万引き家族
このレビューにはネタバレが含まれています
第9地区
哀しき獣
インターステラー
ラストスタンド
007 スカイフォール
メン・イン・ブラック
もともとアメコミなどでネタになる、米国の都市伝説をもとに作られた映画です。普段の日常の景色の中で、コミカルだったりグロイ宇宙人やハイテクのグッズが出てくるところが何かと笑えます。トミー・リー・ジョーンズは終始仏頂面で演じていて、ウィル・スミスは何かと大げさに驚く対比が面白いです。物語のベースはよくあるバディ物なので、見ていて単純に楽しめる映画です。何かとアメリカのサブカルチャーで取り上げられる宇宙人やそれを隠そうとする政府の秘密組織ですが、本作ではそのようなネタを大掛かりなセットやCGを使って映画化しています。政府組織が秘密に色々な事をする設定は、アメリカ人の連邦政府への不信が昔からあるからなのでしょう。最近はたくさんのアメコミがCGを使って映画化されていますが、当時の技術でここまで作れたのはすごいと思います。
ギャングース
サイケ(高杉真宙)、カズキ(加藤諒)、タケオ(渡辺大知)の三人は、少年院を出たのち、3人で詐欺の事務所の金庫の強奪を始めます。少年院出身で、資格も住居もないので、普通に働くこともできないため、オレオレ詐欺グループのお金を奪い、自分たちで何かを始めることを夢見て強奪を続けているのでした。しかし、少年院が同じだった半グレのグループに目を付けられ、すべて奪い取られたため、詐欺グループの上にいる金主の資金を奪うことを計画します。 いかに格差と貧困が子供に大きな影響を与えるかがよく解る映画です。現代日本の格差の最底辺にいる少年たちのサバイバル青春犯罪映画となっています。詐欺グループの描写に関しても、リアルな描写になっていました。一つの映画の中に、様々なテーマが詰め込まれています。ダークな素材を軽快に描いた力作です。福祉、療育関係者にはお勧めです。
1917 命をかけた伝令
エリン・ブロコビッチ
くちづけ
相模原の事件の後に、どのような内容の映画かは知らずに鑑賞しました。 知的障碍者のグループホームを舞台にした映画ですが、時々街なかで見かける知的障碍を持つ子供が大人になった後にどのように過ごしているかを知らなかったので、大人になってから本人や親族、周囲の人がいかに大変かが解りました。 実際に知的な障碍があると日常的にどのような困難やトラブルがあるのかがユーモアを交えてわかりやすく描かれていました。 竹中直人と貫地谷しほり演じる親子を中心にストーリーは進みますが、何かとコミカルに軽妙に描かれていますが、内容はとても重く、考えさせるものです。 成人した障碍者の生活に関しては、これまでは主に親が世話することが多かったそうですが、高齢者介護がビジネスとして広まったように、障碍者介助もさまざまなグループホームなどができて広まっているようです。
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