DUNE/デューン 砂の惑星の町山智浩さんの解説レビュー
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映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』(https://www.tbsradio.jp/tama954/)で、『DUNE/デューン 砂の惑星』のネタバレなし解説を紹介されていましたので書き起こしします。
映画視聴前の前情報として、また、映画を見た後の解説や考察レビューとして是非ご参考ください。
町山さん『DUNE/デューン 砂の惑星』解説レビューの概要
①ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作映画『DUNE/デューン 砂の惑星』
②制作費が1本だけで○○○ドル
③紀元1万年の未来で砂漠の惑星の取り合い・覇権争いを描く大河ロマン
④映画館で見るべき大スペクタル
※○○の中に入る文章は、この記事の1番最後で公開しています。
TBSラジオたまむすびでラジオ音源を聞いて頂くか、書き起こし全文をご覧頂くか、この記事の1番最後を見て頂く事で判明します。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作映画『DUNE/デューン 砂の惑星』
(町山智浩)
で、その『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー2049』という映画を撮った、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作映画も同時公開なんですよ。
(山里亮太)
ほお!
(町山智浩)
それは『DUNE/デューン 砂の惑星』というこれ、SF超大作です。
(赤江珠緒)
へぇ〜・・!
制作費が1本だけで1億6500万ドル
(町山智浩)
二部作のうちの前編で、制作費がですね、まぁとんでもない・・これだけで、1本だけで1億6500万ドルというとんでもない超大作なんですけども。
(赤江珠緒)
んー!!
紀元1万年の未来で砂漠の惑星の取り合い・覇権争いを描く大河ロマン
(町山智浩)
はい。これがなんとスケールがめちゃくちゃデカくて、紀元1万年の未来なんですよ。で、人類が銀河全体に移民していって、巨大な銀河帝国を築いてる時代が舞台で、そこに砂漠の惑星がありまして、その砂漠の惑星の取り合い・覇権争いを描く大河ロマンです。はい。
で、これ原作はですね、全世界で何千万部も読まれてきたベストセラーなんですけども、はい。その砂の惑星にはね、ある薬が取れるんですね。で、その薬は人間の老化を防ぐだけじゃなくて、超能力を与える薬で非常に貴重な物なので、その惑星を制覇した者が銀河系を支配すると言われてるんで取り合いになるんですよ。
(赤江珠緒)
おぉ〜!
(町山智浩)
でね、その銀河征服を企む悪の男爵の陰謀で父親を殺されてしまった貴族の青年をティモシー・シャラメ・・あの美青年のね。
(山里亮太)
あー!はい!
ティモシー・シャラメ主演
(町山智浩)
彼が演じて、彼が砂漠を放浪しながら、砂漠の民と手を結んで反乱を起こすという話で、まぁ早い話が『アラビアのロレンス』というまぁ大作がありましたが。
(赤江珠緒)
そうですね!
(町山智浩)
あれのSF版で、しかもその・・宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』にも非常に大きな影響を与えたんですね、原作は。
(赤江珠緒)
あっ、そうですか。一面砂で。
(町山智浩)
これ見るとわかるんですけど、王蟲みたいな巨大な虫が出てくるんですよ。
(赤江珠緒)
ふーん!
(町山智浩)
で、まぁそういう大スペクタクルなんですけど、これはね、是非映画館で見て頂きたいんですよ。
(山里亮太)
なるほど。
映画館で見るべき大スペクタル
(町山智浩)
今、コロナのせいで映画はネットで、パソコンで見って人が多いんですけど、テレビとかで見るとかね。これだけはもう、広大な、その砂漠で、もう人間がちっちゃい点のようになってるような状況っていうのを見ますから、中国の歴史物とかと同じでこれ、大スクリーンで見ないとあんまり意味ないんですよ。
(赤江珠緒)
この規模の映画はねぇ。そうですか。
(町山智浩)
はい。だからこの『DUNE/デューン 砂の惑星』は、もう映画館で是非、大スクリーンでご覧になって頂きたいと、いう事ですね。
※書き起こし終わり
○○に入る言葉のこたえ
②1本だけで1億6500万ドル