教皇選挙の町山智浩さんの解説レビュー
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映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『こねくと』(https://www.tbsradio.jp/cnt/)で、『教皇選挙』のネタバレなし解説を紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。
町山さん『教皇選挙』解説レビューの概要
①カトリックの総本山バチカン
②ローマ教皇を選ぶ選挙を描いたヨーロッパの映画
③次のローマ教皇を100〜140人で投票して決める
④原題Conclaveの意味は○○○○
⑤今バチカンが保守派とリベラル派で真っ2つにわかれている
⑥主人公は選挙管理人で、不適切な教皇候補者を見つけ出し排除しなくてはならない
⑦主人公は神を信じられなくなっている
※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。
町山さん『教皇選挙』評価とは
(町山智浩)今日紹介する映画は。僕来週からローマに行くんですよ。何しに行くかっていうとですね、まぁ主な目的がバチカンに行きたくて。ずっとカトリックの総本山ですけども、行くのがずっと夢だったんですけど特に今回行きたいのが、法皇様。フランシス教皇が今ご危篤なんですね。非常に不安定な状態にあって、今世界中の人がお祈りに行ってるんですよ。教皇様のそのご快癒をという事でですね、僕カトリックじゃないんですけどちょっとお祈りに行きたいなという気持ちもありましてですね。来週はイタリアから出演する事になります。
(石山蓮華)イタリアから!
(町山智浩)はい。ちょっと怖いのはねアメリカに戻って来れない可能性が非常にあって今ね。今ね外国に出たグリーンカードを持ってる人達をちょっと逮捕してるんでね。トランプ政権の政策でね。ちょっと怖いんですけど、帰ってこれなかったらこれなかったでイタリアで暮らすかと思ってますけど。(笑)
(でか美ちゃん)大胆。(笑)
(町山智浩)まぁいいや。で今日紹介する映画はですね、ローマ教皇を選ぶ選挙を描いたヨーロッパの映画なんですが、『教皇選挙』という映画を紹介します。はい。
〜音楽〜
(町山智浩)かっこいいですね音楽。
(石山蓮華)はい。かっこいいですね。
(町山智浩)かっこよくて、なんていうかゴージャスなんだけどサスペンスもあってね。素晴らしい音楽なんですが、この『教皇選挙』ね。教皇選挙っていう日本語タイトルやめてよと思うんですよ。なんか無理やり選挙するみたいな感じじゃないですか。
(でか美ちゃん)確かに音で聞くとね。
次のローマ教皇を100〜140人で投票して決める
(町山智浩)これはね、『Conclave』っていうんですよ、元々は。原題は。ラテン語のタイトルがね。コンクラーベって結構みんな知られてるからコンクラーベでいけばいいのにと思うんですが。これはローマ教皇が亡くなって、次のローマ教皇、法王様を決める為の選挙を教皇の下に枢機卿というですね、非常に位の高い神父さん達がいて、その人達が100人から140人ぐらいでですね投票をして決めるという選挙を描いた映画です。
これすごいの、そう聞くとなんていうの、カトリックの話と関係ねえしとかね。全然興味ないしって思う人も多いと思うんですよ。
(でか美ちゃん)なんか知識が必要なのかなっていう感じはしますよね。
(石山蓮華)ちょっと難しいかもって。
(町山智浩)全然必要ないです。これ圧倒的なエンターテイメントなんです。面白いんです。ものすごく面白くよくできてるんですよ。これね、選ばなきゃならないって事で、コンクラーベっていうのは”監禁された状態”っていう意味らしいんですね。”鍵がかかった部屋”とかそういう事をコンクラーベっていうんですけども、これ選挙をして、3分の2の票を1人の人が、候補者が獲得するまで何度も何度も投票し続けるんですよ。だから日本語の”根比べ””からついたって言われてるんですが。嘘ですが。(笑)
(でか美ちゃん)ちょっと似てんなぁとか思ったんですけどね、ぼんやり。(笑)
(町山智浩)そう。オヤジギャグでね、まぁコンクラーベは根比べだよとかみんな言ってんですけど。(笑)もう100億回ぐらい言われてると思いますが。(笑)だからね、面白いんですよ。達するまでの話なんですよ、評決に。でね、これは主人公はレイフ・ファインズというイギリス人の俳優で、この人62歳。僕と同い年ですね。名優なんですけれども、彼が亡くなった教皇の一番弟子だった人で、その後継者の選挙の管理人をするんですね。彼が主人公です。ローレンスという選挙管理人ですね。で、彼はですね。その選挙を本当になんていうか、公正にやりたいんですよどうしても。というのは、これは今の、実際のローマ教皇選挙を、なんて言うんだろうな、モデルにしてるんですが、今バチカンが真っ2つにわかれてるんですよ。
(石山蓮華)そうなんですか。
今バチカンが真っ2つにわかれている
(町山智浩)激しくわかれています。というのは、まずご存知だと思うんですけども、世界中で神父の人達が男の子達とか女の子にいたずらしてた事が発覚しましたよね。もうものすごい数で被害者がいて、それで賠償をしてるんでもう破産してる状態なんですよ。バチカンは。そこで選ばれた現在の教皇がですね、フランシス教皇という人なんですけども、アルゼンチン出身の人なんですが、彼が徹底的にバチカンを改革してったんですよ。それでですね、それに反発している保守派の人達がいて、その改革派と保守派の間でものすごい激しい政治的な争いがずっと続いてるんですバチカンでは。それを反映した映画がこの『教皇選挙』で、やはりこの話の中に出てくる亡くなった教皇は、現在のフランシス教皇をモデルにした人らしいんですよ。改革派なんですね。だからその人、改革派が亡くなったから、保守派は巻き返しで選挙で勝って、またバチカンを、カトリック教会を保守化させようとしてる派閥がある訳ですよ。で、そうはさせまいとするリベラル派、改革派の候補者もいて、それがまぁ色んな工作を裏でしてるんですね、お互いに。
不適切な教皇にしたらいけない人達を見つけ出して排除
(町山智浩)で、この主人公のローレンスという選挙管理人をするレイフ・ファインズの使命は、その候補者の中から、不適切な教皇にしたらいけない人達を見つけ出して排除していかなきゃならないんです。これね、ミステリーなんですよ。要するにミステリーってアガサ・クリスティとかが『オリエント急行殺人事件』とか色々書いてますけど、限られた登場人物の中から誰が犯人かってのを探す、フーダニットっていうジャンルがあるんですね。”誰がやったか”っていう意味なんですが、それの一種なんですよ。離れ小島とか列車とか、なんていうか限られた所に何人かの容疑者がいて、そこから犯人を見つけ出すという金田一耕助もそうですね。そのジャンルなんですこれ。
(でか美ちゃん)そうか、密室物だ。

(町山智浩)密室物なんです鍵かかってるから。あのねこれね、何回も投票するんですが、評決に達するまではこのバチカンの中から出られないんですよ。外部との連絡も全然できなくて、スマホはもちろん電話からテレビから何から何まで完全に遮断されるんです。投票してる間はね。その中で、犯人探しという訳じゃないんですけど、とにかく候補者の中から悪いやつを見つけ出さなきゃならないんですよ。そこがまず1つなんですけども、もう1つのポイントはこのレイフ・ファインズ扮する主人公が全く絶望的な気持ちで、もう神を信じられなくなってるという設定があるんですよ。
(でか美ちゃん)ほう。この立場なのにという。
(石山蓮華)ねぇ。役割と反しますよね。
主人公は神を信じられなくなっている
(町山智浩)それは、彼があまりにもその亡くなった教皇を尊敬してて1番弟子だったから。愛する人を失ったら普通人は神を信じなくなるんですよ。だっておかしいじゃないかと。こんな素晴らしい人がなんで死ななきゃいけないんだと。神っていうのはいないんじゃないかと。という事で、このローレンスは神は死んだという気持ちになっちゃうんですよ。つまり、教皇が死んだ事と神が死んだ事、信仰を失ってく事が重ねられてるんですね。それは現在の地球に住んでる人の多くが今、そういう魂の危機にあるというものを彼に象徴させてるんですね。実際に、それは象徴じゃなくて、カトリックの人達っていうのは13億人もいるんですよ全世界に。大変な人数なんですよ。だから、キリスト教と俺達関係ないからっていうのとはちょっと違って、ものすごく政治的な事なんですよねこの教皇選挙って。だから現在のフランシス教皇が何をしてきたかっていうと、例えばウクライナ戦争でそのロシアの侵略に対してはっきり抗議したんですよね。で、イスラエルにおけるイスラエル政府のあのガザの空爆に対しても抗議してるんですよ。で彼が抗議するっていうのは、13億人の頂点にいる人ですから。全世界のどんな大統領よりも意味がある言葉なんです。だから国々はそれぞれあっても、カトリックの人達はその国の大統領ともう1人信じるべき人っていう神の代理人としての教皇を持ってるんですよね。
だから教皇がそう言う事はすごく大事な事で。で、このフランシス教皇はさっき言ったみたいに保守派からものすごく嫌われてるっていうのは、今全世界で移民とか難民に対するすごいなんていうか政治的なですね弾圧が進んでいて。アメリカはもちろんそうなんですけど、今ひどいんですが。ヨーロッパでもその移民や難民を排斥するという事を主張している右派政党がものすごい票を伸ばしてるんですよ。で、それに対しても、このフランシス教皇は、元々ユダヤ人は難民だったと。キリストも難民として生まれてると。生まれた時にお父さんお母さん難民でしたからね。それなのになぜ、難民や移民を排斥するんだと。神の教えに反してるぞという風にはっきり言っています。
あと地球環境問題とかで今地球温暖化が進んでるんですが、トランプ政権だけじゃなくて、地球温暖化とか環境破壊を今まであれだけ盛り上がってたのにそれをもうやめちゃおうっていう人達がまた票を伸ばしてるんですよ、世界的に。それに対しても、地球は神がお作りになったんだと。フランシス教皇は言ってるんですね。地球にとって人間っていうのは別に王でも神でもないんだから、神がお作りになった地球を破壊してはいけないという風にメッセージを出してて。で、ものすごく政治的になんというか非常に鋭い発言をし続けてる人なんですよ。だから反発する人もすごく多くて、もうアメリカのカトリックでは反発してる人もかなりいます。保守的な人達はね。
で、特にフランシス教皇が激しい反発を呼んだのは、LGBTQの人達に対する意見なんですよ。まず、カトリックとかキリスト教はそういう人達を神は許さないという風にずっと言ってきたのを、そうではないとフランシス教皇は言って。神はそういう人達、LGBTQの人達も愛しますと。なぜならばみんな神の子だからって言っちゃったんですよ。それで大問題ですよ。なぜそれが大問題になるんだって僕は思いますけど。
フランシス教皇が何をしてきたか
(でか美ちゃん)なんか宗教的な考えの中にはないものを持ち込んでくれたとも取れるし、持ち込んじゃったとも取れるし、っていうアレですよね。
(町山智浩)はい。聖書の中にはそういう事に対して同性愛に対して批判的な文章もあるんですけど。キリスト自身は何も言ってないんですよ。複数の著者がいるんで聖書は。あと、もっと大きい改革しちゃって、カトリックの神父は求められた場合に、同性愛の人達のカップルを祝福をしてもいいって言っちゃったんですよ。これも大変な問題になったんですよ。要するにカトリックの教会で同性婚ができる事になっちゃうから。で、そういう事をずっと言い続けてるだけじゃなくてもう1つ大きい改革を今してて。今病床にあられるんですけどフランシス教皇は。要するに神父って男しかいないじゃないですか。おかしいだろって事ですよ。女性は尼さんにはなれるんですけど、聖職者にはつけないし、さっき言ったその教皇にもなれないしね。なれないんです一切神父に。それもおかしいだろって言ってるんですよ。だからみんな怒ってるんですよ。
(でか美ちゃん)それも改革の人だなて言うね。
(町山智浩)これね、どうしてそういう風にフランシス教皇がなったかっていうと、この人アルゼンチンに行った時に、独裁政権が、軍事独裁政権でものすごい弾圧をしてたんですよ。その時に、権力に負けちゃったんですよこの人は1回。
(石山蓮華)ふ〜んそうなんだ。
(町山智浩)戦わなかったんですよ。教会を守るために。でも周りのその神父さん達は軍事政権と戦って処刑されたりしたんですよ。前あのペトロというキリストの第1使徒の話もしましたけども、あの人キリストを1回裏切ってるんですよね。でもだからこそ2度と裏切らないっていう事で。フランシス教皇はもう絶対に自分の信念を裏切らないという事で、非常に激しい戦いをしてる人なんですけどね。で今だから危篤なんで非常に心配なんですが。でもその人が亡くなってしまったら絶望ですよ。
(石山蓮華)そうですね。
(町山智浩)で、また元に戻っちゃうんですよ。女性に・・女性をね聖職者にする事は禁じられてるんで、バチカンでは。だから事務職とかで非常に高位に上げてるんですよ今フランシス教皇は。そうそういうのも全部ひっくり返されちゃう可能性もあるし、同性愛の人達に対する扱いも全部ひっくり返っちゃう可能性があるんですね、彼が教皇でなくなって次の教皇が保守派になっちゃうと。だからすごく絶望的な気持ちになってるのがこの主人公なんですが。ここからすごくてですね。じゃぁ亡くなった教皇は何のメッセージも残さなかったのかっていう事になるんですけど。推理小説にはダイイングメッセージっていうのがあるんですよ。
(石山蓮華)ありますね!
(町山智浩)亡くなった人がすごい手がかりを残していくんですよ。
(でか美ちゃん)じゃぁローレンスの責任でかいなぁめちゃくちゃ。
(町山智浩)ローレンスは導かれていくんです亡くなった教皇によって。ってだいぶ言ってるな俺。(笑)
(でか美ちゃん)でもまぁそうだと思いますよ普通にあらすじを見ても主人公だし、1番尊敬している方が残したメッセージだからね。
(石山蓮華)読み解いてどこにいきつくのか。
(でか美ちゃん)いきつくんだろう。
(町山智浩)そうなんですよ。この映画のすごいのはね、ほとんど10分おきにあっと驚く展開が続くんです。
(石山蓮華)なんだって〜?
(でか美ちゃん)そんな事可能なのか?ふふふ。
(町山智浩)もうね、ちょっとね、逆転に次ぐ逆転なんでやりすぎって言ってる人もいますが、でも面白いからいいじゃんと思うんですけど。だから全然、キリスト教に興味ないっていう人でも面白いしミステリーとしても面白いし、その裏にはこのコンクラーベというものが実は現在の分断された世界の縮図になってるんですよ。現代の世界の象徴にもなってます。そういう事でね、深さはあるしね面白さとスピード感はすごいしね。本当にこれはね圧倒的に僕は・・本当はアカデミー賞の作品賞はこっちが取ればよかったと思ってるんですけど。僕これ見たのが秋なんですよ去年の。それでもうバチカン行くぞ!って決めて。
(石山蓮華)あぁそれでだったんですね。なんかこの教皇選挙の、このポスターとか場面写真とか、絵がすごくリッチでかっこいいですね。
(町山智浩)あ、でもね、バチカンから一歩も出ない映画なんで。密室だから。
(でか美ちゃん)空気感伝わってきそうなね、写真というか。重厚で。
(町山智浩)そうなんですよ。それもすごいですね全部セットですよ。
(石山蓮華)セットか、まぁそうですよね。撮らせてもらえないもん。
(町山智浩)撮らせてもらえないですよ現地では。それもすごいんですけど。だからこれは今バチカンで何が起こってるかとかフランシス教皇はどういう人なのかって事を知ると、ものすごく胸に迫ってくる、非常にもうこれは単にカトリックの問題じゃないんだと。今世界の問題なんだと。宗教関係ないよって話になってきてるんで、これはもうぜひ見ていただきたいと思います。
知識がなくても密室サスペンス物としておもしろい
(でか美ちゃん)知識があったらより楽しめるし、なくても密室サスペンス物としてかなり面白そうですね。
(石山蓮華)色んな問題点、現代的な問題点が散りばめられた映画っていう事なんですかね。
(町山智浩)はい。そして、あっと驚く結末です。
(でか美ちゃん)わぁ気になる!
(石山蓮華)気になるよぉ!
(町山智浩)是非ご覧ください。
■後日談
(石山蓮華)『教皇選挙』。こちらの映画はローマ教皇を決める選挙、コンクラーベを描いたミステリー映画で、でか美ちゃんも私石山もちょっと見てまいりました。
(でか美ちゃん)はい。
(町山智浩)あ、どうでした?
(石山蓮華)おーもーしーろーかったです!これはすごい面白いです!
(でか美ちゃん)うん!
(石山蓮華)もう最後の最後まで展開が読めないし緊張感が続き続けるし、色々なこう秘密というか状況だったり何かを抱えた人達が出てくるんですが、その人達が巻き起こしていくコンクラーベの混乱ていうのがまさにこの過渡期にある社会そのもののようでもあるし、本当にあの映像が終始美しく見応えがあって最高でした。
(でか美ちゃん)面白かったです。私も本当に、映像も美しかったし私音楽がすごいいいなと思って。
(町山智浩)ものすごいサスペンサブルなんですけどね。
(でか美ちゃん)そうなんですよ。本当にまんまと緊張感とかを駆り立てられる音楽も素晴らしかったですし、たぶん見てる人の殆どが誰が教皇になるんだろう、相応しいんだろうって見方をしてる時に、その教皇選挙を取り仕切る、わりと先頭立ってやっていくぞってやんなきゃいけない人、あなたこそがなればいいんじゃない?って思って見ちゃうんですけど、見れば見るほど、ちょっと政治的と言うかこの人は教皇になる為の準備ってものをここまでしてきてないから無理なんだろうなとか、すごい政治的な動きの話とかも見れて、それがすごい面白かったですね。
(町山智浩)はい。これ今現在のね、カトリック、ローマ・カトリック教会の教皇が今フランシス教皇という人でね、今ちょっとご病気で、88歳なんでね。心配なんですけども。まぁ本当にね何十億人、13億人か、のカトリックの人達の政治的なものまで全部決定する事になるのがこの『教皇選挙』なんで。単に知らないキリスト教徒の1番えらい人を決めるのって日本に関係あんの?って思うかもしれないんですけど、世界と関係あるんですよ。その中で男同士がね、誰が教皇だって選挙してんですけど、女性がね、1人ね。なんかアンタ達勝手に決めてるけど女どうなってんのよ!って言うんですけどね。おかしいじゃないのと。根本的に私はカトリックだけど、女を完全に排除してるのおかしいじゃないのって言うんですけど、あの人イザベラ・ロッセリーニさんていう女優さんなんですが、わずか数分間のあのセリフ、殆どあの一言でアカデミー助演女優賞ノミネートなんですよ。(笑)
(でか美ちゃん)でもインパクトあるシーンでしたし、やっぱ痺れるなぁて思いましたもん。かっこいい!って言う。
(町山智浩)ね。全世界の女性を代表する一言なんですね。はい。素晴らしい映画なんでね、現場に見に行って来ますんで明日は。
※書き起こし終わり
○○に入る言葉のこたえ
④原題Conclaveの意味は監禁された状態