ラスト15分間の恐怖
2021年1月18日 20時30分
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総合評価:
5.0
あまりにも怖いと話題だったのでなかなか見ることができなかったが、なんとか勇気をふり絞って家で一人で鑑賞。結果、鑑賞中は何度も中断して部屋の明かりをつけ、鑑賞後は夜中3時まで恐怖で眠れなくなるという結果に…。
母親の死、ミニチュア、動く光、奇妙な行動をする妹、突然の事故、部屋の壁に書かれた謎の言葉、親身に話を聞いてくれる女性、遺伝する精神病…
偶然に思えた出来事がすべて最初から仕組まれたことだったと知った時にはもう遅く、そして最後の15分間は「考えうる最悪の出来事」が次々と起こり、恐怖はピークに。
一回の鑑賞では到底気づかないところに伏線や暗示が隠されており、怖くて仕方がないのにまた見返したくなってしまうのもポイント。
そして何と言ってもこの映画のトニ・コレットの怪演ぶりは見もの。おかげでこれ以降何の映画でトニ・コレットを見ても、うっすらと恐怖を感じてしまう。
お化け屋敷やびっくり箱のような、ジャンプスケア系のホラー映画に飽きてしまった!という人にこそぜひ見てほしい。