本作を映画館での封切公開で鑑賞したことを覚えている。
1985年の作品なので、はや35年以上経過していることになる。
年数は経ったが、最初に見たときのインパクトはよく覚えている。
それだけ強い印象を与えた作品だといえよう。
主演のアーノルド・シュワルツネッガーは未来から送り込まれたT-800 型ターミネーターを怪演している。
長いセリフはなく、感情がないロボットの役を上手に演じている。
本作に出演するにあたり、シュワルツネッガーは本格的な銃器の取扱い訓練を受けたという。
その成果もあって、自動小銃UZI を片手で撃ちまくる姿などが、決まっている。
映画全編を通して、ターミネーターを演じるシュワルツネッガーの存在感が半端ない。
ボディビルで鍛えあげられた肉体も見ものであるが、感情など人間味を徹底的に排除した冷徹な演技がハマり役だった。
本作以降に出演する映画では、コメディなど温かい人間味あふれる役も上手にこなしているので、演技の才能があったので人気俳優の道を歩んだのと思う。