逃げ去る恋
諧謔的に洒落た映画作品として、大変すぐれているので、トリュフォー映画の、第1位です。 テンポの速い演出・無駄の無い全体的構成は、エクセレント。 印象に残るレコード店でのラストシーンは、現在の状況的。 これは、スペクタクル映画否定の映画監督:フランソワ・トリュフォーを証明する作品。
スカーフェイス
このレビューにはネタバレが含まれています
アウトランド
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
ストーリーは少し複雑で分かりづらい部分もあるが、深く考えずカギの取り合いとして見れば十分。 あとは還暦越えたトム・クルーズのがんばりを応援しながら楽しむだけだった。 走力も健在!! 同時期公開の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」でも列車上のアクションやカーチェイスがあったが、やはりトムのアクションの方が一枚も二枚も上手だった。 アクションシーンのレベルは抜けていると思う。 やっていることも凄いし、ちゃんと笑いもあって、見ていて楽しい。 次回作も楽しみだが、命がけのアクションが毎回エスカレートしているので、トムが少し心配だ…。
見知らぬ乗客
メリーゴーランドのシーンが、カソリック宗教学的演出で傑出していますが、全体的には、暗い分裂的を感じさせる映画作品。 乃ち、作家のチャンドラー、の映画脚本に問題があります。 しかし、ロバート・バークス撮影監督の、撮影技術は本当に素晴らしい。 次に、映画音楽(作曲:ティオムキン)は、疑惑の影、と同じ、劇伴的効果がある古典的な音楽であって、感動します。
世にも怪奇な物語
全編、一貫した、悪魔的に狂った空間雰囲気、を保つ映画で、類例が無いのでは。 そして、フェラーリ(新車)を走らせる主人公は、消し飛んで終わる…、傑作です。 巨匠:フェリーニ、の演出は、迫真的。
点と線
テクニカラーキャメラで撮影の高級な発色が、重い演出に合っていて、特に夜間のシーンが、一級です。 次に、山形勲の演技は、不毛地帯(監督:山本薩夫)でも感じられましたが、一般大衆立場を外さない、プロレタリアート的演技で、素晴らしい。 これは、松本清張の小説の映画化作品中、最も重要な作品です。 註釈 この映画は PrimeVideoで観れます。
西陣心中
ATG映画ならではの出演者たちの演技が、見所。 撮影監督を兼ねた高林陽一監督の、キリスト教の本質を暴く演出。 次に、主演女優(島村佳江)の素晴らしい演技。 これは、映画史に残る作品。
不毛地帯
この映画は、 グラント社の戦闘機のテストフライト時の墜落事故の原因について、グラント社の技術部長達が来日、羽田空港で記者会見のシーンの他に、防衛省の制服組職員が、機密書類をコピーするのに使った、ゼロックス社の複写機が、何と、千葉県の田舎の土地の家屋から、発見された、というシーン等の、テンポの速いセンスある演出がすぐれています。 次に、撮影に使ったキャメラが最新型で、画質が素晴らしい。 さらに、入念に設計した、映画音楽(作曲:佐藤勝)が一級、の、社会派映画です。 上記は、原本フィルムに依るレビューであります。
日本の熱い日々 謀殺・下山事件
ロブスター
エスター ファースト・キル
大人になったイザベル・ファーマンがエスターを再演。 やはり前作より顔つきはけっこう大人だが、CG技術を使わずに体格含め子供に見えるよう、メイクや遠近法などいろいろなアナログ的工夫をしていて、そこはスゴイと感心した。 ただ肝心の話はツッコミどころ満載で、そこがいちいち気になってしまう。 もっと話の細部を詰めて、ストーリーに納得感を出してほしかった。 後半のビックリ展開は好き嫌いが分かれると思う。 個人的には「そっちに行っちゃうかー」と、望まない展開だった。 やっぱりエスターには1作目のように1番恐ろしい狂人でいてほしいのに、なんか横槍が入ってエスターの狂人ぶりが霞んで見えてしまった…。 やはりエスターは最恐で最狂で最凶であってほしい! そんな3作目なら見たい!!
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
インディの最後の冒険だからなのか、陸・海・空でアクション満載だった。 アクションシーンはまぁそれなりに楽しめるんだけど、ひとつひとつが冗長で、そのせいで上映時間が長い…。 そして、なんかいろいろ詰め込みすぎて、ストーリーもアクションもとっ散らかってて、世界観に統一感もないし、終始ガチャガチャしてる印象で、いまいち入りこめなかった…。 過去作へのオマージュシーンなどもちょこちょこ見受けられるが、取ってつけたような感じで、もう少しうまい演出で見たかった。 たくさんあるアクションシーンも、オマージュシーンも、ストーリー上の必然性を感じれば面白く思えるけど、そこまでの必要性を感じる前に勝手にアクションが始まって、それを長々とずーっと見せられる感じ。 アクションを見たいなら「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング」を観に行けば良いわけだし、個人的にはやっぱりもっとインディの秘境での冒険が観たかったな。 まぁ過去作との違いを出すのは大変だとは思うけど、もう少しコンパクトにまとめて、世界観も何かひとつに統一した方が見やすかったと思う。 登場人物もなんか中途半端…。 今回のヒロイン・ヘレナも行動や目的がよくわからないので、ぜんぜん魅力的に感じないし、ショート・ラウンド的な少年テディもそこまで熱い友情シーンとかもないから、最後まで中途半端な関係でしかない。 新たな登場人物との気分がぶち上がるシーンがほしい。 唯一、マッツ・ミケルセンはやっぱり存在感があった。(最終的な目的がなんだったのか、よくわからなかったけど。) 終盤のトンデモ展開はまぁアリだとは思うけど、今までインディがアルキメデスの時代を追っかけてるイメージがあまりないので、なんだかなぁ…と。 まぁいろいろと文句はあるけど、それでも劇場でインディ・ジョーンズを観る喜び(テーマ曲含め)はあった。
スパイ・コード:CICADA 3301
怪物
おもしろかった!あとから考えさせられるストーリーでもあり、余韻にも浸れる作品。ただ、余韻に浸っていたら気付いてしまった、なんで面白いと感じたんだろうと。脚本がうまい訳でもなく、微妙にしっくり来ない物語でもあったりで。それでも面白いと満足したのは豪華な役者陣の演技が素晴らしいからに尽きると思う。 是枝監督作品は 1 万引き家族 2 怪物 3 ベイビーブローカー の順で好きです。 前半の安藤サクラVS学校のシーンは子持ちの母親にはかなりメンタルに来る仕上がりになっていると思うので閲覧注意です。子供のいない自分でもイライラしました。
M3GAN/ミーガン
日本公開が遅かったので待ちに待った公開、鑑賞を楽しみにしていました。 続編の「M3GAN 2.0」の公開も2025年1月にアメリカ公開予定で高まる期待。 でしたが、子育てを任せられたロボットが暴走し問題を起こす。それ以上の盛り上がりがなく、都合の良い展開に感じ自分はあまり楽しめませんでした。
TAR/ター
長いセリフまわしが序盤は続きます。ノーカットのシーン等すごいんですが、英語がわからない私は字幕を追うので精一杯。 ちょっと疲れる前半でしたが、飽きないで集中して見られたのは自分でもびっくりでした。 わかりやすい映画ではないので、解説やいろんな人の意見を聞くのが楽しい映画です。 ケイト・ブランシェットがとにかく圧巻。 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスも映画館で鑑賞しましたが、個人的にはアカデミー賞主演女優賞は圧倒的にケイト・ブランシェットだったと思う。 見る前の評判と比べて残念に感じたのは、 「最後にいきなり幕が上がり、場内が明るくなる。びっくりな結末。 そのために映画がエンドクレジットから始まる。」 という点。確かに序盤にエンドロールは流れますが、映画が終わった後にも結構長めなエンドロールが入ったんです。日本上映だからなのかな。最後の展開も特に驚くような感じではなかったし、その点はちょっと前評判を意識しすぎてしまいました。
ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-
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