この映画のすごいところはこれが実話であると言うことです!!
こんなことが実話であったなんて!とても信じられません。
しかも、割と最近の話なんです。
アフリカの文化レベルの厳しさや、収入や生活、農業の過酷さがひしひしと伝わってきます。
ただただ水がないとういうどうにもならない厳しさ、何にもないと言う現実。
そのなにもなく、未来もない世界で健気に頑張る主人公の少年。
応援したくなります。
ただただ切ないやりきれない世界。
それに抗おうとする姿はかっこいいです。
出演者の演技がみんなとても素晴らしいです。
それから演出がすごく良くて、細かな演出が良くできています。
農業や建物、食事や汚れた家電。
貧しい世界なので出てくる物は実に少ないのですが、知らない異世界の空間は見ていて楽しいです。
飢餓の恐怖がひしひしと伝わりとても怖いです。
女性や少年が飢餓で変わる人達と対峙するシーンは急にホラー映画のような恐怖感が出てきます。
あと、私が感心して素晴らしいなと思ったのは葬式やなんかの地域の文化的な演出がよくできていて、実際こんな感じなのかなあと思いながら異文化の世界観を楽しみました。