地獄の黙示録
Apocalypse Now
ベトナム戦争が真っただ中のサイゴン。アメリカ陸軍情報部のウィラード大尉にある密命が下される。それは、カンボジアに特殊任務で赴いたままジャングル奥地に自らの王国を築き、カリスマ的な存在と化した危険人物カーツ大佐を暗殺せよ、というもの。任務を全うすべく、ウィラード大尉は4人の部下とともに哨戒艇に乗り込み川をさかのぼる。道中、極限状態に晒され続けた彼らは幾多の異常な世界を体験していく。やがて彼らはついに、ジャングルの奥深く、カーツ大佐が潜伏する“王国”へと辿り着くのだった。
もっと見る
地獄の黙示録のDVD/Blurayの値段を確認する
地獄の黙示録の豆知識・失敗談
豆知識・失敗談を投稿する
-
豆知識・トリビア
キャプテン・ウィラードが彼のホテルの部屋に一人でいる、はじめの方のシーンは、完全に脚本にはないものでした。マーティン・シーンは、カメラクルーにただカメラを回すように言いました。シーンは本当に酔っぱらっていました。彼は本当のガラス製の鏡をパンチし、親指を切りました。シーンはまた、泣き出し、フランシス・フォード・コッポラ監督を殴ろうとしました。クルーはとても邪魔されたので、撮影を止めたかったのですが、シーンはカメラを回したままにしてほしかったのです。その時彼は飲酒問題と彼自身の問題と闘っていました。彼はあまりにもシーンと彼自身の内面の葛藤に入り込みすぎて、鏡を殴ってしまったのです。彼は、シーンを続けることが彼の問題に向き合う助けとなると信じていました。このことは、後のコッポラとシーンの会話で明らかになり、再編集編で見せられました。
-
豆知識・トリビア
ローレンス・フィッシュバーンは、1976年に撮影が開始されたときは14歳でした。彼は自分の年齢をごまかしていたのです。
-
豆知識・トリビア
フランシス・フォード・コッポラはこの映像を編集するのに3年近くかかりました。最終的な編集作業をしているうちに、マーティン・シーンがいくつか追加のナレーションを録音する必要があることが明らかになりました。しかしシーンが忙しくてこれらを収録することができないとすぐに気付いたコッポラは、新しいナレーションを収録するために、そっくりな声を持つシーンの兄弟、ジョー・エステベスに声をかけました。エステベスは1976年の撮影中にシーンが心臓発作に見舞われた時にも代役として起用されています。エステベスは代役や声優としてクレジットされていません。
豆知識・失敗談を全て見る
地獄の黙示録の映画情報
公開日: 1980年2月23日 / 上映時間: 147分 / 製作年: 1979年
配給・制作会社: boid