スパイキッズ:アルマゲドン
全然面白くない。 大人頭悪すぎ。 局長全くもって頼りにならない。 実際にスパイとして戦うシーンはほぼない。 過去作のスパイキッズの方がまだマシ。 良くそれでスパイって名乗れるな父親弱過ぎ。 母親は、一応戦える。 良い所皆無の作品。
サスペリア
他に類例が無いATG的な、ホラー映画作品。 映画音楽も、すぐれています。 バレエ学校の、校長(高齢の女性)、専属ピアニスト(盲人の男)、の素晴らしい演技。 カ―テンの向こうに悪魔お婆さん、のシーンには、感心しました。 1980年代にオンエアー(テレビ)されたときの画質はひどかった、ですが、現在、入手出来るDVDの画質は、最高レベルです。 これは、装置(セット)が配色等もカソリック的の、 イタリアの伝統を感じさせる、神的な作品として、お薦めの映画です。
福田村事件
関東大震災、および福田村事件からちょうど100年。 朝鮮人虐殺に対する都知事や内閣の発言、そして一部の歴史修正主義者がはびこる昨今、日本人が今観るべき映画であると感じた。 同じ過ちを繰り返さないために、しっかり負の歴史に目を向けて、後世に伝えることが重要であるはず。 映画を観て、日本人(どの人種も当てはまる)は100年前とほとんど変わってないなと感じる。 村社会、民族差別、デマの流布、同調圧力、集団心理による暴走…全て現代にも当てはまる。 というか、人類がいる限り未来永劫続く普遍的問題なのかもしれない。 また、自分がもし「あの場」にいたらどうしていただろう…とやはり考えてしまう。 もちろん止める自信などないし、加害者に加わっていた可能性だってある。 普段は良識のある「普通の人(自分を含め)」だって、何かをきっかけにして暴走してしまうということを肝に銘じなくてはならない。 映画は群像劇で、主要キャストの演技は概ね素晴らしかったと思う。 個人的に、在郷軍人会の分会長・長谷川を演じた水道橋博士の狂気を帯びた演技がとても印象に残った。 ただ、映画的に傑作かと言われたら、そうは思わなかった。 とくにこの作品のテーマになる部分の説明的なセリフが多く、そのへんはもう少し物語にうまく溶け込ませてくれないと観てて冷めるし、説教臭く感じてしまう。 また、新聞社や平澤計七のエピソードなども、ストーリーにうまく絡んでるとは思えなかった。 事件の背景の説明として入れたいのはわかるが、入れるならここももう少し自然な形にしてほしかった。 個人的にはノイズに感じてしまった。 そして、虐殺シーンもグロくする必要はないが、もう少し「痛み」を感じる演出をしてほしかった。 自分がホラー映画の見過ぎなのかもしれないが、殺される怖さが少し足りないと感じてしまった。 他にも、女性の性的な描き方、扇子のあまりにもベタな演出など、気になった部分はそこそこあった。 あと、重いテーマなだけに、コメディ部分をもう少し足したらいいのにと思った。 このへんは、映画「新聞記者」を観たときにも感じたけど、ハリウッド作品とかなら、マジメなテーマでもうまくコメディ要素入れて笑わせてくれるんじゃないかな…。 まぁいろいろと否の部分を書き連ねてしまったけど、とても意義のある、見どころ満載の映画であることには間違いない。 情熱を持って、この重いテーマを作品に仕上げてくれた森達也監督には感服する。 劇映画二作目も期待したい。
100年前に起きた関東大震災直後、「朝鮮人が井戸に毒を盛った」等のデマに惑わされた集団心理が暴走し、朝鮮人だけでなく中国人や日本人も大量虐殺された。千葉県、福田村では香川県から来た15人の薬の行商団が朝鮮人に間違われ、お腹の子供を含む10人が殺されてしまった事件を描く大変意義のある映画でした。 映画館の客足も良好で7割程度の客入り。高齢の方が多いように見え、上映中に何度も雑談をする映画鑑賞のマナーがない人がいたのが非常に残念でした。 見てよかった!ですが、映画としての面白さは★3くらい。昔独特の日本語は聞き取りづらく字幕が欲しくなってしまったのと、事件を描く後半は没頭できましたが、前半は退屈に感じてしまい・・有名な俳優さんがチラホラ出てくるおかげで集中力を繋げられた感じでした。
白と黒のナイフ
裁判所での裁判で、事件の容疑者が無罪になって、弁護を担当してくれた女弁護士と抱擁するシーンは、ハ―トある演出で、素晴らしい。 しかし、本作は、独特な構成のサスペンス映画です。 何と、このシーンを中盤に置いて、前後に、キリスト教の方法の凶悪犯罪を表現するシーン、を配置しているのです。 しかし、演出・映画技術にムラがあるから、アカデミー賞の作品賞は、逸したようです。 映画の最初と最後にキリスト教の螺旋理論を描く、ジョン・バリー作曲の現代音楽(打楽器の音楽)。 これは、印象に残りました。 次に、ラストシーンは、冷たく怖い演出なので、批判があった、とのことです。 総体的には、カソリック映画のカテゴリーの秀作です。
愛のメモリー
1975年のサスペンス映画、です。 この作品には、映画技術的に斬新なシーンがいくつかあります。 構成的には、無理がありますが、映画全体的が、少しずつ、シュール(妄想的)に変わって行く、狙いは、達成出来ている、天才的映画作品です。 そのカソリック宗教的演出は、キリスト教的の2023年では、却って新しく感じるのかもしれません。 次に、この映画監督の作品は、不良っぽいですが、ハッとさせるセンスがあり、例えば、2012年の作品:パッションも、社会派映画として、高い評価を得ているようです。
疑惑の影
このレビューにはネタバレが含まれています
映画に愛をこめて アメリカの夜
映画監督の役で出演もしている、一級の映画技術の、トリュフォーの社会派映画です。 次に、アルコール中毒症の女優が演技をミス、撮影し直すが、二度めもダメ。翌日、撮影になるシーンは、 トリュフォー監督は、ヒッチコック監督と同じように、ブラインド的なのか、と思わせる、ウィットネスあるシーンです。 他に、撮影後のフィルムを編集する編集機器を、操作するシーン等、画期的です。 全体的の構成がラフですが、これは、アカデミー賞の監督賞(演出賞)レベルの作品です。
アントワーヌとコレット「⼆⼗歳の恋」より 4Kデジタルリマスター版
2300年未来への旅
30歳過ぎると、設備で抹消される未来の都市。 この都市は頑丈なドーム内にあリますが、刑務所的空間です。 そして、ドームの外は、聖地。 しかし、違うようだ。 これが、テーマの映画ですが、人工知能電子計算機が、オーバーロードのシーンの演出が印象に残る作品。 ラストシーンは、定型的で、ガッカリしました。
駅馬車
1939年の作品ですが、駅馬車がアパッチに襲撃されるシーンは、迫真的の演出。古さを感じさせません。 次に、駅馬車の乗客を描くことに依って、地球の土地の上のあつらえ、を、表現する映画芸術。 しかし、アーケードで始まりアーケードで終わる、キリスト教映画なので、評価が分かれるのではないでしょうか。
ロッキー・ホラー・ショー
1980年代頃、名画座(三鷹駅前大通りの名画座)で、観ましたが、これは、客席で熱狂的なファン(女の子たち)が手に持ったペンライトを一斉に振る、キリスト教のロックミュージック映画。 キリスト教には、基本的理論がいくつかあるようですが、この作品は、十字架理論を優しく教えるようです。 しかし、それには、映画に描かれているような、ラジオ放送局の設立と、スター的な男たちが二人いることが、不可欠、と表現しています、が、その功罪については、省いています。 ジム・シャーマン監督の演出は、すぐれています。🎉
日曜日が待ち遠しい!
日曜日が待ち遠しい、は、フランソワ・トリュフォーの最後の映画作品です。 映画館のチケット売り場の高齢の女が、背中をナイフで突き刺される等の、連続殺人事件を描く、風俗(デートクラブ)をテーマにした、カソリック映画です。 主人公の不動産会社の社長は、二転三転させられてから、部下の女の子と結婚。 これは、フランソワ・トリュフォー映画監督の思想、が感じられる、洒落たフランス映画なのです。 他に、ジョルジュ・ドルリューの音楽が、印象に残りました。
白い恐怖
フランシス・ビーディングのカソリック宗教小説の、エドワーズが、このヒッチコック映画では、マーチスン(レオ・G・キャロルが演じている)に、そして、マーチスンはエドワーズになっていますが、他は、破綻無く、一級の映画作品。 特に、夢のシーンは、素晴らしい。 スクリーンプロセスで撮影の、スキー場でのシーンは、カソリック宗教学的です。 全体としては、ヒッチコックが演出したエクセレントなキリスト教映画、と論じることが可能な作品です。
地球の静止する日
パトリシア・ニールが演ずる、ヒロインの女の子が、宇宙人に襲われそうになるが、しかし、クラトゥ・バラダ・ニクトー、と、言うと、その宇宙人は、 女の子を両手で、抱き上げて、円盤へ運びます。 このシーン等が印象に残る、ミステリアスな映画作品です。 次に、ハーマン作曲の音楽は、斬新な電子音楽、で素晴らしい。
コーマ
本陣殺人事件
市川崑の映画:獄門島、と同じ、ハイカラとは違う日本、を描いている、社会派映画。 雪が降る、日本家屋での密室殺人がどうして可能だったのか、を実際に再現したシーン、は、欧米の映画レベルです。 撮影に使ったフィルムのイーストマンカラーフィルムの透明度高い画質は、一級ですが、 小西六写真工業のサクラカラーフィルムの最高級フィルムで撮影すれば、さらに、いいシーンに、なったのでは。 次に、この映画は、出演料ゼロの、俳優たちと、女優たち、が出演する、製作費が数千万円の 日本アートシアターギルドの映画の製作方法は、間違っていないと実感する映画作品で、すぐれています。
トパーズ
宇宙からの脱出
撮影所で撮影の、大気圏外での宇宙船の動き等の特撮シーンが、大変、見事な、映画。 次に、演出が理論的で素晴らしい。 これは、類例の無い、一級のカソリックSF映画です。
霧の旗
山田洋次演出の、この映画全体的の暗いトーンは、キリスト教的で、一級。 しかし、小説よりも、柳田桐子は、さらに、悪女で、兄を犠牲にして、柳田桐子派閥を台頭させる女である、と、描いています。 その点が評価の分かれる映画です。 次に、林光作曲の音楽が、印象に残るのでした。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。