エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
アカデミー賞、本年度最多ノミネートという事で期待して公開初日に見に行ってしまいました。 冒頭のせわしないシーン、誰かが喋ってるのに他の誰かが被せて喋りつづけるシーン、この時点でストレスMAXで、大丈夫かこの映画。。きっと大丈夫、これから面白くなる!と信じるも、全くおもしろくならず、頻繁に入るコメディシーンも全く笑えずスベリ倒していて、自分史上TOP3に入る駄作でした。。
スマホを落としただけなのに
面白かった!!おすすめです。 テンポよくストーリーが進むので、飽きる事がなく、自宅での鑑賞でもスマホをイジってしまったりもなく熱中して鑑賞しました。一部、都合が良すぎるな・・と思う展開もあったのですが、全体的に良すぎるので気にならない。カメラワークもスマホを中心にオシャレに撮っていて、でも全く見づらくない。映像もとてもキレイ。普通の展開では終わらせない、脚本もすごくいい。すごいな韓国映画・・!とうなる作品でした。 ホラー映画の括りになると思うので、1人で鑑賞するのが少し怖い気持ちもあったのですが序盤はとってもポップな仕上がりですし、ごく一部怖いシーンもありますが耐えられるレベルでした。ので、ホラー映画が苦手な方にもおすすめしたいです。
LAMB/ラム
羊から生まれてきたアダのビジュアルが絶妙でキモカワ。 家族で食卓を囲むシーンがシュールで笑ってしまった。 結末の意味は、人それぞれいろいろと想像を巡らすことができる。 自業自得、因果応報みたいな、そんな単純な教訓だけではないと個人的には思った。 アイスランドの雄大なロケーションが本当に美しい。 白夜のこととか、国技がハンドボールとか、いろいろ調べてしまった。 景色の美しさに対して、映画は終始不気味だし陰鬱な雰囲気で面白い。 こういうジャンルにしては、わりとテンポはゆっくりでじれったく感じる部分もあったけど、それなりに最後まで楽しめた。
イニシェリン島の精霊
「おまえとは金輪際絶交だ」みたいな小中学生のようなケンカから、最終的に取り返しのつかないとんでもない展開になり、物語に最後まで引き込まれた。 このケンカがアイルランド内戦のメタファーなのはわかったが、それを抜きにしてもパードリックとコルムのどちらの言い分も理解でき、どっちにも感情移入できて面白かった。 また、小さなコミュニティの中の閉じた陰湿な村社会的な話は個人的に好みだった。 終始八の字眉毛で退屈な良い人を演じたコリン・ファレル(パードリック)、狂気とたまに見せる優しさが絶妙なブレンダン・グリーソン(コルム)、強さと知性を持ち合わせるも時代によってその才能を抑制するしかなかった女性ケリー・コンドン(妹)、変わり者で村のみんなから蔑まれるクセの強い役なら間違いないバリー・コーガン(ドミニク)、俳優陣が素晴らしくて見てて飽きない。 イニシェリン島のロケーションも美しく、映画館で観るべき映画だと思う。
マッドゴッド
ほとんど同じ世界観でほぼ同時期の「ジャンク・ヘッド」と比べると、映像のすごさやカオス度、グロ度は勝ってると思うが、ストーリーは圧倒的にジャンクヘッドの方が楽しかったな。 ジャンクヘッドがポップでわかりやすいのに対して、マッドゴッドはダークで少しわかりにくい感じ。
MEN 同じ顔の男たち
「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド監督なので鑑賞。 DVその他…男性に対するトラウマをかかえる女性の物語。 心を癒やすための旅で、出会う男性の顔が全て同じ(に見えている?)で気持ち悪い。 というか、終始「男」は気持ち悪く描かれるし、嫌なヤツばかり。 自分は男性なので、女性から男はそんなふうに見えてるのかと心配になった… 「SNS 少女たちの10日間」での男のキモさや、「最後の決闘裁判」での男の傲慢さとか、最近は男性嫌悪的な要素の映画が増えたと思う。 そういった映画を見ると、女性に対しての行いを反省したり襟を正されるとともに、自分が男性であることがなんか申し訳なくなってくる… そして男ってほんとダメだなぁ…キモいなぁ…と男でありながら男が嫌いになってきました… あとはグリーンマンとかの神話や、終盤のトラウマ描写の意味など、自分にはわからない部分が多かったので解説が必要。 ていうか全部理解できる人いるのかな… でも主演のジェシー・バックリーも良かったし、映像も美しいし、キモい描写グロい描写も笑えるし、全体的にはとても楽しめた。
ミッドサマー
奇祭映画!こういうの大好物です! 見ながら、これカルト映画「ウィッカーマン(1973)」だなぁ…と。 でもウィッカーマンよりパンチはかなり重め。 こういうへんぴな村のカルトコミュニティで、最終的に全く話が通じない不条理な展開に巻き込まれちゃうの最高‼ 猟奇的・変態的な奇祭イベントの数々に賛否両論なのはわかるけど、個人的にすべての宗教にはカルト性が含まれてると思うし、こんなのあっても不思議じゃない気はする。 いやまぁ、あったら国際的大問題だけど… でもゴア&変態描写を見せたいだけの陳腐な映画なんかではないことを断言したい! いや…私はゴアも変態性も大好物で、そういうの見たくて見たくてたまらないタイプですが…。
バーバリアン
予想外の展開で最後まで楽しめた。 ツッコミどころはあるけど、ジャンル映画としては充分な出来なんじゃないかと。 ちゃんとドキドキさせてくれるし。 紳士的男と女性軽視男だったり、金持ちとホームレスとか、うまく対比されててわりと社会派なのかも… とりあえず「イット・フォローズ」「ドント・ブリーズ」「バーバリアン」で、デトロイト廃墟ホラー三部作に認定!
犯罪都市 THE ROUNDUP
個人的には悪役含め1作目の方が好きだけど、犯罪都市2作目も充分楽しめた。 それにしても「犯罪都市」も「悪人伝」も「無双の鉄拳」も、見て一週間後にはストーリーが思い出せない。 結局マ・ドンソクのビンタとパンチしか覚えてない。 でもそれで良いんです!マ・ドンソクだから! あと相変わらず悪役陣はいい顔してる。 そして日本版主題歌は必要なし。
土を喰らう十二ヵ月
とくに大きなストーリー展開があるわけではないので、見る人によっては退屈かも。 沢田研二ファンとしては、年老いた四季折々のジュリーを見てるだけで萌える。 ただ「キネマの神様」でも感じたが、ジュリーは現役歌手だからか役のわりに声が若すぎる… 料理好きの人は、土井善晴指導の精進料理の数々も楽しめるのかも。 個人的に野菜嫌いなので、興味ゼロだったが… あと恋人の松たか子の存在は中途半端に感じたけど、まあそこはメインじゃないのかな… メガネ松たか子は萌えました。 結果、四季折々ジュリー、精進料理、メガネ松たか子を見る大人向け映画。
続・掟の門
東京オリンピックがストーリーに絡んでくるが、選手村マンションの話に「ホオ」と感心させられた。こういう着眼点は新聞記者をしていた監督ならでは。若い監督では太刀打ちできないところだろう。3作目に期待。
掟の門
この映画は今のコロナ禍を丁寧に映し出していて、大変見ごたえあるし考えさせられる。上映館を増やしてたくさんの人に見てほしい。特に看護師さん!
カーリー・スー
このレビューにはネタバレが含まれています
ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦
13日の金曜日/ジェイソンの命日
13金とは何か?ジェイソンとは何か? そんなもの面白かったらどーでもよい。 娯楽ホラー映画としてシリーズ最高。言っちゃなんだがこれを「シリーズ最低」とか書いてる人はホントに全部見てないか頭が悪い。
うる星やつら オンリー・ユー
パロディとオマージュ満載で、何も考えずに楽しめます。某有名アニメ監督が批判したと言うけど、あの人は自分が負けた作品は批判するしか能が無い。 40年経た今も全てのキャラを活かした面白い作品です。
ウエスト・サイド・ストーリー
スピルバーグ作品というだけで映画館で鑑賞しました。 ウエストサイドストーリーは初めての鑑賞で前作は見ていません。 ですので思い入れがないせいか、古い原作という感じは正直してしまいました。 町山さんが、 「だから今、作る事にしたんですよ。スピルバーグは。今も変わってねーじゃねぇかって事なんです。特にそのトランプ政権になってから、白人労働者の人達がネオナチみたいな事をしてね、黒人に対する暴力をふるったりしている状況があるので、スピルバーグは、60年前にこの映画で描かれた分断というのが現在どこまで解消されているのかと、言う事でこの映画を作ろうとしたとインタビューで答えてますね。」 と言っていたように、人種差別の問題は前作が公開された何十年も前から結局よくなっておらず、今、スピルバーグがウエストサイドストーリーを撮った理由は大きくうなずけます。 このサイトの豆知識にもあったように主軸は英語で会話が進む本作ですが、スペイン語での会話に英語字幕は付いていないそうです。 インタビューにこう回答されていたそうで。 「もし、スペイン語に字幕をつけたら、単に英語を倍増させ、スペイン語より英語の方が優位に立つことになる。この映画ではそうならないように、字幕をつけないことで言語を尊重する必要があったんだ。」 今この時代にウエストサイドストーリーを撮るという思い入れの強さを感じました。 ですが、映画としては正直自分はそんなに・・でした。 岡田斗司夫さんがおっしゃっていた、 「スピルバーグはコメディ映画が苦手。コミカルなシーンが面白いはあるし、クスッと笑えるシーンはあるけれど、コメディを主軸とした映画だと失敗する。今回はコメディ映画とミュージカルが苦手という事がわかってしまった。爆発的な面白さがないせいで、いつ面白くなるんだろう、あれ?いつ面白くなったのかわからないまま終わっちゃった。」 とおっしゃっていた点、同感です。 ミュージカルっていかに世界観に入り込めるかも大事だと思うのですが、私は入り込めませんでした。一目惚れをしたマリアを、住宅街で「マリアマリア〜」と大声で歌いながら探して、しかも見つけてしまうあたり、引いてしまって。。入り込めてたらそれも素敵なシーンだったでしょうに。。
ナイル殺人事件
IMAXで視聴、特大のスクリーンに映え映えのピラミッドやナイル川の景色。IMAXで見てよかった。 けど、音も大きいので、大きい音にビクッとびっくりしてしまう自分は何度も飛び跳ねてしまった。。極端にグロいシーンはないのですが、少しビックリするシーンは何箇所かあるので苦手な方は注意です。 アガサ・クリスティ原作“世界一の名探偵”ポアロが挑むミステリークルーズ。原作が古い感じは正直感じてしまいました。予想通りというか目新しさがないというか、驚きがないというか。 個人的にビックリする結末ではなかったのですが、それでも楽しめたのが逆にすごいと思いました。映画館で見る価値のある映画だと思います。
愛なのに
ひっそりと生きている古本屋の主、多田(瀬戸康史)が自分勝手な人達に翻弄される話。いきなり不倫を持ちかけられたり、女子高生から愛を告白されたり。中年男の妄想のようだが、様々な倫理観が同居する現代の日本ならあり得る話かな? 主人公の多田もお人よしに見えるけど、優柔不断なずるさが今後に大きな問題になるかもしれない予感をさせて終わる。エロチックでおかしくて、いやらしくないのは、瀬戸康史の持つ上品な穏やかさのおかげだろう。 きれいな女優男優のヌードはふんだんに出てくるのだが、瀬戸康史はTシャツなど着ていてヌードが殆ど出てこない。彼の始めての濡れ場も売りだったのにね。色んな解釈ができるから、友達同士で行くと楽しいと思います。
JUNK HEAD
ちょっとグロいのに、登場するキャラクターが全員かわいいんです。 お一人で7年もかけられて作ったストップモーションとは思えない豪華な出来栄え。世界観。これはすごい。見ないと損。 続編も楽しみにしています。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。