーナー・ブラザース映画 / 映倫区分: G (日本)