おとなのけんか
本作は二組の夫婦が子供同士の喧嘩について最初は理性的に解決させようと試みるのですが、あっという間に破綻する話です。主なキャストは4人のみ、しかもかなり豪華です。 いってしまえば、一方の家に呼んで解決すること自体が間違いだったとわかります。また、利害関係のある当事者のみで、間に第三者を入れなかったことも間違いです。ましてや、訴訟が非常に身近な存在のアメリカ社会でこんなやり方は問題あるはずです。 そんなことよりも、はじめは理性的に見えた双方がどんどん体裁が崩れてめちゃくちゃになるのは他人事だからこそ大変面白いです。当事者になりたくないけど、はたから眺める分にはとても楽しいです。対立関係が二転三転して、この人達は何がしたいのかわからなくなっていきます。 この手の話は感情移入するほどストレスがたまって毒なので、ぜひとも他人のトラブルを野次馬感覚で覗いていると思って楽しんでください。絶対に隣の人に議論をふっかけてはいけませんよ。
ブルース・オールマイティ
普通の男が神様の力をもったらどうなるか、ファンタジー要素のあるコメディ映画です。 主人公はコメディ映画の神様みたいなジムキャリーが好演しており、また、スティーブカレルもしっかりとコメディに貢献しています。 無神論的で皮肉屋な主人公がさんざん神様をなじり、それから神様の代行をする流れとなります。とにかくネタが満載かつ秀逸で、キャリーがクリントイーストウッドの顔真似をするところは絶対に笑えます。また、本作全体を通してキリスト教いわゆる聖書ネタがちりばめられています。映画の予習で読むものではありませんが、聖書について多少でも知識を入れると絶対に面白いです。 ダイナーでスープをモーセのごとく割ったりします。また、あるシーンで水を注ぐとワインに変わるところがあるのですが、これに気付くのに7年くらいかかりました。ほかにも聖書ネタが盛りだくさん。いずれも予備知識があることで拾うことができたり、その意味がわかってもっと面白くなります。 ぜひともポップコーンに聖書を添えて楽しんでください。
ゴースト・イン・ザ・シェル
海外でもファンが多い攻殻機動隊のハリウッド映像化作品。 草薙素子をスカーレットヨハンソンが演じ、ホワイトウォッシュともいわれて話題になったことがあります。個人的にそこに問題性は感じなかったのですが、ヨハンソンが草薙素子を演じることに多少ミスマッチを感じた程度です(ただし、世界観上、体は誰が演じたって問題なくはあります)。また、荒巻大輔役として北野武が出演しています。 ストーリーですが、あってなきに等しいですね。上質な脚本でも評価されている攻殻機動隊シリーズを映像化するなら、もっと頑張ってほしかったのが本音でした。そういう意味では、深く考えずにみることができます。 ストーリーはあまり触れたくありませんが、ファンなら喜ぶシーンの押収です。映像化の意味はもっぱらこちらですね。逆に、ひとつひとつのシーンで興奮することが多いです。光学迷彩を使ったり、フレームがたがたになる乱射シーン、高層ビルから飛び降りるシーン。むしろ、こういったシーンを楽しむ意味では大満足の映画です。また、吹き替えもTVシリーズ通りにしてくれたのも安心しました(外画の吹き替え素人の芸能人は一切おりません)。 ストーリーよりもシーンを楽しむ映画として、ファンにおすすめできる作品です。
イノセンス
攻殻機動隊の中でも非常にファンが多いバトーが主役の映画です。 監督は押井守でよくもわるくも難解な脚本になっています。わかりにくく、しっかりと理解しながら見ることが難しいです。映画の品質として悪くはないので、とてもおすすめです。 近未来ならではの犯罪にまつわる話で、2021年現在だからこそ、もう一度みてほしい作品です。少女の人形に性的な要素を合わせて商品としたとき、どんなことが起きるのか。どんなマーケットが生まれてしまい、経済が回り始めるのか考えながら見ると感慨深いです。 話自体は難解でも面白いといった感じなのですが、銃撃戦の描写も素晴らしいです。もうアクションをやらせると抜群ですね。有名なのは事務所襲撃シーンで、示し合わせたかのようにバラバラの銃が揃い、それぞれ違う挙動で銃撃されているのは芸が細かいです。また、上階へ突撃するシーンでバトーとトグサが位置関係を調整したり、肉弾戦までとにかくアニメーションが丁寧です。 なんといってもラストのガンアクション。残弾に合わせて射撃方法を切り替えていくなんて、ほかのアニメでは絶対にみられない描写です。ちゃんとリロードも描かれているし、マニア垂涎のシーン押収です。 攻殻機動隊のTVシリーズ視聴か、検索で予備知識が少し必要ですが、その価値がある作品です。
フィリップ、きみを愛してる!
実在した詐欺師スティーブラッセルをモデルにしたコメディ映画。 ジムキャリーとユアンマクレガーの好演も相まってコミカルで思わず笑ってしまう作品になっています。 このラッセル、なんと頭脳明晰でありIQ169と言われており、詐欺の手口もさながら数回の脱獄にも成功しております。劇中でも、あらゆる手口によって脱獄を繰り返しています。とくに次々と脱獄しては捕まる押収のシーンは笑えます。 本人の生い立ち自体も個性的で、けっこう魅力的です。 流石はジムキャリー、いちいち勢いのある演技でコメディとしても良質です。また、とあるシーンで意外と彼にも筋肉があることが確認できます。そのシーンは二重の意味で衝撃的ですが。 実は本作、本物のフィリップがラッセルの弁護士役として出演しています。ぜひとも確認してみてください。 また、ラストは現実と少し異なる締めくくりですが、個人的には大好きなシメです。ぜひとも笑って、実際の本人にも興味をもってください。
マジック・マイク
知名度はそこまでありませんが、視聴者の男女問わず筋肉を楽しめる最高の映画です。 ストリップがテーマの映画ですが、それほどドギツい描写があるわけではなく、せいぜいダンスに性的な要素が含まれている程度です。 チャニングテイタムとマシュマコノヒーの筋肉が隅々まで堪能できる最高の映画です。 踊りもさながら、ストリップショーとして楽しませる演出や仕掛けがあり、単調にならず映像でも楽しませてくれます。また、セル版では映像特典として映画に含まれなかったダンスまで収録されており、筋肉が踊り狂うところがしっかり堪能できます。 テイタムはおろか、マコノヒーまで筋肉をみせてくれるのは興奮しますね。 また、ドラマとしても優れており、主人公の葛藤や身の振りに対する悩みなど細かく描写されています。アダムの失態への対応も、いろいろ思うところがあります。 独立を目指して下積みをしているのに抜け出せない、そんな辛さが伝わってきます。実はテイタム自身も下積み時代にストリッパーをしており、本物が演じているとも言えます。彼自身はしっかり夢を叶えましたね。 視覚でタンパク質を堪能したい人にぜひともおすすめの作品です。
スクリーム
ハチャメチャを感じながら楽しめるホラー映画です。 ナイフを使った殺人鬼が登場し、それなりにゴア表現もあったりするのですが、それ以上に犯人の挙動が間抜けでコメディ的です。また、他作品への言及があったり「たしかに他のホラー映画はそうだね!」と妙に納得して面白いです。 メタ表現ではないのですが、限りなくそれに近いセリフやお遊びがあって映画好きなら楽しめると思います。いわゆる映画のお約束ですね。妙にセクシーだったりすると殺されるとか。実は冒頭シーンの女性はETやチャーリーズエンジェルで有名なドリューバリモアです。 また、本作は珍しく渕崎ゆり子がブロンドの吹き替えをしています。意外としっくりくるもので、個人的にはお気に入りだったので続投してほしかったです。 おちなのですが、まあまあ秀逸です。そうきたか、とはなりませんが、けっこう意外です。ただ、それを実行するシーンまでもが間が抜けており、「なにをしているんだ」と面白くなってきます。演出含め、とことん面白い映画です。
ハート・ロッカー
ゼロダークサーティやデトロイトで有名なキャスリーンビグロー監督の代表作。 イラク戦争の爆弾処理がテーマの戦争映画であり、人物描写や一部アクションシーンが非常に優秀な映画です。 爆弾処理における緊張感がよく描かれており、彼ら米軍兵士は何が怖いかというと一般人とテロリストの区別がつきにくいところなんですよね。仲間が処理に近づくとき、味方は周囲にテロリストがいないか警戒するのですが、どれが敵なのかわからない(どいつもこいつも同じアラブ人に見える)ため、どう警戒したらいいのかすら曖昧です。だからこそ、サンボーンはワンマンなジェームズに切れ散らかします。しかし、そのジェームズの大胆さによって救われることもあります。 戦争の緊張感もそうですが、銃撃戦の描写が意外と良質です。途中、あやしい建物に突入するシーンがあるのですが、こちらきちんと互いの死角をつぶしながら奥へ入っていきます。わかる人にはたまらないシーンです。また、対戦車ライフルで狙撃するシーンもちゃんと長距離による時差の着弾や、装弾不良の解消だったり、ジュースを用意して射手に飲ませたり、貴重な描写が多いです。こういう表現があると、とても嬉しくなりますね。 イラク戦争の描写もさながら、アクションも優れている貴重な一作です。
ワイルド・スピード ICE BREAK
すっかり筋肉・銃・車のイメージが強くなった本シリーズ。ジェットブレイクまで鑑賞済みですが、本作が一番お気に入りです。 おそらく本作が一番スキンヘッド筋肉成分を多く含有しています。立っているだけで最高ですね。キャスティングもさながら冒頭のレースも初期作品リスペクトを感じられるし、それによって途中の展開に影響を与えるので好きです。走り屋としてのプライドを感じるやりとりは胸が熱くなりますね。 ドウェインジョンソンとジェイソンステイサムの刑務所シーンも圧巻です。どちらも囚人服が似合うし、それぞれの個性がよくマッチしています。ボブズが袖を引き裂いた囚人服で監獄トレーニングするだけで面白いんですよね。アクションに展開するときもゴム弾を胸板で弾いており、彼だからこそ光るシーンです。 ファミリー描写も本作が好きです。途中、残念なことになりますがドムが息子にブライアンと名付けるシーンは涙なしにはみられません。実はヴィンディーゼル自身も現実で同じことをしており、裏エピソードも相まって暖かい話です。
セブン
いわずとしれた胸糞サスペンス映画の代表選手です。 こうして改めて確認するとブラッドピット、モーガンフリーマン、グウィネスパルトロー、ケヴィンスペイシーと珍しいキャスティングでもあります。今となっては約1名は本物の犯罪者となりましたが。 作品自体は七つの大罪をモデルとしたシリアルキラーの事件で、それぞれの被害者にカトリック的罪があるとされています。また、犯人を追うための捜査としてプロファイリングの手法が用いられております。犯人の心理を理解して逮捕を早めようという試みで、宗教的要素が犯行に出ているため、なんとなく犯人に対するイメージを持ちながら鑑賞できます。 赴任してきた警官と妻が新しい場所で何とか生きていこうとしており、カフェでその妻とベテラン警官の会話にはとても泣かされます。このシーンは衝撃的なラストに効いており、たまりません。 グウィネスパルトローが本作に関連した写真をアップしており、そちらはとても面白くて必見です。
羊たちの沈黙
犯罪プロファイリング、ドラマ・クリミナルマインドで耳にしたことがある人もいるんではないでしょうか。これは犯罪者の心理を理解し、どのような行動をするのか類推することによって円滑な逮捕を目指すのが目的です。本作も同様に容疑者の心理へ理解を深め、逮捕しようとするものです。 また、この試みはあくまでも行動を予測して逮捕することが目的なので証拠能力はなく法廷までの描写はありません。この理解を深めるときに貢献するのが「他の犯罪者へのインタビュー」です。こちらの作品でもアンソニーホプキンスが演じる食人の精神科医ハンニバルレクターへ、ジョディフォスターが演じるFBI捜査官がインタビューによる捜査協力を求めます。 ホプキンスは関連資料による徹底的な役の作りこみはせず、イメージを深めることによる演技で有名ですがレクター博士の不気味さは見事です。新米捜査官に対する余裕のある態度、セリフにはぞくぞくさせられます。一方で、他の囚人の無礼に対する謝罪など二面性が感じられて、いいですね。現実のシリアルキラーにも、こうした二面性は普通にある傾向です。 全体的なストーリーとしても、とても優れており不気味さに浸ることのできる名作です。
es [エス]
スタンフォード大学のフィリップジンバルド教授による実在した心理実験「スタンフォード監獄実験」がモデルの映画です。ハリウッドリメイクもされており、そちらのエクスペリメントも悪くはないのですが心理実験の不気味さでいえばエスに軍配が上がります。 無作為抽出の一般人から刑務官役と囚人役に分かれ、それぞれの役割を演じて結果をみるという実験です。もちろん、最初は面白おかしく、いわゆるコスプレ感覚で話が進むのですが、時間の経過とともに刑務官は刑務官らしく、囚人は囚人らしい振る舞いをするようになります。これは実際の心理にも当てはまることで肩書に応じた性格になる 傾向が人間にはあります。 裏話をすると、こうした実験はナチスドイツのジェノサイドの責任がそれぞれの人(役付きの幹部など)にも実際にあるのか懐疑的な視点がありました。肩書を与えられ、任務としてなら人は非人道的なことも平気でできるのではないか。この映画はエンターテイメントとしてもそうですが、知的好奇心を刺激する意味でも優れています。 関連作品としてエクスペリメントもそうですが、ジンバルド教授の幼馴染によるミルグラム実験を題材にしたアイヒマンの後継者も合わせて鑑賞をおすすめです。
ワイルド・スピード/ジェットブレイク
このレビューにはネタバレが含まれています
ショーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビ映画自体、もともとコメディの要素を含んでいたりしますが本作はその代表作なる作品です。ゾンビ映画という枠組みよりも、そもそも映画という枠組みの中で優れています。丁寧な伏線、カットやシーンの遊び、音はめ、言葉遊び。とにかく色んな仕掛けがあって、ゾンビランドにはない魅力が満載です。 ゾンビランドと同じで、こちらもキャラクター描写が丁寧なんですよね。人間関係をちゃんと描いており、それぞれの生い立ちを感じるセリフや、どうして気に食わないのかとか、意外と登場人物のイメージがしっかりしてきます。ゾンビを見たい者にとっては物足りないかもしれませんが、遊びたっぷりのコメディ映画としてなら大満足だと思います。 次々と切り替わるニュース映像をつなげてネタが生まれるところ、二度にわたるサイモンペッグの長回しシーンの対比が大好きです。エンディングのおちも最高で、そのシーンからのmy best friendは素晴らしいシメです。 何十回も見返した映像に遊び心のある楽しい映画です。 ぜひともビールと一緒に鑑賞したい映画。
アメリカン・スナイパー
実在したネイビーシールズの狙撃手クリスカイルが元ネタの映画です。主演ブラッドリークーパーが肉体改造をおこない、とても素晴らしい筋肉で好演されていました。 アクション描写を中心に感想を述べますと、基本的に狙撃が多いですが狙撃描写の醍醐味を問われると肩透かしをくらうかもしれません。あくまでもクリスカイルという狙撃手についての物語です。戦場で子供を撃つかどうか葛藤したり、気を許したと思ったら敵対勢力に通じていたり、非常に強いストレスを感じていたことがわかります。 個人的にM4ライフルの銃声は作った感があり、正直すこし冷めます。やや乾いた音のほうがよかったかもしれません。アクションを目当てにするとミスマッチになると思います。むしろ、胃がきりきりするような戦場のストレスを感じとることに優れた作品です。 エンディングはとても切ないです。本人もなんとか生きようとした結果と思うと悲しいです。 流石、クリントはこういった映画の監督をすると素晴らしいと思います。
ネイビーシールズ
ミリタリーマニアにとって伝説的な映画です。キャストは実際にネイビーシールズとして勤務していた本物の人達であり、構えや動きに説得力があります。 一般的なアクション映画ではひとりひとりの役者の「かっこいい姿」を強調することが多いですが、本作はそれぞれの「連携」を描写することに重きがおかれています。というのも、実際の銃撃戦はかっこよくある必要はなく、いかに互いの安全を確保しながら相手にとって不利な状況をつくるかに関心があります。当然ですね。しかし、それは同時に「映画映え」せず、地味ともいえます。ただ、そのような、兵士達が連携して安全を確保しながら突入するシーンの数々が私みたいなマニアに強く刺さります。 もうひとつ。アクションシーンでたびたび主観(クローバーエフェクトのような撮影技法)の撮影が入っており、FPSゲーマーならにやりとする演出もあります。ぶれるカメラみたいな演出で冷めることなく、とにかく没入できて興奮します。そうです、興奮するんです。 リロードも、丁寧なクリアリング、握りしめるフォアグリップ、仲間の肩を叩いて前進の合図。きりがないくらい最高なシーンの押収で、ずっと興奮します。
天使にラブ・ソングを…
大変ソウルフルな映画です。ミュージカル映画も一定の人気がありますが、こちらは教会の讃美歌として歌われています。ストーリー自体は可もなく不可もなく、コメディ要素は悪くありません。「尼さんは撃てねえ…」のシーンはイタリア系(カトリックが多い)を感じて、お気に入りのシーンです。 なんといってもスタンダードではない表現方法の讃美歌。讃美歌というとクラシックに並んで眠くなるイメージではないでしょうか。しかし、こちらの映画では、とにかくソウルフルでゴスペルが好きの方なら、たまらない力強い賛美歌唱シーンの数々です。形式をやぶりながら神を賛美する歌唱はクリスチャンでなくとも訴えてくるものがあります。 また、キャストのウェンディマッケナですが大変かわいらしくてファンが多いです。残念ながら本作の歌声は別人なのですが、実は続編2で本人の歌声を聞くことができます。ぜひとも本作で彼女の魅力に心を奪われて、続編で癒されてみてください。
デッドプール
メタとディスのダブルパンチが効いた名作。鑑賞する人を楽しませる意味で非常に優れた作品です。 なんといってもメタ表現がとても秀逸です。あからさまに視聴者に語りかけたり、画面にガムがついたり、冒頭のyoutubeパロディによるスタッフディスなど、とにかくネタ満載で「ずっと楽しい」が約束された作品です。主人公が不死身なので、それを前提に展開されるネタが新鮮で面白いです。最近だとザボーイズで似たような描写がありますね。 最近の洋画吹き替えはピンキリのばらつきが目立ち始めていますが、こちらは本当に見事な吹き替えです。元のテイストをちゃんと反映させつつ、日本人にも伝わるように表現されています。とくに主人公の吹き替えが見事で、BGMで聞き流していても耳に入って笑えます。 色んな方向に表現が吹っ切れており、ゴア表現やセクシャル表現など、いずれもネタ的ですが過激なので耐性は少し必要です。 総合的に「楽しい映画」のお手本となる作品です。是非とも笑って楽しみ、続編2の鑑賞も強くおすすめします。
竜とそばかすの姫
インセプション
高品質で難解なストーリーで有名な本作。多少、解説に目を通しながら鑑賞すれば、まったく置いていかれることはありません。ただ、映像美が優れており、別画面との往復はちょっともったいないかもしれません。2回みるのを前提で鑑賞がおすすめです。 ジョセフゴードンレビット、トムハーディやトムベレンジャーと一部の人達に深く刺さるキャスティングです。私にとっては、ほとんどアベンジャー状態です。それぞれのキャラクターもマッチしていて、会話が楽しいですね。今となっては過去のエレンペイジが確認できる貴重な作品でもあります。 映画の核となる世界観やギミックが楽しく、適度に頭を使いながら見ることになります。難解すぎないようにしつつ、モルとの物語の切なさが響きます。列車のシーンは個人的にお気に入りです。 きれいな映像のおかげで、アクションでもいちいち画面が素敵ですね。雨や雪など天候 を変えつつ、バラエティゆたかです。 ラストの締め方も憎い、良作です。
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