あぁ何だかいいなぁ…と思えるような恋愛映画でしかも邦画が無いかなぁ?と探していたところネットでこの映画が面白いと評価していた。でも何だかベタな展開っぽいし、外れ引きそうだなとは思ったのですが思い切って見てみることにしました。
内容は女子高生の響(広瀬すず)が伊藤先生(生田斗真)に一目惚れし、もどかしくも一途に想いを…というやはりベタな展開がまっていました。広瀬すずの演技ってあんな感じだっけ?なんか今どきの女子高生っぽくないようなフワッとした感じでキャラ設定がちょっと微妙に感じます。
対する伊藤先生役の生田斗真はクールに淡々と教師という職を全うしようとしながらも、自分の信念は曲げない頑固さも持っていて、女子が好きになるのもちょっとわかるような気もするキャラでしたね。
途中まではまぁ何となく見れていましたが、響が夜の街で見知らぬ酔っ払いに、自分の思いのたけを全力でぶつけるシーンで一気に萎えました。あそこはもうちょっとうまくファンタジーに出来なかったのでしょうか?
現役の女子高生が見れば感動もあるのかもしれませんが、いい大人がみるものではない気がする作品でしたが、「好きになっちゃいけない人だったんだね」とうなだれる響に友達の恵が「世の中には好きになっちゃいけない人なんていないよ!」と全力で励ますところだけは好きなシーンでした。予告でも出てきますが、あれは流れの中で見るとちょっと感動する場面です。