邦画かつこのポスターのイメージから、ちょっと見るのためらいそうですが、絶対に見て損がない一本です!
まず、今の日本の映画業界始め、メディアでは見ない日がない俳優さんたちがこれでもか!というくらい登場します。しかも普段では見られないような役で。みんな全然普通じゃないんですが、見ているうちに、この学校が至極まっとうで、生徒たちが普通に見えてくるがとても不思議です。
また、特に注目してみていただきたいのが、ほぼアドリブだったといわれる管田さんと吉田さんのテストの点数を発表し合うシーンです。あのシーンは何度見ても笑えますし、俳優さんたちがアドリブであそこまで一生懸命、正直、どうでもいいことを言い合っていると思うと笑わずにはいられないと思います。
その他、主人公の帝一は自分の夢をかなえるため、数々の戦略や策略を練りますが、それがこの先何にどうつながっていくのかわくわくしながら見てしまいます。
終始コミカルなシーンが多いですが、時に胸が締め付けらえっるようなシーンもあり、こんなにふざけたシーンが多いのに、途中、泣いてしまうシーンもありました。
この作品の素晴らしいところは最初から最後まで目が離せないところです。最後のセリフを聞いたときの快感は忘れられません!