ミリオンダラー・ベイビー
ヒラリースワンクがボクサーとして肉体改造に打ち込んだ有名な一作。 スワンクの肉体改造がただただ素晴らしく、トレーニングシーンで縄跳びをしているところがあり、胸筋のカットが本当に素晴らしいです。女性ボクサーとして説得力がありますね。また、彼女のファイトスタイルは丁寧に試合をくみ上げるのではなく、一発ノックダウン狙いと単純明快です。ウォーリアーのトムハーディの役もそうですが、このようなスタイルは、とくに映画では爽快に映りますね。 下積みが続きすぎた年増のウエイトレスから女性ボクサーとして成長する過程は、わくわくさせられます。肉体改造もですが、スワンク自体がしっかりと強さを感じさせられるマスクで非常に勇ましいです。 両性的な魅力をもっている不思議な女優ですね。 映画全体を通してスワンクが輝かしい作品ですが、その裏でモーガンフリーマンのとあるシーンに胸が熱くなります。ファイターとしてのリスペクト、誇りを訴えるあの瞬間も合わせて堪能してほしい作品です。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
このレビューにはネタバレが含まれています
マシンガン・プリーチャー
実在の牧師サムチルダースがモデルの作品です。 彼は元麻薬密売人の牧師なのですが、牧師としての生活の途中で武装することになります。 彼が支援する地域は武装勢力がおり、牧師の活動領域は決して聖域ではなく襲撃を受けることは珍しくありません。何度も辛い体験をし、最終的に武装によって現地の人達を守ることを選びます。牧師という立場上、非難されてもおかしくはありませんが私は彼を支持します。聖書が伝える理想的な世界と現実は地続きではありません。 同じように現地人を支援する女性医師がチルダース牧師を批判します。ランボー最後の戦場のクリスチャンみたいですが、こちらは実際に起きていることだと思うと、なおさら腹が立ちますね。結局、あるシーンによって多少すっきりすることになります。 どこまで本人について忠実に描かれているかは不明ですが、大筋の流れとして彼の生きざまに賛成です。宗教や支援する場所によってのむずかしさを感じ取れる一作です。
ミスト
町に霧が現れたことによって何か異常が起きていることを知り、身動きがとれなくなります。 人々はスーパーに閉じ込められ、外は危険な状態になるのですが、中も危険になっていきます。これが意外と面白いのです。 最初はあるばあさんが戯言のように終末論を唱えており、誰も見向きもしません。鼻で笑ってあしらいます。ところが、事態がますます悪くなっていくと徐々に影響力を持ち始めます。追いつめられた人達は心のよりどころを求め、耳を貸します。日常生活ではまともに相手にしないような話を信じ、みんなおかしな行動をとります。集団心理としてゾッとするシーンが多く、本当に怖いのは人間という状態。 とくに率先してばあさんを批判していた従業員が泣きながら祈っているところはみていられませんね。 最終的にある行動によって、そのばあさんは影響力を失い、主人公達は独自の行動をとります。どうなるかは見てのお楽しみ。 しかし、とても皮肉というか胃が裏返るようなラストです。ポップコーンに胃薬を添えてご鑑賞ください。
ハードコア
ゴア表現も過激なハードゴア映画です。 映画全編を通して主観映像であり、FPSゲーマーなら馴染みのあるカメラワークの映画です。 けっこう、しっかりめにゴア表現があるため人を選ぶ作品ではあります。 やっぱり主観映像は銃をもってこそですね。ストーリー自体はよくもわるくもFPSゲームのようで映像を楽しむための添えものくらいに思ったほうがいいです。ゲームファンなら思わずにやりとする演出が多く、リロードするだけで興奮します。 武器もM4系、AK系、サプレッサー付きハンドガンなど、ちゃんとバラエティに富んでいます。個人的にバイクから襲撃するシーンは最高ですね。吹きとばされてから後続のバイクに回収されるところが憎い演出です。 また、FPSゲームの名作Cod4を意識したシーンがあり、ファン垂涎となっております。 ラストは肉弾戦中心で、ずっとぶれるだけの演出はちょっと微妙ですが、全体を通してガンアクションが光る映画です。 オチは個人的に大好きなもので、きっと気に入って下さると思います。
ダークナイト
若くして亡くなったヒースレジャーの怪演が光る作品です。 ジョーカーとしての演技もそうですが、クリスチャンベールもバットマンとしての役作りが素晴らしく、ひとりひとりの役者に見応えのある一作です。 シーンの作り方が丁寧というか、こだわって作り上げているのが伝わってきます。ただ、ジョーカーの背中を映したり病院を爆破するだけで、どこか美しさを感じさせます。 肝心の内容ですが、やっぱりバットマンにいらいらする瞬間はありますね。殺さずのコンセプトはわかりますが、綺麗ごとが少し過ぎる気がします。結局、それが裏目に出て彼はひどい目にあいます。そのような信念に漬け込むジョーカーの狂気は魅力的で「いいぞ、もっとやれ」と、どこか思ってしまいます。 バットマンと対比的なパニッシャーシリーズもおすすめです。 かなり豪華なキャスティングですが、個人的に銀行支店長を演じたウィリアムフィクトナーが一番好きです。 ラストは少々地味ですが、映画全体を通してジョーカーを堪能できる一作です。
プライベート・ライアン
ハリウッド界のピーチ姫ことマットデイモン出演の冒頭20分映画です。 第二次世界大戦がテーマであり、当時の制度からライアン二等兵を探し出す話です。プライベートとは二等兵のことです。冒頭のシーンばかりが有名な作品であり、たしかに素晴らしい描写ですが、ほかのシーンも負けず劣らずです。 途中、狙撃で狙われるシーンがあります。しかし、狙撃された兵士は即死ではなく瀕死であり、仲間はそれを見ることしかできません。これ、狙撃でよくある(むしろ、これが狙い)ことで助けに向かった兵士を芋づる式に撃ったり、敵小隊の足止めに利用しています。下手に動けないんですね。冒頭の上陸は「自分は狙われていない」と思っているからこそ突撃できる一面もありますが、明らかに狙撃によって狙われると身動きがとれないといわれています。 敵兵を前にしてお互いライフルにトラブルがあってヘルメットを投げ合ったり、靴下を利用した爆弾で戦車に応戦したり、他にも細かい描写がちりばめられており、全編を通してじっくりと鑑賞する価値のある名作です。
NEXT -ネクスト-
ピンキリが激しいニコラスケイジ出演作の中でも、たしかに面白い作品です。 先にみることができる未来が2分だからこそ光る演出が魅力の作品です。 見る影を失いつつある最近のニックをみると、まだ原型を保っていた頃の作品です。さびれた感じというか、どこか寂しそうな中年の役がハマっています。 また設定の2分というのが絶妙でアクション含め見ごたえがあります。カジノで逃げるだけなのにスマートで、数秒時間を置いてじっとするだけなのにカッコいいんですよね。トイレで見た目の印象をあっという間に変えるところとか、お気に入りのシーンもたくさんあります。 本人こそガンアクションをしませんが、狙撃を予知して避けるシーンが最高にカッコいいんです。是非とも鑑賞中に痺れてください。 クライマックスの銃撃戦もこの設定が光っています。彼が指をさすだけでSWATが淡々と処理する流れもいいです。 オチは賛否ありそうですが、個人的には好きです。 アクションと演出が憎い映画です。
ランボー 最後の戦場
いろいろ批判しようと思ったらできてしまう本作。 個人的には主に「理想主義に対する皮肉」と「残酷なまでのアクション描写」の2点で非常に楽しめました。あまり評判を調べずにみることがおすすめです。 クリスチャン団体が内戦地域へ医療ボランティアのためにランボーを雇い(厳密には金銭を受け取っていないので彼もボランティア)、現地へ向かいます。途中、海賊につかまりランボーが全員撃ち殺すのですが、彼らは強く非難します。許されない行為だと。ランボーは代表者の首根っこを掴み「てめえこそ…」のシーン、綺麗ごとだけで行動しようとする愚か者への皮肉が最高のところでした。 私自身、クリスチャンではありますが劇中のような極端な連中には(言葉が悪いですが)反吐が出ます。だからこそ、ランボーの代弁がとても痛快でした。必要な心持ちであることを否定しませんが、劇中のような場所へそれだけで行こうとするのは間違いです。また、前述の批判対象となっている「白人女性が無事」ですが、正直、暴力を受けてしまっていればと思いました。 そしてアクションですね。容赦ないゴア表現を採用しているため、少々肉が飛びすぎですが銃撃に迫力があります。音も鈍く重いので、アクション映画にありがちな薄っぺらさもないです。 全体的に大満足でした。もうちょっとボランティア団体に痛い目にあってほしい、そんな映画です。
おとなのけんか
本作は二組の夫婦が子供同士の喧嘩について最初は理性的に解決させようと試みるのですが、あっという間に破綻する話です。主なキャストは4人のみ、しかもかなり豪華です。 いってしまえば、一方の家に呼んで解決すること自体が間違いだったとわかります。また、利害関係のある当事者のみで、間に第三者を入れなかったことも間違いです。ましてや、訴訟が非常に身近な存在のアメリカ社会でこんなやり方は問題あるはずです。 そんなことよりも、はじめは理性的に見えた双方がどんどん体裁が崩れてめちゃくちゃになるのは他人事だからこそ大変面白いです。当事者になりたくないけど、はたから眺める分にはとても楽しいです。対立関係が二転三転して、この人達は何がしたいのかわからなくなっていきます。 この手の話は感情移入するほどストレスがたまって毒なので、ぜひとも他人のトラブルを野次馬感覚で覗いていると思って楽しんでください。絶対に隣の人に議論をふっかけてはいけませんよ。
ブルース・オールマイティ
普通の男が神様の力をもったらどうなるか、ファンタジー要素のあるコメディ映画です。 主人公はコメディ映画の神様みたいなジムキャリーが好演しており、また、スティーブカレルもしっかりとコメディに貢献しています。 無神論的で皮肉屋な主人公がさんざん神様をなじり、それから神様の代行をする流れとなります。とにかくネタが満載かつ秀逸で、キャリーがクリントイーストウッドの顔真似をするところは絶対に笑えます。また、本作全体を通してキリスト教いわゆる聖書ネタがちりばめられています。映画の予習で読むものではありませんが、聖書について多少でも知識を入れると絶対に面白いです。 ダイナーでスープをモーセのごとく割ったりします。また、あるシーンで水を注ぐとワインに変わるところがあるのですが、これに気付くのに7年くらいかかりました。ほかにも聖書ネタが盛りだくさん。いずれも予備知識があることで拾うことができたり、その意味がわかってもっと面白くなります。 ぜひともポップコーンに聖書を添えて楽しんでください。
ゴースト・イン・ザ・シェル
海外でもファンが多い攻殻機動隊のハリウッド映像化作品。 草薙素子をスカーレットヨハンソンが演じ、ホワイトウォッシュともいわれて話題になったことがあります。個人的にそこに問題性は感じなかったのですが、ヨハンソンが草薙素子を演じることに多少ミスマッチを感じた程度です(ただし、世界観上、体は誰が演じたって問題なくはあります)。また、荒巻大輔役として北野武が出演しています。 ストーリーですが、あってなきに等しいですね。上質な脚本でも評価されている攻殻機動隊シリーズを映像化するなら、もっと頑張ってほしかったのが本音でした。そういう意味では、深く考えずにみることができます。 ストーリーはあまり触れたくありませんが、ファンなら喜ぶシーンの押収です。映像化の意味はもっぱらこちらですね。逆に、ひとつひとつのシーンで興奮することが多いです。光学迷彩を使ったり、フレームがたがたになる乱射シーン、高層ビルから飛び降りるシーン。むしろ、こういったシーンを楽しむ意味では大満足の映画です。また、吹き替えもTVシリーズ通りにしてくれたのも安心しました(外画の吹き替え素人の芸能人は一切おりません)。 ストーリーよりもシーンを楽しむ映画として、ファンにおすすめできる作品です。
イノセンス
攻殻機動隊の中でも非常にファンが多いバトーが主役の映画です。 監督は押井守でよくもわるくも難解な脚本になっています。わかりにくく、しっかりと理解しながら見ることが難しいです。映画の品質として悪くはないので、とてもおすすめです。 近未来ならではの犯罪にまつわる話で、2021年現在だからこそ、もう一度みてほしい作品です。少女の人形に性的な要素を合わせて商品としたとき、どんなことが起きるのか。どんなマーケットが生まれてしまい、経済が回り始めるのか考えながら見ると感慨深いです。 話自体は難解でも面白いといった感じなのですが、銃撃戦の描写も素晴らしいです。もうアクションをやらせると抜群ですね。有名なのは事務所襲撃シーンで、示し合わせたかのようにバラバラの銃が揃い、それぞれ違う挙動で銃撃されているのは芸が細かいです。また、上階へ突撃するシーンでバトーとトグサが位置関係を調整したり、肉弾戦までとにかくアニメーションが丁寧です。 なんといってもラストのガンアクション。残弾に合わせて射撃方法を切り替えていくなんて、ほかのアニメでは絶対にみられない描写です。ちゃんとリロードも描かれているし、マニア垂涎のシーン押収です。 攻殻機動隊のTVシリーズ視聴か、検索で予備知識が少し必要ですが、その価値がある作品です。
フィリップ、きみを愛してる!
実在した詐欺師スティーブラッセルをモデルにしたコメディ映画。 ジムキャリーとユアンマクレガーの好演も相まってコミカルで思わず笑ってしまう作品になっています。 このラッセル、なんと頭脳明晰でありIQ169と言われており、詐欺の手口もさながら数回の脱獄にも成功しております。劇中でも、あらゆる手口によって脱獄を繰り返しています。とくに次々と脱獄しては捕まる押収のシーンは笑えます。 本人の生い立ち自体も個性的で、けっこう魅力的です。 流石はジムキャリー、いちいち勢いのある演技でコメディとしても良質です。また、とあるシーンで意外と彼にも筋肉があることが確認できます。そのシーンは二重の意味で衝撃的ですが。 実は本作、本物のフィリップがラッセルの弁護士役として出演しています。ぜひとも確認してみてください。 また、ラストは現実と少し異なる締めくくりですが、個人的には大好きなシメです。ぜひとも笑って、実際の本人にも興味をもってください。
マジック・マイク
知名度はそこまでありませんが、視聴者の男女問わず筋肉を楽しめる最高の映画です。 ストリップがテーマの映画ですが、それほどドギツい描写があるわけではなく、せいぜいダンスに性的な要素が含まれている程度です。 チャニングテイタムとマシュマコノヒーの筋肉が隅々まで堪能できる最高の映画です。 踊りもさながら、ストリップショーとして楽しませる演出や仕掛けがあり、単調にならず映像でも楽しませてくれます。また、セル版では映像特典として映画に含まれなかったダンスまで収録されており、筋肉が踊り狂うところがしっかり堪能できます。 テイタムはおろか、マコノヒーまで筋肉をみせてくれるのは興奮しますね。 また、ドラマとしても優れており、主人公の葛藤や身の振りに対する悩みなど細かく描写されています。アダムの失態への対応も、いろいろ思うところがあります。 独立を目指して下積みをしているのに抜け出せない、そんな辛さが伝わってきます。実はテイタム自身も下積み時代にストリッパーをしており、本物が演じているとも言えます。彼自身はしっかり夢を叶えましたね。 視覚でタンパク質を堪能したい人にぜひともおすすめの作品です。
スクリーム
ハチャメチャを感じながら楽しめるホラー映画です。 ナイフを使った殺人鬼が登場し、それなりにゴア表現もあったりするのですが、それ以上に犯人の挙動が間抜けでコメディ的です。また、他作品への言及があったり「たしかに他のホラー映画はそうだね!」と妙に納得して面白いです。 メタ表現ではないのですが、限りなくそれに近いセリフやお遊びがあって映画好きなら楽しめると思います。いわゆる映画のお約束ですね。妙にセクシーだったりすると殺されるとか。実は冒頭シーンの女性はETやチャーリーズエンジェルで有名なドリューバリモアです。 また、本作は珍しく渕崎ゆり子がブロンドの吹き替えをしています。意外としっくりくるもので、個人的にはお気に入りだったので続投してほしかったです。 おちなのですが、まあまあ秀逸です。そうきたか、とはなりませんが、けっこう意外です。ただ、それを実行するシーンまでもが間が抜けており、「なにをしているんだ」と面白くなってきます。演出含め、とことん面白い映画です。
ハート・ロッカー
ゼロダークサーティやデトロイトで有名なキャスリーンビグロー監督の代表作。 イラク戦争の爆弾処理がテーマの戦争映画であり、人物描写や一部アクションシーンが非常に優秀な映画です。 爆弾処理における緊張感がよく描かれており、彼ら米軍兵士は何が怖いかというと一般人とテロリストの区別がつきにくいところなんですよね。仲間が処理に近づくとき、味方は周囲にテロリストがいないか警戒するのですが、どれが敵なのかわからない(どいつもこいつも同じアラブ人に見える)ため、どう警戒したらいいのかすら曖昧です。だからこそ、サンボーンはワンマンなジェームズに切れ散らかします。しかし、そのジェームズの大胆さによって救われることもあります。 戦争の緊張感もそうですが、銃撃戦の描写が意外と良質です。途中、あやしい建物に突入するシーンがあるのですが、こちらきちんと互いの死角をつぶしながら奥へ入っていきます。わかる人にはたまらないシーンです。また、対戦車ライフルで狙撃するシーンもちゃんと長距離による時差の着弾や、装弾不良の解消だったり、ジュースを用意して射手に飲ませたり、貴重な描写が多いです。こういう表現があると、とても嬉しくなりますね。 イラク戦争の描写もさながら、アクションも優れている貴重な一作です。
ワイルド・スピード ICE BREAK
すっかり筋肉・銃・車のイメージが強くなった本シリーズ。ジェットブレイクまで鑑賞済みですが、本作が一番お気に入りです。 おそらく本作が一番スキンヘッド筋肉成分を多く含有しています。立っているだけで最高ですね。キャスティングもさながら冒頭のレースも初期作品リスペクトを感じられるし、それによって途中の展開に影響を与えるので好きです。走り屋としてのプライドを感じるやりとりは胸が熱くなりますね。 ドウェインジョンソンとジェイソンステイサムの刑務所シーンも圧巻です。どちらも囚人服が似合うし、それぞれの個性がよくマッチしています。ボブズが袖を引き裂いた囚人服で監獄トレーニングするだけで面白いんですよね。アクションに展開するときもゴム弾を胸板で弾いており、彼だからこそ光るシーンです。 ファミリー描写も本作が好きです。途中、残念なことになりますがドムが息子にブライアンと名付けるシーンは涙なしにはみられません。実はヴィンディーゼル自身も現実で同じことをしており、裏エピソードも相まって暖かい話です。
セブン
いわずとしれた胸糞サスペンス映画の代表選手です。 こうして改めて確認するとブラッドピット、モーガンフリーマン、グウィネスパルトロー、ケヴィンスペイシーと珍しいキャスティングでもあります。今となっては約1名は本物の犯罪者となりましたが。 作品自体は七つの大罪をモデルとしたシリアルキラーの事件で、それぞれの被害者にカトリック的罪があるとされています。また、犯人を追うための捜査としてプロファイリングの手法が用いられております。犯人の心理を理解して逮捕を早めようという試みで、宗教的要素が犯行に出ているため、なんとなく犯人に対するイメージを持ちながら鑑賞できます。 赴任してきた警官と妻が新しい場所で何とか生きていこうとしており、カフェでその妻とベテラン警官の会話にはとても泣かされます。このシーンは衝撃的なラストに効いており、たまりません。 グウィネスパルトローが本作に関連した写真をアップしており、そちらはとても面白くて必見です。
羊たちの沈黙
犯罪プロファイリング、ドラマ・クリミナルマインドで耳にしたことがある人もいるんではないでしょうか。これは犯罪者の心理を理解し、どのような行動をするのか類推することによって円滑な逮捕を目指すのが目的です。本作も同様に容疑者の心理へ理解を深め、逮捕しようとするものです。 また、この試みはあくまでも行動を予測して逮捕することが目的なので証拠能力はなく法廷までの描写はありません。この理解を深めるときに貢献するのが「他の犯罪者へのインタビュー」です。こちらの作品でもアンソニーホプキンスが演じる食人の精神科医ハンニバルレクターへ、ジョディフォスターが演じるFBI捜査官がインタビューによる捜査協力を求めます。 ホプキンスは関連資料による徹底的な役の作りこみはせず、イメージを深めることによる演技で有名ですがレクター博士の不気味さは見事です。新米捜査官に対する余裕のある態度、セリフにはぞくぞくさせられます。一方で、他の囚人の無礼に対する謝罪など二面性が感じられて、いいですね。現実のシリアルキラーにも、こうした二面性は普通にある傾向です。 全体的なストーリーとしても、とても優れており不気味さに浸ることのできる名作です。
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