ウィストン・チャーチルも観てほしいです。
2020年8月10日 14時01分
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総合評価:
4.0
映画始まっ!!!え?…この「!!!」で、フランスのダンケルクと呼ばれている場所へ放り投げられてしまいます。ノーラン監督のせいで。
突拍子もない声が出るくらい、考える間も許さない始まり方で、マスクの下の口は完全にポカーンでした。
この映画、「没入感が凄い」とよく聞きましたが、そんな生易しい言葉では言い表せません。観てるその場所が、ダンケルクになります。ノーラン監督のせいで。
街を歩いていたら、いきなり全力疾走で走り回ることになります。冷や汗で心臓はバクバクです。やっとの思いで街を抜けても、同じ思いをして疲れ切ったみんなが、ダンケルクにいる、その人数。愕然をします。
国を守ってくれている未来ある若いみんなのため、自分のヨットを出して大海原へ向かうイギリスの人たち。敵の攻撃を食い止めようと、戦闘機で加勢する青年。
みんなの気持ちは、一つ。
ある音が鳴り響くたび、彼らには時間の猶予がないことを思い知らされます。観ているこちらにも、体の中に響いてくる音で、この音止めてくれーとドキドキしヒヤヒヤさせられます。
日本人の私は、言葉にできないほどの悔しさや、怒りで一杯になりました。比べてもしようのないことですが、なぜ日本は…そう思わずにはいられませんでした。
イメージワード
- ・不気味
- ・恐怖
- ・勇敢
- ・切ない
- ・パニック
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