冒頭何の説明もなく、いきなり劇場での襲撃シーンから始まります。
主人公は捕らえられてしまい、世界を揺るがす衝撃の事実が明かされます。
主人公はこの事実を踏まえ、世界を危機から救う為に行動していく事になります。
この作品の楽しみは、何と言っても物語の鍵である「テネット」を巡る謎解きでしょう。
物理学などを交えた専門的な説明が散発的になされ、種明かしは徐々に進んでいきますが、説明は最低限に留まっており、一回で全てを理解するのは至難の技です。
二回以上観て謎解きを楽しむという見方も出来るでしょう!(私も二回観ました)
ですが、一回観ただけでも充分楽しめる様に作られています。
アクションシーンがとても緊迫していて、それを観ているだけでストーリーに引き込まれてしまいます。特に「テネット」という存在がアクションシーンにも大きく影響を及ぼしているのですが、これが大迫力で、一味違うスリルを体感する事が出来ます。
物語は怒涛の勢いで展開していき、最後にはあっと驚く爽快感に包まれます。
私は最後のシーンで体に電流が走りました。
サスペンスなど謎解きが好きな方、アクション映画が好きな方にお勧めです!