映画館で観て良かった
2020年12月22日 10時17分
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総合評価:
4.0
クリストファーノーランの新作を、2020年に映画館で観られた。
それだけでも大満足ではあるが、期待を裏切らない複雑なストーリ展開と迫力満点のアクションシーンの連続で、これ以上ないほど胸が躍った。
正直、一回目の鑑賞では本作が面白いのか否かの判断がつかなかった。
ただただ、ノーランの新作を映画館で観ているという高揚感と、素晴らしいアクションシーンに感銘を受けただけだったのかもしれない。
しかし、鑑賞後の満足度は非常に高く、すっきりとしない頭を抱えながら「また観なくては」と息巻いていたことを鮮明に覚えている。
そして、二回目の鑑賞。あらゆる情報を頭の中で整理してから観た結果、点と点が線で繋がっていく快感が加わり、またしても最高の映画体験となったのだ。
複雑な構成であるのに、作中で多くが語られないという逆説。
それゆえに、観客は鑑賞後もTENETの世界からなかなか抜け出せないのだ。
何度でも観たい。他の人の感想を聞きたい。そんな「続き」をくれた一本だった。
イメージワード
- ・恐怖
- ・不思議
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