火垂るの墓
Grave of the Fireflies / Grave of the Fireflies
昭和20年6月9日、神戸は大空襲に見舞われ、清太は心臓の悪い母を先に防空壕へ避難させ、幼い妹節子を連れて後を追う。空襲の後、避難所である学校に着いた清太だったが、そこには、全身にやけどを負い瀕死の母の姿があった。母はそのまま息を引き取り、清太は節子と共に西宮にある叔母の家に間借りするが、次第に清太たちを厄介者扱いするようになる。嫌味を言われ、ご飯も満足に食べさせてもらえない生活に耐え切れなくなった清太は、家出を決意し、節子と2人で池のほとりの横穴での生活を始める。
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火垂るの墓の豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
この映画は実話に基づいている。 野坂昭如は戦争中に妹を栄養失調で失い、その死は自分のせいだと責めた。 彼は喪失を受け入れるために、1967年に『火垂るの墓』を書いた。
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豆知識・トリビア
高畑勲は、このプロジェクトに参加したアニメーターの中で唯一、空襲に遭い生き残った現役のアニメーターだった。
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豆知識・トリビア
この映画は当初、『となりのトトロ』(1988年)と一緒に配給(同時上映)された。宮崎監督が『となりのトトロ』を作るには、それしか方法がなかった。その理由は、この映画(トトロ)の当初の売り込みが却下されてしまったため、『火垂るの墓』との2本立てを売り込むことになったからである。そして、この企画は最終的に『火垂るの墓』の原作者が資金面で支援した。
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火垂るの墓の映画情報
公開日: 1988年4月16日 / 上映時間: 88分 / 製作年: 1988年
配給・制作会社: 東宝