検索 映画ポップコーンについて
登録/ログイン
引用:IMDb.com

ジュラシック・ワールド 炎の王国の町山智浩さんの解説レビュー

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2020年05月07日更新
予告編を見ればわかるんですけども、満員状態のお客さんに恐竜の群れが襲いかかって、シリーズ最大の大殺戮が展開するわけですけども。まあ、これが最高に楽しいんですね。 もう本当に、ご家族連れでも笑って楽しめるように作ってあるんですよ。(TBSラジオ「たまむすび」より)

映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』(https://www.tbsradio.jp/tama954/)
で、J・A・バヨナ監督のアメリカ合衆国のSF映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のネタバレなし解説レビューを紹介されていましたので書き起こしします。

映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。

町山さん『ジュラシック・ワールド/炎の王国』解説レビューの概要

①全世界で500億円稼いだシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』
②恐竜から逃げるマネージャーのクレアはまさかの○○○○○!?
③インドミナス・レックスは人間よりも頭がいい
④大富豪と怪獣映画

※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。

 

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』町山さんの評価は・・?

(町山智浩)
もう1本の方はですね、なんと全世界最大の史上最大のヒットになってしまった。
えぇ『ジュラシック・ワールド』です!はい。

(山里亮太)
なってしまった?(笑)

〜♪〜

(赤江珠緒)
あぁ、もうこの曲ですね。

(山里亮太)
この曲を聞けばですよ、もう。
すごいねこの曲やっぱ。

(赤江珠緒)
ねぇ。

(町山智浩)
はい、もう血湧き肉踊る、こうジョン・ウィリアムズ作曲の名曲ですけども。

(山里亮太)
はい。

(町山智浩)
これ、もう大ヒットなんです。
また『アベンジャーズ』抜かれてますけども(笑)

(赤江珠緒)
あはは(笑)

(山里亮太)
あの、アベンジャーズ、なんかそのための(笑)

(町山智浩)
アベンジャーズは抜かれるためにあるのか?
とも思いますけども。

引用:IMDb.com

アベンジャーズは抜かれるためにあるのか?(笑)

(山里亮太)
ねぇ。「あのアベンジャーズを超えた!」ってすぐ言われちゃう。

(赤江珠緒)
たしかに。

(町山智浩)
そうそうそう。
で、もうとにかく6月12日に公開されて、まぁアメリカと全世界でもう新記録ですよね。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
へぇー!

(町山智浩)
すっごい大ヒットをしてますけども。すでにもうアメリカだけで200億円稼いだっていうね。

(山里亮太)
はぁー!

(町山智浩)
えー大変な事態で。全世界で500億円稼いだとか。500億円以上?

(山里亮太)
へぇー!!すごいなぁ。

(赤江珠緒)
へぇ。

(町山智浩)
大変なことになってますけども。全世界最大の、史上最大のヒット作になっているのがこの『ジュラシック・ワールド』ですけど。

(赤江珠緒)
えぇ。

(町山智浩)
これ、話はご存知ですよね?

(山里亮太)
はい。

(赤江珠緒)
はい。一作目とか見ましたね。はい。

(山里亮太)
はい。

(町山智浩)
まぁ、ユニバーサルスタジオでライドにもなってますからね。

(赤江珠緒)
うん、うん。

(山里亮太)
はい。

ジュラシック・パーク1作目からもう20年以上経過

(町山智浩)
はい。まあ、スティーブン・スピルバーグが監督した、もう22年前の映画なんですけども。

(赤江珠緒)
22年前ですか!?

(山里亮太)
そんなになんですね、あれ。

(町山智浩)
そう!

(赤江珠緒)
えぇー。

(町山智浩)
もう嫌になっちゃいますけどね。
あはは(笑)

(赤江珠緒)
ねぇ。

(山里亮太)
いや早いです年は。

引用:IMDb.com

シリーズ1作目、ジュラシック・パークのおさらい

(町山智浩)
はい。ねぇ。
で、一作目ちょっと簡単に話を説明しますと、1993年の映画でですね、あの「ジュラシック」っていうのはジュラ紀っていう、恐竜時代の遊園地っていう意味ですけども。で、恐竜時代の化石にで入っていたですね、蚊の体の中に入っていた恐竜の血液からDNAを取りだして、そこから遺伝子操作によってクローンで恐竜を作り出すっていう話なんですね。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
うん。

(町山智浩)
それで、中南米にあるコスタリカの島を買い取って、そこをジュラシック・パークっていう遊園地にして。
えーまぁ恐竜たちと遊ぶことができるというものをまぁ企画しているんですけども。
一般にオープンする前にですね、恐竜が暴走をして大変な大惨事になると、いうのがまあ一作目だったですね。

(山里亮太)はい。

(赤江珠緒)そうでした。はい。

(町山智浩)
で、まあすごい恐怖映画だったんですけど。恐竜が次から次に襲っていって、大変な事態になるんですけども。
それだけ酷い大惨事になったにもかかわらず、そこがついに、本当に一般客にオープンしたっていうのが今回のジュラシック・ワールドなんですよ。

(山里亮太)
ははは(笑)

(赤江珠緒)
あはは(笑)
もう、オープンできた?うん。

(町山智浩)
オープンできたんですよ!

(赤江珠緒)
あはは(笑)

(山里亮太)
普通、できないですけどね(笑)

ジュラシック・ワールドになり、ついに一般客に恐竜をオープン!

(町山智浩)
ねぇ。それがジュラシック・ワールドになった、オープンしたっていうのは、インドの、まあインド、お金ありますからね。いま、インドと中国ね。
インドの通信会社がそれを買収してオープンさせたっていう話になっているんですよ。
 
(山里亮太)
(赤江珠緒)
はぁー!

(町山智浩)
はい。でね、これ自体がね、ひとつのギャグになっていて。スティーブン・スピルバーグの制作会社のドリームワークスっていうのは、その2008年の金融危機の時に、まぁ逃げ抜けたのは、インドの通信会社に買収されたからなんですよ。

(赤江珠緒)
あ、そうなんですか。

(町山智浩)
リライアンスっていう会社に。だからそれ自体をこう、ジュラシック・パークっていうスピルバーグの、そのフランチャイズを救ったのが、パークをオープンさせたのがインドの会社っていう風になんかちょっとひねってるんですね。

(赤江珠緒)
はぁー!

(山里亮太)
なるほど。

(町山智浩)
で、そのジュラシック・ワールド、オープンして。
一般のお客さんが何万人も入って。満員御礼で大儲けっていうところから映画は始まるんですよ。

(赤江珠緒)
うん。

(町山智浩)
はい。もうそれ聞いただけで、すっげー嫌な予感がするわけですけど。

(山里亮太)
そうですねぇ(笑)

(赤江珠緒)
うふふ(笑)

引用:IMDb.com

今回のジュラシック・ワールドの最大の売りは、”史上最強の恐竜を超えた恐竜”

(町山智浩)
はい(笑)
で、嫌な予感をさらにね、裏付けるっていうかね強化するのがね、今回のジュラシック・ワールドの最大の売りはですね、史上最強の恐竜を超えた恐竜っていうのが出てくるんですよ。

(山里亮太)
はい。

(赤江珠緒)
ほう。

(町山智浩)
で、史上最強の恐竜っていうのは、あのジュラシック・パークでも大暴れしていたティラノザウルス・レックスという恐竜ですけども。
で、そのDNAにさらに、もっといろんなDNAを足して、超最強の恐竜っていうのを人工的に創りだしたっていう話なんですよ。今回は。

(赤江珠緒)
うわー!作っちゃったねー。

(山里亮太)
作っちゃう、危険なやつを。

(町山智浩)
そうなんですよ。それがね、インドミナス・レックスっていう名前なんですけども。
この新恐竜っていうか人工恐竜は、ものすごく頭がいいだけじゃなくて、いくつもの、なんというか特殊能力を持っているんですよ。あの、X-MENのような。

(赤江珠緒)
えぇっ!

(山里亮太)
はぁ!

(町山智浩)
これ、言えないんですけど。どんどん展開していくんで。

(山里亮太)
へぇー!

史上最強の恐竜を超えた恐竜、インドミナス・レックス

(町山智浩)
それだけじゃなくて、餌のためにティラノザウルスは動物を狩りますけども。
そうじゃなくて、このインドミナス・レックスっていうのは、単なる殺戮の楽しみのために、他の動物を殺戮しまくるという超凶暴恐竜なんですよ。

(赤江珠緒)
うわー!怖っ。なるほど。

(山里亮太)
なんで作るかね、それ

(町山智浩)
すごいんです。だからもう、むやみやたらと殺しまくるんですけど。
しかも、インドミナスっていう名前はラテン語でなんかね「凶暴すぎて飼いならせない」っていう意味らしいんですよ。

(赤江珠緒)
ふーん!

(山里亮太)
へぇー!

(町山智浩)
じゃあ、そんなもん作るなよ!と思いますけども(笑)

(山里亮太)
そうですよねぇ。

(赤江珠緒)
無理があるじゃない、最初から。

(町山智浩)
順調に、なんかね、こうなかなか破滅に向かっているわけですけども。

(山里亮太)
ははは(笑)

(赤江珠緒)
えぇ。

引用:IMDb.com

なぜ、インドミナス・レックスを作ったのか

(町山智浩)
はい。で、なんでそんなもんを作ったかっていうとお金儲けが目的なんですね。
これね、このジュラシック・ワールドのマネージャーを任されている人はクレアっていう女性なんですが、彼女はいわゆるキャリアウーマンバリバリを目指していて。ビジネスのことしか考えてないんですね。

(赤江珠緒)
はい。

(町山智浩)
で、タイアップでその新型の恐竜、新種の恐竜を作って、その名前を学名を企業に売ろうとするわけですよ。

(山里亮太)
ほぅ!

(赤江珠緒)
うん。

(町山智浩)
だから、冠恐竜みたいなものを作ろうとしてやってるんですよ。

(赤江珠緒)
はぁー!

(町山智浩)
で、またねこの映画すごいのは、そういうアコギなタイアップ計画を計画している彼女が飲んでいるコーヒーがスターバックスだったりするんですね。

(山里亮太)
あ、そこらへんもお金の香りが・・・。

(町山智浩)
そうそう。
そのシーン自体がタイアップじゃねーかよ(笑)っていうね。

(山里亮太)
あはは(笑)

(赤江珠緒)
あぁーなるほど!

(山里亮太)
リアルな世界でのね、タイアップ。

(赤江珠緒)
そうですねぇ。

(町山智浩)
すごいな、これ。と思いましたども。

(赤江珠緒)
いろいろ絡んできて。へぇー!

クレアを演じる女優、ブライス・ダラス・ハワード

(町山智浩)
でね、このクレアっていうその、まぁ女性を演じているのは、マネージャーを演じているのは、ブライス・ダラス・ハワードっていう名前の女優さんでですね。
えーこの人は結構嫌な女の役をやるのが得意な人なんですけども。えーと、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』っていう映画がね、結構有名で。

(山里亮太)
はい。

(町山智浩)
それはすごく人種差別的な南部の嫌な女の人をやってるんですけど。
あのあまりにも悪すぎて、ウンコ食べさせられちゃうんですよ。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
えっ!?

(町山智浩)
そう(笑)
そういう役をやっていた人で。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
どういう役!?

(町山智浩)
今回もね、すごい気取った女の役なんですけども。いつもね、すっごい高いハイヒール履いてるんですよ。
で、ジュラシック・パークってでもジャングルじゃないですか、基本的に。

(山里亮太)
はいはい。

(町山智浩)
ジャングルなのにタイトスカート履いてね、ハイヒール履いてるんですよこの人。

(赤江珠緒)
あぁ、場違いな。
それはやっぱりね。

(町山智浩)
そう。あとね、恐竜から逃げるシーン・・・当然、恐竜から逃げるシーンばっかりなんですけども。
その時もハイヒール履いてるんですよ。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
あはは(笑)

(山里亮太)
脱がないんだ。

(町山智浩)
で、これ大変だなと思ったら、インタビューでね「私はこの映画のためにハイヒールで全力疾走するように、ものすごいトレーニングしたの」って言ってるんですけど。

(山里亮太)
あはは(笑)

(赤江珠緒)
はぁ!

(町山智浩)
なんか間違っているようなね、正しいようなよくわからない、素晴らしい感じなんですけど、役作りとして。

(赤江珠緒)
そこがでもこだわりの役なんですね。

(町山智浩)
こだわりみたいですね、はい。
ハイヒールマニアは見るといいと思いますが。はい。

(山里亮太)
だいぶピンポイントじゃないですかそれ、おすすめポイント(笑)

引用:IMDb.com

唯一マトモな登場人物、クリス・プラット演じるオーウェン

(町山智浩)
そう、ピンポイントなんですよ。で、今回ね、一応ヒーローいますから、このジュラシック・ワールドにも。
まともな人が1人だけいてですね。その人は恐竜の飼育係をやっている人で、オーウェンっていう人なんですね。

(山里亮太)
はい。

(町山智浩)
で、これを演じるのはですね、いまをときめくですね『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』っていう映画の主役だったクリス・プラットなんですよ。

(赤江珠緒)
あぁー!

(町山智浩)
はい。これ、見ました?『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

(赤江珠緒)
見ました。

(山里亮太)
見ました見ました。はい。

(町山智浩)
はい。あれ、最高にもう踊りまくっていて、陽気で楽しい兄ちゃんですよ。

(山里亮太)
はい。スターロード。

(町山智浩)
はい。で、アメリカでもあれで大スターになっちゃったんですけども。
で、今回は彼はすごくいい人でですね、恐竜を愛している人で。でーそのヴェロキラプトルっていう恐竜を飼いならしているんですね。

(赤江珠緒)
ふんふん。

(町山智浩)
で、ヴェロキラプトルっていうのは人間ぐらいの大きさの肉食恐竜なんですけども、これ、ジュラシック・パークでティラノザウルスよりも怖い殺人恐竜だった恐竜ですよ。

(赤江珠緒)
あ、ものすごい走るのが早いやつかな?

(山里亮太)
小っちゃい・・そうそう追っかけてくるやつだ。

(町山智浩)
そう。頭が良くて、走るのが早くて鉤爪で人間を切り裂いていくっていうのがヴェロキラプトルなんですけど。
ただ頭がいいから、飼いならせるはずだってことで、彼が調教をしようとしてるんですね。

(赤江珠緒)
へぇー!

(町山智浩)
ところがそこに、このジュラシック・ワールドの警備係をやっているやつがですね、警備員の責任者がですね「その恐竜を兵器として軍事利用したいな」とか言って出てくるんですよ。

(赤江珠緒)
うん!

恐竜を兵器として軍事利用

(町山智浩)
もうそれ、見るからに怪しいっていうか(笑)。
出てきた2秒後に、怪しいぞお前!ってやつが出てくるんですけど。

(山里亮太)
あはは(笑)

(町山智浩)
はい。でね、あとこのインド人の社長っていうのもね、どうもねなんかダメな感じの人でですね。
すごくね、なんでもできると思っていて。自分でヘリコプターを運転してるんですよ。

(赤江珠緒)
はい。

(町山智浩)
ど下手なんですよ、操縦が。

(山里亮太)
えっ?

(町山智浩)
ヘリコプターをね操縦してるんですけど、ど下手でね。
あまりにも乱暴なんで、はっきり言って恐竜よりも怖いんですよこの人は。

(赤江珠緒)
あ、そういうシーンも入るんですか。じゃあ。

(町山智浩)
そうなんですよ。お前がいちばん危ねえんじゃねーの?みたいな。
すごい状況でね。

(山里亮太)
なんかね、緊迫したシーンの映画のイメージあるけど。
そういうなんかちょっとお笑い的な?

(町山智浩)
いや、非常に緊迫するじゃないですか。
こんな人ばっかりが運営している公園なんですよ!

(山里亮太)
あはは(笑)

(赤江珠緒)
そうですよ。管理できなさそう、みたいな。

(山里亮太)
いや、そういう緊迫感ここにいる?(笑)

(町山智浩)
すごい緊迫感あるじゃないですかこれ。

(山里亮太)
まぁ確かに。

(町山智浩)
これ見ているとやっぱり、あぁ、ちゃんと今回も大惨事になってくれるな!っていう風に安心するじゃないですか。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
あはは(笑)

(山里亮太)
あ、こいつらが取り仕切ってるんだったら。

(赤江珠緒)
危なっかしいな、みたいなね。

(山里亮太)
あーなるほど。

(町山智浩)
こりゃあ大変なことにいなるぞ、と思うじゃないですか見るからに。

(山里亮太)
そりゃそうですよねぇ。

(赤江珠緒)
あぁー!そっかぁ。

引用:IMDb.com

クリス・プラットより、インドミナス・レックスの方が頭がいい?

(町山智浩)
ねぇ。で、この中でいちばん言ってることがまともで、常識的な人が主人公のクリス・プラットなんですけども。
でも、はっきり言ってインドミナス・レックスの方が彼よりも頭がいいんですよ。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
えっ!

(山里亮太)
えっうそ、恐竜?(笑)

(町山智浩)
一番頭のいい人間よりも恐竜の方が頭がいいっていう、すごいヒエラルキーにあるのがこの映画なんですよ。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
へぇー!

(町山智浩)
で、まぁもう予告編を見ればわかるんですけども。
まあ満員状態のお客さんに恐竜の群れが襲いかかって、シリーズ最大の大殺戮が展開するわけですけども。まあ、これが最高に楽しいんですね。

(山里亮太)
はぁー!楽しい?

(赤江珠緒)
はー!いやぁー。

(町山智浩)
最高に楽しいですよ、これね。
もう本当に、ご家族連れでも笑って楽しめるように作ってあるんですよ。

(赤江珠緒)
笑って?

(山里亮太)
え、でも、殺戮シーンですよ?

家族連れでも笑って楽しめる殺戮シーン

(町山智浩)
大殺戮シーンですよ!もう満員なんですよ、もう。
そこにブワーッと恐竜の群れが襲いかかるんですよ。
もうお客さん、ゲラッゲラ笑ってましたね、もう。

(山里亮太)
ええっ!?

(赤江珠緒)
へぇー!!

(町山智浩)
ひどいな、と思いましたけどね。笑えるように演出してるんですよ、意図的に。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
へぇー!!

(町山智浩)
大変なことになっているんですけど。

これね、いいの?とか思ったんですけど、これね監督がね、コメディー出身の人なんですよ。

(山里亮太)
はぁーなるほど!

引用:IMDb.com

監督・脚本のコリン・トレボロウはコメディー出身

(町山智浩)
これね、えー今回監督してね、脚本も書いている人がですね、コリン・トレボロウっていう人なんですけども。
この人、名前聞いたことないですよね?

(山里亮太)
はい。

(町山智浩)
コリン・トレボロウって。この人、実はこのジュラシック・ワールドを撮る前には、1本しか映画を撮ってなくて。
しかもその1本がものすごい低予算で。制作費わずか7500万円のコメディー映画なんですよ。

(赤江珠緒)
えぇっ!そんな人がいきなりジュラシック・パーク?

(町山智浩)
いきなりなんですよ、7500万円から今回150億円なんですよ、制作費。
いきなり150倍以上の予算を任せたんですよこの人に。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
あはは(笑)

(山里亮太)
すごーい!

(町山智浩)
大変なことになってますけど。
で、しかもその前のコメディー映画っていうのは本当に段ボール箱でセットを作っているような映画だったんですよ。

(山里亮太)
へぇー!

(赤江珠緒)
はい。

(町山智浩)
すっごいことをやらかしてるんですけど。
これはね、この映画のお金を出した人っていうのが、あの、レジェンダリーピクチャーズのトーマス・タルっていう人なんですよ。

(山里亮太)
はい。あの・・・。

(町山智浩)
そう。あの『パシフィック・リム』と『ゴジラ』を作った人です。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
あぁー!

(町山智浩)
あの、怪獣大富豪です。

レジェンダリーピクチャーズのトーマス・タルがこの映画のお金を出している

(山里亮太)
はいはいはい。怪獣大好きで。

(赤江珠緒)
怪獣大富豪(笑)
そういう言葉、ぴったりねたしかに。

(山里亮太)
お金出して、いっぱい作られせて。

(町山智浩)
そう。投資系の企業でお金を儲けて、大富豪になって。
そのお金を惜しみなく自分が子どもの頃から好きだったバットマン映画とか怪獣映画につぎ込んでいる人です。

(赤江珠緒)
ふーん!

(山里亮太)
はいはい。


(町山智浩)
で、ゴジラの時も制作費が1億円いかないような規模の自主映画を撮っていたギャレス・エドワーズっていう人に、いきなりゴジラで100億円以上の制作を任せた人なんですよ。この人は。

(赤江珠緒)
うんうんうん。

(山里亮太)
すごいなぁ。

(町山智浩)
だからもう今、怪獣映画なんかすごく、なんていうか、お金はないけどがんばっていると、いきなりこの人がお金を出してくれるかもしれない状態になってますね。

(赤江珠緒)
いやー!すごいですね。

(山里亮太)
夢があるんじゃないですか。怪獣映画撮りたい人は。

(町山智浩)
150億円をね、ポーン!と、ということになってますけど。

(赤江珠緒)
いやー、コリンさん、震えたでしょうね。

(町山智浩)
ねぇ!で、もういきなり、だってこの監督コリンさんはこの映画いきなり500億稼いでますから。
監督料ってまあ3%だとしても大変なことになってますね。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
うわぁ!

(町山智浩)
いきなり10億万円長者みたいになってますけど。

(赤江珠緒)
へぇー!でもその抜擢、大抜擢急にされても、ちゃんと期待には応えたっていう作品なんですね。

(町山智浩)
応えたんですねぇ、はい。

(山里亮太)
へぇー!前のコメディーも気になりますね、そうなると。
相当面白かったんですかね?

(町山智浩)
これはね、まあ一作目はものすごく怖かったですよね。
もう恐怖映画に近い感じだったんですけてども。

(山里亮太)
あ、はい。『ジュラシック・パーク』。

(町山智浩)
今回は楽しい映画です(笑)

(山里亮太)
大殺戮なのに。

(赤江珠緒)
楽しくなります?なるほど。

殺され方をギャグとして撮影

(町山智浩)
まあこれ、言うとあれなんですけども。
もう本当にね、罪もない人があのすごい殺され方をするのを完全にギャグとして撮っていてね。
いいのかな?と思うんですけど。

(山里亮太)
ブラックジョークな感じになるんですかね?

(赤江珠緒)
へぇー!

(町山智浩)
でもね、これはね、スピルバーグっていうジュラシック・パークを立ち上げた巨匠がそういう人なんですよ。

(山里亮太)
ほー!なるほど。

(赤江珠緒)
うん。

(町山智浩)
スピルバーグっていうのはどの映画でもひどい大殺戮シーンがあるんですけど、どれも、なんとなく笑っちゃうように撮る人なんですよ。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
へぇー!

(山里亮太)
あ、そうなんだ。

(町山智浩)
すごくね、なんか意地の悪いというか、いたずらっぽい人なんですけども。
それの血を引いちゃったっていう感じですね。

(山里亮太)
ははは(笑)

(赤江珠緒)
そぅ・・へぇー!

(山里亮太)
そうなんだぁ。

(町山智浩)
という、とんでもない映画がね、まぁジュラシック・ワールドなんですけども。
まあ、これも多分ね、まぁライドとなって遊園地にバックするんじゃないかな?と思いますけどね。

(山里亮太)
そっかぁ!

(赤江珠緒)
理想ですね。

(町山智浩)
ただね、ちょっと惜しいところはね、ティラノザウルスがちょっと違うんですね。

(山里亮太)
違う?

引用:IMDb.com

ティラノザウルスが現実と違う?

(町山智浩)
ティラノザウルスって最新の学説では、体にうっすらと毛が生えていたことがだんだんわかってきてるんですよ。

(山里亮太)
ほう。

(赤江珠緒)
へぇ!全体に?

(町山智浩)
それがね、有力な説になってるんですね。っていうのは、ティラノザウルスの仲間の恐竜が発掘された時に、毛が生えてたんですよ。

(山里亮太)
(赤江珠緒)
へぇー!

(町山智浩)
で、どうも色とりどりのうすい毛がティラノザウルスに生えていたらしいんですね。

(山里亮太)
へぇー!

(赤江珠緒)
色とりどりの?へー!

(町山智浩)
色とりどりの。要するにふわふわしたぬいぐるみみたいな感じ?(笑)

(山里亮太)
(赤江珠緒)
ええっ!?

(山里亮太)
ティーレックスが?

(町山智浩)
ただね、それが今回やってないんですね。

(山里亮太)
いや、まだそう・・だってイメージ変わっちゃいますもん。

(赤江珠緒)
ま、まあそうね。まだちょっと新しい説を取り入れられる・・。

(山里亮太)
ティラノふわふわしたら変わっちゃうもん、イメージ。

(赤江珠緒)
確かにー!

(町山智浩)
そう、やっぱり怖くないっていうかね。非常に困るものですよね。そういうものが人を殺しまくっててもね。

(山里亮太)
そうっすねぇ。

(赤江珠緒)
うーん!

(町山智浩)
すごくかわいいね、なんかねそれが(笑)
それとね、今回出てくるティラノザウルスは一作目に出てきたティラノザウルスと同一人物なんですよ。

今回出てくるティラノザウルスは一作目に出てきたティラノザウルスと同一人物

(山里亮太)
へぇ!まだ生きていたと。

(町山智浩)
そうなんですよ。だから、一作目と矛盾しちゃうんで、最新学説をとれなかったみたいですけど。

(山里亮太)
あっなるほど!

(赤江珠緒)
えっ、生きてたの!?っていう設定?

(町山智浩)
ティラノザウルスは、恐竜って寿命長いですからね(笑)

(山里亮太)
あ、そうか。

(町山智浩)
何百歳も生きますから。

(赤江珠緒)
そっかぁ。

(山里亮太)
大事件が起きなきゃ、だってずっと生きてたっていうんだから。

(町山智浩)
そうそうそう。そういうところでもね、前のファンも非常によろこぶ・・「あっ、また会えたね!」みたいなところがある映画でね。

(山里亮太)
いや、あんな恐怖を与えたやつに(笑)

(赤江珠緒)
あはは(笑)

(町山智浩)
ぜんぜん怖そうじゃないですね、僕が話してると。どの映画も(笑)

(赤江珠緒)
本当ですね。

(町山智浩)
僕が悪いですね。

(山里亮太)
いやなんか、楽しい・・コメディーみたいな感じに聞こえちゃってるから、逆に見てみたいですよね。

(町山智浩)
なんでも楽しくしちゃいますけど。すいません、はい。

(山里亮太)
あはは(笑)
いや、いいんですよ。それを見たい!っていう気持ちになりますから。

(赤江珠緒)
ねぇ。なんか『ラブ&ピース』も予告を見るとね、泣いてる方もいらっしゃる。

(山里亮太)
そう、感動作みたいになってますね。

(町山智浩)
あ、泣けるところもありますよ、本当に。
こんなに園子温も辛かったんだな!とかね、いろいろ考えますから。

(山里亮太)
だから自分を照らし合わせて・・

(町山智浩)
俺もこういう時、あったよ!っていうね。

(赤江珠緒)
なるほどぉー!

(山里亮太)
へぇー!なるほどー。

(町山智浩)
っていうところで、怪獣映画はダメな男たちの夢ってことで、はい。怪獣映画2本でした。

(山里亮太)
ありがとうございます。

(赤江珠緒)
はい(笑)ありがとうございます。
今日は園子温監督の最新作『ラブ&ピース』と『ジュラシック・ワールド』の2本をご紹介いただきました。
町山さん、ありがとうございました!

(山里亮太)
ありがとうございました!

(町山智浩)
どうもでした。

<書き起こし終わり>


○○に入る言葉のこたえ

②恐竜から逃げるマネージャーのクレアはまさかのハイヒール!?
恐竜が大暴れする映画を「笑えるくらい楽しい」と評する町山さんのトークが面白いので是非聞いてみて下さい!

オススメ情報

↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓

【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版

→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版

映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!

解説レビューの評論家について

解説レビューの作品情報

この記事の著作者

映画好き🎬話題の映画や、無料で見られる映画、映画の見る前情報、見た後の映画解説など1サイトでぜーんぶ出来る映画ポップコーン🍿を広め隊🌸
アマプラ、Netflix、Disney+をよく見ます😋

似ている作品

町山智浩さんの他の解説レビュー

町山智浩さんの映画解説をもっと見る